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ダンジョン☆探索大会

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シナリオガイド

千里の道も一歩から! 基本はこれでしょダンジョン探索!
シナリオ名:ダンジョン☆探索大会 / 担当マスター: 桂木京介

 朝は誰の上にも、平等にやってくるものです。
 そう、イルミンスール魔法学校長、エリザベート・ワルプルギス(えりざべーと・わるぷるぎす)の上にも。
 いま午前六時くらいでしょうか、本来、エリザベートという子は――おっと、わずか8歳といっても校長先生に、そんな呼び方はいけませんね――エリザベートという方は、それほど早起きではありません。いえむしろ、許されるのであればいくらでもベッドにいたい人です。
 そんなエリザベートが現在、アクビのひとつもせず朝日に目を細め、校長室にて報告を受けております。

「……それは、困ったことですぅ」

 ため息。執務机の上に両手を組んで、報告主の生徒にいささか険しい表情を見せています。
 透き通るような水色の髪、その先端を、右の指先に絡ませくるくると回しながら、

「報告、ご苦労でした。下がっていいのですぅ」

 と、空いたほうの手を振りました。
 ややあって、

「今朝はずいぶん、お早いのですね」

 入れ替わるようにして校長室を訪れたのは、白銀の髪した穏やかな表情の少女です。背に三対の羽があり、近くにいるだけでつい見とれてしまうような、そんな神秘的な雰囲気があります。

「どうしましたお母さん? 浮かない顔をして」

 彼女はミーミル・ワルプルギス(みーみる・わるぷるぎす)、エリザベートのパートナーで、彼女を母と慕っています。
 ミーミルは薫り高いシナモンティーを執務机に置きました。14、5歳に見えるミーミルが、8歳のエリザベートを『お母さん』と呼ぶのは不思議な光景ですが、この世界ではそれほど珍しいことではありません。

「ああ、いいところに来てくれました〜、実はですねぇ」

 渡りに船とばかりに、エリザベートは事情を語り始めます。
 生徒たちの訓練を主目的として、イルミンスール魔法学校では定期的にダンジョン探索大会を開催しています。参加生徒を多数つのり、一斉にダンジョンを調査するのです。冒険活動の基本ともいえる内容ですが、これは単なる訓練にとどまるものではありません。探索がもたらす知識やアイテム等が、学校の発展に寄与してきたのも事実なのでした。
 広大なイルミンスールの森には未開拓のダンジョンが数え切れないほど存在しており、探索対象には困りません。近々、新たなダンジョン探索大会も予定されていました。

「無人の遺跡の地下に、それはそれは大きなダンジョンが見つかったのですぅ。次はここを舞台にしようと思っていたのですがぁ……」

 近頃、かつて都市があったと思わしき石造りの廃墟の地下に、何層にもなる重層構造の広大なダンジョンが発見されました。内部は天然の鍾乳洞と石造りの人口床が半々になっており、風化が激しいものの住居や施設跡と思わしきものもあります。もしかしたら地下こそが、この都市の本体だったのかもしれません。
 このダンジョンが次の探索大会の対象と決まり、下調べをすべく魔法学校の生徒の一団が先行調査に降りていきました。

「ところがダンジョンには『先客』がいたのですぅ」

 先客、それは遺跡に住み着いたゴブリンでした。野蛮で不潔、知恵もあまりなく、どちらかというと臆病な存在です。ただし臆病なのは、数が少なければ、の話です。
 地下第三層まで到達した先行調査隊に、不意を突いて大量のゴブリンが襲いかかったのです。一匹二匹であればどうということもない相手ですが、数十匹で一斉に出現すればなかなかの脅威となります。ゴブリンは地下道の壁の割れ目や足元の穴から次々と這い出し、棍棒や錆びた剣などの粗末な武器で凶暴に攻撃してきたといいます。
 多勢に無勢、先行探索隊は必死で逃げました。ところが、

