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シルバーソーン(第1回/全2回)

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シナリオガイド

戦艦島――それはいにしえより息を吹き返した運命の場所。
シナリオ名:シルバーソーン(第1回/全2回) / 担当マスター: 寺岡 志乃

 晴れ渡った冬のある日、金の縁取りの入った1通の招待状がカナン領主、シャンバラの各校へ届きました。


「まあ」
 シャムス・ニヌア(しゃむす・にぬあ)の肩越しに覗き込み、美しいカリグラフィーの絵文字で綴られた表の連名を見て、エンヘドゥ・ニヌア(えんへどぅ・にぬあ)が驚きの声をあげます。その口元は、しかしすぐに穏やかな笑みへと変わりました。
「これはすばらしいことですわね。あの御方は、ここ数年本当におつらいこと続きでしたから」
「うむ」
 シャムスも同意し、詳細な内容へと目を通しはじめます。エンヘドゥもそうしていたのですが、文字を目で追ううちに、何かを思いついたふうにその目がいたずらな光を放ち始めました。
「お姉さま、もちろん出席なさいますのでしょう? わたくしがお支度をお手伝いさせていただきますわね」
「……え? いや、しかし」
「そう身構えられる必要はありませんわ。ご安心なさってください。女領主にふさわしいご衣裳を整えさせていただきますから」
 過去のいきさつから警戒するシャムスの前、エンヘドゥは満面の笑みでそう請け負ったのでした。



 同時刻。招待状はウヌグの西カナン領主ドン・マルドゥーク(どん・まるどぅーく)の元へも届いていました。
「なんと! これはめでたい!」
「どうしたんですか? あなた」
 マルドゥークの上げた声を聞きつけて、妻のザルバが現れます。夫の手から抜き取った招待状に目を通し、口元をほころばせました。
「すぐ出立するぞ! 準備だ、ザルバ!」
「はいはい。ですがその前に、礼服が合うか一度試してみましょう。なにしろ前に着てからもうかなり経ちますから」
 今にも飛び出して行きそうなマルドゥークを諭して、ザルバはメイドに持ってこさせた服を着衣させました。
「あらあなた。少し胴回りがお痩せになられたようですわね」
「おお、そうか!」
「ええ。ここをお詰めしましょう」
「うんうん。ネルガルの乱にザナドゥと、ここ最近激務だったからな。そのせいだろう!」
 ほんの少しゆるくなったズボンに、マルドゥークは上機嫌です。まるで子どものようにはしゃぐ夫を見て、ザルバはくすくす笑いながらズボンをたたんで腕にかけたのでした。



 そして北カナン・光の神殿に座したイナンナ・ワルプルギス(いなんな・わるぷるぎす)もまた、届いた招待状へと目を走らせていました。
 少しの間考え込み、女神官ニンフルサグを呼び寄せます。
「お呼びでしょうか、イナンナ様」
「ああ、今日はいたのね。よかったわ」
「――は?」
 金糸の縫い取りが入った紫の神官服のフードの下で、ニンフルサグが目をしぱたかせます。
「あなた最近、ときどき姿が見えなくなるでしょう?」
「それは……す、すみません、でも、あの……決して神殿をおろそかにしているわけでは……っ」
「いいのよ。あなたがまた市井へ出られるようになったのであれば、それはすばらしいことだから」
 かつて奈落人アバドンに憑依され、カナンの人々を苦しめてきた過去を持つ彼女は、常にその罪悪感にさいなまれ、自分のこれからは彼らへの贖罪のためにあるのだとまで思い詰めていました。
 イナンナは、彼女がこの神殿から出て人々に接することにためらいを持っていたことを知っています。そんな彼女が再び人々と接する道を踏み出したことを、心から喜んでいました。そのためであれば、少々神殿の務めをおろそかにすることなどなんということはありません。
 イナンナの浮かべた慈愛の笑みに、ニンフルサグはとまどったような表情でほおを赤くすると、それを隠すようにうつむきました。
「それで、あの……どういったご用件でしょうか…」
「ああ、そうね。これから東カナンへ行きます。神官騎士たちに供の用意をさせて。それから私が留守の間、あなたがここの預かりをしてちょうだい。その間は、神殿を空けないようにね」
「承りました」
 ニンフルサグは膝を折り、深々と頭を下げました。



 そうして彼らは東カナン・アガデの都へと集結したのです。東カナン領主バァル・ハダド(ばぁる・はだど)とアーンセト家令嬢アナト=ユテ・アーンセトの結婚式へ出席するために……。


