地球とパラミタの境界で(後編) リアクション公開中! |
シナリオガイド【イコン参加可】試す者、試される者。生徒会選挙の投票が今、始まる。
シナリオ名:地球とパラミタの境界で(後編) / 担当マスター:
識上 蒼
* * * ――聖カテリーナアカデミー。 「……と、いうことで、初めて『聖歌隊』の存在を対外的に示すことになったわ」 幼い容姿の校長、シスター・エルザは眼前にいる少年少女に告げました。「ただ、さすがに七組全員とはいかないわ。今回は軽い挨拶代わりだし、二組よ。向こうの学校はチームを組んで戦うのが得意だから、【メタトロン】と【サンダルフォン】が適任ね」 「校長センセー、ちゃんと向こうには話通ってるんだよね? 今回のやつ」 「もちろん。『天御柱学院は』ちゃんと知ってるわ。だから、ドミニクちゃん達は準備を始めて頂戴ね」 天御柱学院へ向こうことになった二組を含めた『聖歌隊』メンバーが校長室を出る時、エルザは一組を呼び止めました。 「……相変わらず、人が悪いですよ。今の、半分嘘のようなものじゃないですか」 「え? あたし、何も『訓練をしているパイロットも知っている』なんて一言も言ってないわよ。学院は把握しているけど、互いに伝えないことで合意しているわ。大丈夫、武器は全部非殺傷性のものだから」 「でも、何でまたお互いに?」 今度は、少女の方が尋ねました。 「向こう、今生徒会選挙なんてものやってるみたいだから、ちょっと協力することにしたのよ。うちの子達は強いけど、まだ世界を知らない。お互い、『想定外』の事態に――物事というのは想定していようが、不意に起こるものよ。その時、どれだけ対応出来るか。それを確かめるためよ」 一呼吸おいて、エルザが少年と少女に笑顔で告げました。 「ってなわけで、ヤバくなったら仲裁と事情説明宜しくね☆ イコンの二、三十機を相手に出来るあなた達なら、間に割って入るくらい余裕でしょう?」 「そんなの、いくら【ミカエル】に乗ったとしても、相手がシュメッターリンクでもない限り無理ですよ」 そうは言っても、彼らが引き受けることをエルザは知っていました。 「それでも、やれるだけのことはやってみます」 「ずっと会いたがってた『彼女』に会えるいいわね」 「はい」 アカデミーのナンバー2もまた、天学に向けて発進することになりました。 * * * ――海京、西地区。 『海京には無事に着いたようだナ』 「改めて、依頼の内容を確認させてもらうヨ」 チャイナドレスの少女は、今回の仕事の依頼主と電話していました。 「NGS―HF01の存在を確認する。別に確保とかはしなくていい、ってことだネ」 『そうダ。あれがそうであるというのはほぼ確実だガ、まずは証拠が欲しイ。見た目では判断出来ないからナ。 それにしてモ、仙人と謳われた「新世紀の六人」の一人、老師・藍が育てた孤児ガ、裏の仕事に手を染めていたとはナ』 「お師匠様を知っていたことには驚いたヨ。じゃ、次は仕事が済んだら連絡するネ」 様々な思惑が絡み合う中、いよいよ生徒会執行部役員選挙の投票日を迎えました。 担当マスターより▼担当マスター ▼マスターコメント
識上です。 ▼サンプルアクション ・生徒会役員に立候補する(会計監査) ・風紀委員の捜査に協力する ・模擬戦 ▼予約受付締切日 (既に締切を迎えました) 2012年02月14日10:30まで ▼参加者募集締切日(既に締切を迎えました) 2012年02月15日10:30まで ▼アクション締切日(既に締切を迎えました) 2012年02月19日10:30まで ▼リアクション公開予定日(現在公開中です) 2012年03月11日 |
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