【戦国マホロバ】四の巻 マホロバ幕府開府 決戦、冬の陣! リアクション公開中! |
シナリオガイド【イコン参加可】桜の花びらよ、幾数千年のときを超えて……
シナリオ名:【戦国マホロバ】四の巻 マホロバ幕府開府 決戦、冬の陣! / 担当マスター:
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卍卍卍 【マホロバ暦1191年(西暦530年)】 奥衆(おうしゅう) ―― 「隙がないから討たないだけで、隙があれば、討つ。魁正……なあ、常永?」 「はい。かの国の大帝は、鬼から桜の世界樹を守ってほしいという我らの願いを聞き入れるはず。手はずは整っております、我が君……伊建 正宗(だて・まさむね)様」 金髪に片眼の少年――否、少女はいたずらっぽく笑っていました。 傍では、彼女の使者という黒い衣にマントを羽織った青年が控えています。 先が原の戦いで落ち延びる途中、瑞穂 魁正(みずほ・かいせい)を手助けしたのは、この正宗の命を受けた馳倉 常永(はせくら・つねなが)でした。 魁正は言います。 「雲海の向こう……エリュシオン帝国から、大砲を積んだ軍艦を連れてこようなどと、伊建家は本気で考えてるのか。俺はこれ以上、生き恥を晒したくはない」 「子供……ううん。私が女だからって、バカにしないでくれる?」 正宗は利発そうな瞳をくるりと動かします。 「私は、秀古も鬼城も恐ろしくはなかった。あと、十年……早く生まれてたら、この一眼の龍が天下取りに割り込めたものを! きっと、誰も成し遂げられないことをしてみせる。もちろん、この一眼龍(わたし)が、天下を奪うこと!!」 魁正は半信半疑ながらも、水面に僅かながらでも波立たせることができるなら、正宗の言う隙は生まれるのではないかと考えました。 それが例え、この少女を利用することになろうとも―― 「あ、私が女ってのは秘密だからね。バラシ禁止。守らない奴は……コレだから」 正宗は喉元で十字を切り、親指を下に向けました。 西軍の残党、そして、平和な世では生きられぬ時代に取り残された武者たちが続々と集まり、貞康たちを迎え討ちます。 扶桑の噴花の混乱の乗じようと、天下の転覆を企てたものでした。 「とりあえず、伊建軍は鬼城の味方の振りして現地へ向かう。常永は親書を持って、急ぎエリュシオンへ。軍艦を連れてきて! 後は、頼んだからね? 魁正!! 」 扶桑 冬の陣(ふゆのじん)―― 鬼城が治める世を阻止しようと、扶桑の都を巡っての最後の戦が仕掛けられようとしていたのです。 卍卍卍 【西暦2022年 9月】 マホロバ 現代―― 「繋がった……時とトキが!」 葦原の戦巫女葦原 祈姫(あいはらの・おりひめ)の描いた{bold}時空の月(じくうのつき)は、過去と現代のマホロバを繋いでしまいました。 月の輪からは2500年前の桜の花びらが溢れ、哀しい記憶と共に、時空の狭間に取り残された鬼子母帝の姿がありました。 「マホロバの地は鬼一族のもの!!」 鬼子母帝は月から這い出ようとしています。 その手に【過去】をつかみ、【未来】を手に入れるため。 破壊と絶望の闇が月の輪を覆います。 歴史の歪みは、ここから始まろうとしていたのです。 担当マスターより▼担当マスター ▼マスターコメント
ゲームマスターのかのです。 ▼サンプルアクション ・冬の陣に参加する ・マホロバ幕府を開府する ・鬼子母帝と戦う ・月の輪を閉じる ▼予約受付締切日 (予約枠が残っている為延長されています) 2013年02月01日10:30まで ▼参加者募集締切日(既に締切を迎えました) 2013年02月02日10:30まで ▼アクション締切日(既に締切を迎えました) 2013年02月06日10:30まで ▼リアクション公開予定日(現在公開中です) 2013年03月14日 |
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