*         *         *


 東カナン領主の結婚式は、少し風変わりなものでした。列席する者たちは皆、軍服による礼装、帯剣をしています。そして花婿である領主自身、まとっているのは軍服でした。戦争のさなか、兵たちの見守るなかで式を行った始祖から受け継ぐ伝統だということです。
 エンヘドゥの歯噛みする姿が目に見えるようです。周囲の者たちに視線を走らせ、シャムスは内心ほっとしていました。顔には決して出しませんでしたが。
 大勢の人々が見守る中、式はつつがなく進行し、2人は祭壇に立つ女神イナンナから祝福を授かりました。手に手を重ね、至福のときも苦難のときもともに歩むと誓います。左右に並んだ12騎士や将軍たちが槍の穂先を交互に重ねて作ったアーチをくぐり、満場の拍手の中、礼拝堂を出ようとしたとき。それは現れたのでした。

『イナンナ!! バァル!! シャムス!!』

 扉を破壊して飛び込んできた暴風が、礼拝堂じゅうを吹き荒れました。風は唖然となった人々を容赦なく翻弄し、床へたたきつけます。暴風の中央にいたのは、金の瞳を持つ黒き闇――。
「おまえは、モレク!」
 イナンナは糾弾するようにその名を呼びました。白き輝きに包まれた彼女の周りだけは、風は穏やかな微風となっています。
『アバドン様ばかりか、よくもバルバトス様を……。許さない……おまえたちだけは、絶対に許すものか……!』
 その声は怒りばかりでなく、苦しみにも震えていました。もはやかつての人型をとれないでいることからも、彼が最後の力をかき集めて復讐に現れたことが分かります。どこか人知れぬ地で力を蓄えれば、再びあのときの姿で復活することも可能だったでしょうに……それよりも復讐を選んだ彼の怨嗟は、すさまじいものでした。
『受けとるがいい!!』
 モレクの闇から影のような矢が撃ち出されました。それはイナンナの清らかな輝きに触れた一瞬で霧と化し、散じます。けれど、ほかの者たちはそうはいきませんでした。
「危ない、バァルさま!」
 アナトが身を投げ出してバァルをかばい、矢に貫かれました。
 となりのシャムスをかばったセテカ・タイフォン(せてか・たいふぉん)もまた……。
 わずかに遅れて、シャムスの放ったティファレトの矢がモレクの眉間を射抜きます。
『ギャアアアァァァーーーーッ!!』
 世界樹セフィロトの光輝を受けて、モレクは瞬時に散りました。今度こそ、彼はこの世界から完全に消滅したのでした。



「それで、2人の容態は?」
 バァルからの切迫した問いに、薬師は答えました。
「混濁していますが、意識はかろうじてあります。痛みはさほど感じていないようです。ただ発熱がひどく、痺れが強くて動くことはできません」
 間もなく矢に塗られていた毒が判明しました。リュパスという名のその毒は遅行性で、幻覚と高熱、徐々に激しくなる痛みに苦しみ抜いたあげく死に至るというものでした。
 毒の種類が分かったのであれば解毒の方法も分かったはず。けれど薬師たちは毒の名前を知った瞬間から青ざめたまま、固い表情をしてうつむき、バァルと決して目を合わせようとしません。
「治療法は? 解毒剤があるのだろう!?」
 その問いに薬師たちはそろって力なく首を横に振りました。薬師長が持ち込んでいた本の1冊をとり上げ、とあるページを開いて見せます。
「この毒の治療にはこちらのシルバーソーンというイラクサが必要なのですが……この草は、はるか昔に失われてしまいました……今はもう、どこにもないのです……」
「個人差がありますが……おそらくもってあと5日……。ご婦人のアナトさまは、もう少し短いやもしれません……」
「そんなばかな!!」
 愕然となるバァルの背後、シャムスはきびすを返しました。
「シャムス殿?」
「南カナンへ戻る。向こうで何か有効な手立てが見つかるかもしれない」
「……頼む」



 アナトとセテカが運び込まれた部屋の前。一体どんな顔をして彼らにこのことを告げればいいのか……苦悩するバァルの元へ、彼の護衛を務める騎士の1人がおそるおそる近付いてきました。
「バァル様……あのぅ……」
「どうした」
 騎士は自信なさげに、おぼつかない声でたどたどしく告げました。先ほど薬師が見せたあの草の絵を見た覚えがある気がする、と。
「なんだと!?」
「あ、いえ……あのっ……その……多分、です。もう大分前なので、確証はないのですが…」
「どこだ! さっさと言え!」
「せ、戦艦島です! あそこを商業施設として修復する際に封鎖した地下で、あの草の描かれたラベルが貼られたボトルを見ましたっ!」
「戦艦島……そこにシルバーソーンが」
「だ、駄目です、バァル様!」
 さっそく向かおうとしたバァルを、騎士はあわてて引き止めました。
「あそこは先日モンスターの襲撃にあって、その巣窟となってしまっているんです! だれも近付けません!」
「――そうか…。だがそれでも、行かなくては」
 バァルは閉じられたドアに目を向け、より一層その意思を固めます。
 今この瞬間にも毒に蝕まれている2人の命を助けるため。己の命にも等しい、かけがえのない2人のために。
 本当にあるかどうかも分からない、騎士が見たというシルバーソーンの描かれたラベルのボトルを求め、バァルはモンスターの巣窟と化した戦艦島へ行くことを決意したのでした。


