シャンバラ教導団

　10月30日。
　この日は人々の家を訪問してお菓子をくれないといたずらしちゃうぞぉ〜っというともらえるのです。
　しかしエリザベート・ワルプルギス（えりざべーと・わるぷるぎす）は、これだけでは満足しない様子で、その数日前から何やら企画を考えているようです。

「後数日でハロウィンですねぇ楽しみですぅ♪
お菓子をもらいにいろんな人たちのお家に訪問するのもいいですけど、今年はもっと違うことをしたいですねぇ」
「何じゃエリザベート、お菓子がいらんのなら私がもらうぞ！」
　アーデルハイト・ワルプルギス（あーでるはいと・わるぷるぎす）は大人気なく彼女の分もいただいてしまおうと杖をフリフリ言いました。
「あげないですぅーっ。
ただもらいに行くだけじゃなくて、目の前で作ってもらえる手作りが欲しいんですよぉ〜。
作ってもらうお菓子のテーマは、ハロウィンですぅ〜っ！
最高のパティシエを目指して競ってもらうですぅ！！
優勝した方のみ、私からトロフィーをあげますよぉ」
「ふむ、他校の生徒も参加可能にしておくのじゃ。
では早くサイトに告知しよう！
おっと、作る参加者はそれらしく仮装してもらわないとのぅ」
　いろんなお菓子を食べたいがためにアーデルハイトは、エリザベートにイルミンスール魔法学校のインターネットサイトに告知するように言いました。

「目の前で作ってもらえるんだねぇ、いいなぁ…」
　エリザベートたちがパティシエコンテストを開催するという告知を見た桜井　静香（さくらい・しずか）は、興味津々にPCの画面を見つめました。
「美しいお菓子が見てみたいですわね、わたくしは行きますけど静香さんはどうしますの？」
　ラズィーヤ・ヴァイシャリー（らずぃーや・う゛ぁいしゃりー）は美しいものが見てみたいと行くことにしました。
「うん、試食が出来るみたいだし行ってみようかな。
どんなの作るのか楽しみだね。
仮装していこうと思うけど、天使とかどうかなぁ」
「いつもと違う雰囲気にして悪魔はどうですの？」
「えぇ！？僕に似合うのかな…？
んー…迷うっちゃうねぇ」
　静香はクローゼットを開けて衣装選びを始めました。

さて、今年のNumber1パティシエの称号を手にするのはいったい誰なのでしょうか。

舞台はイルミンスールですが、他の所属学校でもご参加いただけます。
カフェの場所をコンテスト会場用に利用し、エリザベートたちやPCたちが見ているその場で作って完成させていただきます。
お菓子を作るのに必要なオーブンなどは、コンテスト当日の2日前から会場内にご用意してあります。
トロフィーのアイテム配布は出来ませんので予めご了承ください。
GAの場合はその全員に渡されることになります。

【注意事項】
コンテストに参加する方は必ず仮装してください。
作業は当日の2日前を含む3日間です。
お菓子の試食と評価の発表が出来る時間を考慮していただかないと「完成に間に合わなかったわ」という場合もあるからです。
味・美しい見た目・ユーモアなど、全て対象とさせていただくため、出品点数が多くても有利になることはありません。

試食する側は仮装でなく私服でも可能です。
GAでも個人でも大ババ様たちの評価は変わりませんので、友達同士や恋人同士でなどでもご自由にご参加ください。

お菓子作りに参加する場合、サンプルのままでは評価対象になりませんのでご注意ください。
NPCと一緒に作っても構いませんが、NPCに完成させたりPCが中心に作っていないものは評価出来ません。

例
○○を作る。
材料名：○○、○○、○○、○○。
手順：1、○○を○○する。2、○○する。
完成予想雰囲気：○○。

飴細工を作る。
材料：水飴、食紅、チョコ。
手順：1、水飴を白くなるまで何度も伸ばして気泡を含ませ、晒し飴を作る。
　　　2、丸めた飴を棒につけて延ばして大まかに形を作りる。
　　　3、ハサミを入れてカボチャのお化けの形に整える。
　　　4、食紅で橙炉に着色する。
　　　5、目と口の部分に溶かしたチョコをつけて完成。
完成予想雰囲気：ジャックオウランタン。

作品のタイトルもあるといいかもしれませんね。
スキルを使って華やかに表現することも可能です。
1人分の分量表記をする必要はありません。
洋風オンリーノリではないので、和風でも中華風でもどこかの国のような雰囲気でも大丈夫です。

Number1以外の称号もあります。
称号はGAでも発案者だけでなく、対象となる全員に配布します。
必ず本校のPCに称号が与えられるわけではなく、他校の生徒が得る可能性もありますので予めご了承ください。
それでは皆様の甘い香りのアクションをお待ちしております。

・ハロウィンに相応しいお菓子を作る。

・出来上がったお菓子を試食しながら参加者と会話する。