シナリオガイド
瀕死のグリフォンパピーを守るため、怒りの剣が蒼穹に舞う!
シナリオ名:グリフォンパピーを救え! / 担当マスター:
悠崎仁
シャンバラ教導団から北方2キロの地点にある駐屯地付近に1頭のグリフォンパピー(グリフォンの子供)が墜落しました。不思議なことに、自動迎撃システムが作動しなかったのですが、その理由はすぐにわかりました。
姿形がコリー犬によく似たかわいいそのパピーは、極度の栄養失調。自動迎撃システムが熱源や生体反応を感知できないほど衰弱していたのです。
グリフォンは、これまでも生徒たちを悩ませていた空の王者。成獣になれば、ドラゴンさえも捕食するほどです。今のうちに殺すべきだ、という意見が湧き起こります。
しかし、軍医候補生や一部の生徒は、強硬に殺処分に反対します。グリフォンやドラゴンは、高速回転する機械音を嫌うから、攻撃を仕掛けてくるだけで人間への敵意はない。シャンバラ教導団が国家建設を標榜するなら、モンスターたちとの共生も避けては通れないはずだ。
意見が割れる中、事態は急変します。アラート(警戒態勢)2から1へ! シャンバラ人の飛行艇10機が接近しているのです。編隊を組まず、迎撃を恐れず、やみくもに突入する戦術。
理由はわかりません。でも、特攻機は、明らかに、この息も絶え絶えのグリフォンの子供を狙っているのです。今にも消えそうな命に、さらにとどめまで刺そうとしているのです。
生徒たちの目に映るもの、それは、荒い息を吐きながら、まるで自分たちに助けを求めるような弱々しいパピーの姿。
生徒たちの胸に言いしれぬ怒りと悲しみが燃え上がります。迎撃する!
しかし、敵の狙いがグリフォンパピーである以上、パピーを隠す必要があります。運良く、パピーの墜落場所は、洞窟のそば。5メートル近い体長のパピーには窮屈ですが、そこに運び入れるしかないようです。
衰弱しているとはいえ、700キロ近い巨体。それを戦闘の中、移動させ、治療しなければなりません。
でも、生徒たちにあきらめるつもりはないようです。迎撃に立ち上がる生徒たち。そのときでした。敵機の機銃弾が、パピーを貫いたのです!
担当マスターより
▼担当マスター
悠崎仁
▼マスターコメント
ようこそ、シャンバラ教導団へ。
ご存知のように、ここは、ただの学校ではありません。
戦う意思と勇気と誇りとちからを持つ者、そう「戦士」しか生き抜くことができない場所です。
あなたに問います。あなたは、「戦士」ですか。
そして、戦士とはなんですか?
それが試される事件が勃発します。
弱り、傷つき、墜落したグリフォンパピー。
助けても、なんの甲斐もないかもしれません。むしろ、大陸の秩序に害をなす存在に成長するだけかもしれない。
でも、今、そこに倒れているもの、それは、敵に追われ、死に近づく、ただの幼いいのち。
あなたに助けを求める眼をしたかわいい犬のような姿のいのち。
パピーといえどもモンスター。あっさり殺しても教導団は、あなたを罪には問わないでしょう。
あなたは、どうしますか?
その引き金を、あなたは何に向けて引きますか?
もういちど、問います。
戦士とは、なんですか? あなたは、戦士ですか?
▼サンプルアクション
・パピーに特攻機を近づけさせない。
・対空防御とパピー救助の援護。
・パピーを洞窟に引き入れる。
・パピーのいのちを救う。
▼予約受付締切日
(既に締切を迎えました)
2009年07月02日10:30まで
▼参加者募集締切日(既に締切を迎えました)
2009年07月03日10:30まで
▼アクション締切日(既に締切を迎えました)
2009年07月07日10:30まで
▼リアクション公開予定日(現在公開中です)
2009年07月17日