*         *         *


 そして今ここにもう1人、それを知る者が……。
「――よし。モレクはちゃんと己の役目を果たしたわけだな。やつらにそうと気付かれることなく」
 塔の最上階にて使い魔より報告を受けたその者は、ククッとのどを震わせます。
「さあ、お膳立てはしてやった。来るがいい、東カナン領主それにシャンバラのコントラクターども。再戦といこうじゃないか」
 フードを下ろし、長い髪を夕方の風になびかせ――酷薄な光を宿した目で、はアガデの方角を見つめていました。その口元に三日月の嗤いを刷いて……。

担当マスターより

▼担当マスター

寺岡 志乃

▼マスターコメント

 こんにちは、または初めまして、寺岡 志乃といいます。
 こちらは【カナン再生記】【ザナドゥ魔戦記】からの流れを汲む東カナンストーリーとなっていますが、2つのシリーズを知らなくても問題なく参加することができます。
 動機づけも、東カナン領主の結婚式に参加していた、復興したアガデに観光にきていた、町の者からモンスター退治を頼まれた、モンスターを倒して名を上げようと考えた、ここには幻のお宝があると耳にして手に入れようと考えた、などOKです。

 また、全2回のシナリオですが2人のGMによる前後編となっておりまして、第1回は寺岡志乃が、第2回は夜光ヤナギが担当いたします
 東カナンを舞台にした展開は第1回のみで、第2回は南カナンが舞台となります。参加制限は特に設けませんのでお気軽にご参加ください。
 よろしくお願いいたします。


●シルバーソーンについて
 イラクサの一種で高さは80センチほど。葉や茎全体が白銀の産毛のような毛に覆われ、銀色に見えることからこの名前がついています。茎には針状のトゲ(刺毛)があり、葉も鋸歯で、どちらも刺さると執拗なかゆみを伴い数日間悩まされます。しかし煎じればさまざまな効能ある薬となり、万能薬として重宝されました。そのため乱獲にあって数百年前に絶滅。今では幻の薬草となり、ごくごくまれにわずかな量が闇市で高値で売買されることがある程度です。
 これの乾燥した茎と葉が入ったボトルが戦艦島の地下の一室にあるらしいのですが…。

●戦艦島について
 かつてネルガルの圧制によって東カナンが荒廃したとき、覆っていた緑が枯れることによって姿を現した巨大な船です。その形状から地上戦艦であったと思われますが、いつからどうしてそこにあったのかは定かでありません。
 東カナンにやって来たコントラクターたちにより発見されました。下部が埋もれて後方に傾いています。外観はできる限りそのままに、屋上(甲板部)に塔(通称『種モミの塔』)を建設。さらに内部を改装して3階建てデパートの商業施設へ改築されています。その際、埋もれた下部(約3階分)は不要として調査後封鎖されました。
 その後コントラクターたちから付近の町へ譲渡され、町営デパートとして運営されていましたが、数日前モンスターの襲撃にあって現在はモンスターの巣窟と化しています。

●NPCについて
 イナンナ、マルドゥークは2人を救う方法がないか探すため、自国へ戻りました。
 シャムスも南カナンへ戻りました。第1回では登場しません。彼女と接触するアクションは、もしかけられたとしても前日あるいは当日の結婚式が始まる前のものとなります。
 セテカ、アナトは高熱から意識が混濁状態です。体力の消耗を避けるためにも会話はほとんど望めません。また、治癒にはシルバーソーンが不可欠で、それ以外の行為はすべて進行をわずかに遅らせる程度にしか効果がありません。通常状態の2人にかけるアクションは前日あるいは当日の結婚式が始まる前のものとなります。
 バァルは戦艦島へ行きます。
 その他東カナンNPCはアクションがかかれば登場しますが、内容によっては期待に添えない可能性もあります。

●ボトルについて (PL情報)
 存在します。地下3階にあるいずれかの部屋の棚の中に2つあります。1つが大体350ミリペットボトル程度の大きさになります。ただし、ここは医務室ですのでほかにも似た瓶がいろいろあります。間違えないようにしましょう。

●現在の戦艦島について
 モンスターの襲撃を受けたせいであちこち床や天井が崩落してかなり危険な状態です。西の端と東の端で1つずつある階段も複数個所で崩壊し、通りにくくなっています。
 1階入口は瓦礫で埋まってしまっています。瓦礫を強引に吹き飛ばそうとすれば傷んだ戦艦島がさらに崩れる可能性がありますし、モンスターも音を聞きつけて集まってくるでしょう。ほかの階から侵入するか、あるいはモンスターに気付かれない侵入方法を考えてください。
 襲撃前、地下は封鎖されていましたが、モンスターによって入口を破壊されて侵入されています。
 内部地上階は各テナントのフロアになっています。シャンバラから輸入されているため、普通のデパートで見られるような日用品は大抵ありますが、モンスター襲撃の際破壊されている物がほとんどです。運良く残っていれば、使用可能な物もあるかもしれません。しかしダンボール(中)以上の大きさの物は破損して動かなくなっており、電気を使用しなければ動かない物は最初からありません。(例:使用不可…チェーンソー、芝刈り機/使用可…バット、ボール)
 屋上……ハルピュイアが10匹ほど柵や種モミの塔にとまっています。近付く者がいれば襲いかかってきます。
 内部……オルトス(地上階)、エンディム(地上階)、グール(地下階)、エンプサ(地下階)、スライム(全ての階)がいます。

●モンスターについて
 ハルピュイア……女性の顔と胸を持つ体長130〜150センチの人面鳥です。武器は翼、鉤爪。体当たり攻撃もよくします。猛禽で貪欲。食べ物に目がありません。
 オルトス……双頭の猛犬です。体高60〜70センチ。武器は牙と爪。牙にかかると一定時間麻痺になります。猛スピードで追いかけてきます。カーブ、階段が苦手。5頭前後の群れで行動しています。
 エンディム……双頭の白蛇です。ほのかに燐光を発しています。アンデッドの群れ(約20体)を操ります。エンディム自身にはほぼ攻撃力はありません。牙に毒があります。魔法攻撃は一切受けつけません。体長約3メートル、鎌首をもたげると1.3メートルほどの高さになります。
 グール……食屍鬼です。約2メートルの上背があります。棍棒あるいは槍を持ち、交戦的。あまり賢くなく、人語を解しません。痛覚が鈍いこともあり肉弾戦に強く、肉体的な強度があります。動く物は何でも殴り殺してむさぼるため、近付くと悪臭がします。爪、牙は不衛生で雑菌だらけ。傷を負えば治療が必要になります。
 エンプサ……キメラです。歌声で精神攻撃を仕掛けてきます。疑心を沸かせたり、恐怖をかきたてたり、疲労感を感じさせたりします。聖別化された武器、神聖な力を恐れます。
 スライム……アメーバ状の粘性のモンスターです。特に攻撃力はありませんが、天井から降ったり忍び寄って足に絡みついてきたりして拘束します。戦闘中に絡みつかれると厄介です。火、熱を発する物が苦手です。


※注意点
1.戦艦島内部は廃墟であかりがありません。地上階はまだ窓や壁にあいた穴から光が入りますが、地下3階は全部真っ暗です。対策が必要です。
2.モンスターたちは登場時の位置です。アクションによっては地上階・地下階入り乱れる可能性があります。
3.現在戦艦島は襲撃で大変もろくなっています。攻撃の際は気をつけないと、崩落・崩壊する可能性があります。
4.戦艦島の内部についてですが、掲示板企画にご参加いただき、商業施設戦艦島構築にご尽力された方は内部構造を知っていますが、参加されていない方は各フロア階段横にある艦内図を見るまで内部が把握できません。階段がどこにあるかもです。アクションによっては迷う可能性大です。そのことを考慮してアクションを組み立ててください。企画参加されたことのある方はアクション末尾に【参】を入れておいてください。
5.の存在は、東カナン側はだれも知りません。ただし、悪役の方はの配下あるいは協力者として動くことが可能です。地下階、地上階、外で東カナン側と対峙することができます。注意点としましては、モンスターはエンプサ以外は知能が低く、敵味方の区別がつかないということです。彼の配下だろうと襲ってきます。モンスターにやられてしまう可能性もありますので気をつけてください。


 それでは、皆さんの個性あふれるアクションをお待ちしております。

▼サンプルアクション

・モンスターと戦う

・アナト、セテカを治療する

・戦艦島を商業施設に戻す

・手に入れた薬を売る

・「彼」の側につく

▼予約受付締切日 (既に締切を迎えました)

2012年03月12日10:30まで

▼参加者募集締切日(既に締切を迎えました)

2012年03月13日10:30まで

▼アクション締切日(既に締切を迎えました)

2012年03月17日10:30まで

▼リアクション公開予定日(現在公開中です)

2012年04月04日


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