「先ほど報告がありました。地上に出て初めてわかったのですが、女の子ばかり四人がダンジョン内に取り残されてしまったそうなのですぅ……」

 がっくりとエリザベートは肩を落としています。やはり校長、生徒の安否が気になるようです。

「行方不明者の捜索と救出が必要ですし、それだけ大量にゴブリンがいるのであれば、いつなんどき地上に出てきて害を及ぼすかわからないのも不安ですぅ。しかもゴブリンの集団には、どうやら命令を下す『王様』のような存在もあるようですしぃ……」

 課題は山積みというわけですね。ダンジョンはゴブリンの巣窟と化していたのでした。とんだ遺跡を発見してしまったともいえます。
 ですがミーミルは笑って、エリザベートにお茶のおかわりを入れながら言いました。

「行方不明の生徒さんたちが心配ですね……。でも、それほど頭を悩ませることはないと思いますよ♪」
「なにかいい解決策でもあるのですか〜?」
「ええ」

 と、ミーミルはほほえみました。

「それもすべてひっくるめて、ダンジョン探索大会にしてしまえばいいんです♪」
「どういう……?」

 ここまで言いかけて、聡明なエリザベートは悟ったようです。

「『ダンジョンの探索』だけがダンジョン探索の目的ではないということですねぇ!」

 つまりこういうことです。
 ダンジョン探索といえば、『ダンジョンの奥部まで調べ尽くすこと』が思い浮かばれることでしょう。それもまた、ひとつの目的として定めつつ、今回問題になっているあらゆることを、探索大会の目的に設定するというお話なのです。
 大きく分けると、目的は下の四つとなるでしょう。


 1……ダンジョン内に取り残された少女四人を見つけ出し地上に連れ帰ること
 2……ダンジョンの最下層まで到達し、これに至る地図を作製すること
 3……ゴブリンをひたすら撃破して殲滅をはかり、戦闘技量を磨くこと
 4……ダンジョンのどこかに潜む『ゴブリン王』を発見しこれを倒すこと


「はい。生徒さん四人を救出するのであれば、追跡や捜索の技術が鍛えられると思います。大会らしくダンジョンの奥部まで探検しつくすなら、正しい道を見つけ出す力や地図の作製能力を伸ばすことになりますよね。たくさんいるゴブリンと戦うのは、訓練という意味では一番効果的かもしれません」

 ミーミルの明るさに感化されたか、エリザベートの声も勢いを増します。

「まったくなのですぅ! ゴブリン王はきっと、どこか守りに適した場所で指示を出しているはず……王に近づくにはできるだけ他のゴブリンに見つからないようにして、暗殺者みたいに確実にやっつけるといいと思いますぅ!」
「そうと決まれば、すぐにでも告知したほうがよさそうですね」
「ええ、今回は緊急ということもありますし、まずはイルミンスールで公表しますが、あらゆる学校から広く参加者を募りたいところですぅ!」

 ならば善は急げです。
 エリザベートは立ち上がって、緊急全校集会の準備をはじめるのでした。
 ダンジョン探索大会は決行、それも、大規模決行の運びとなったのです!

 ダンジョンを踏破し、見事な地図を完成させるのは誰でしょうか?
 勇気と力のすべてをふるい、悪鬼たちと戦いを繰り広げるのは誰でしょうか?
 迷宮の奥部に潜入し、邪悪の黒幕を討つのは誰でしょうか?
 あるいは、救援を待つ四人の乙女を暗き迷宮より救い出すのは誰でしょうか?
 それはあなたです! あなたの挑戦を待っています!

担当マスターより

▼担当マスター

桂木京介

▼マスターコメント

 初めまして、桂木京介(かつらぎ・きょうすけ)と申します。
 このたび蒼空のフロンティアのゲームマスターとして、皆さんの思い出作りをお手伝いさせていただくことになりました。これが初シナリオとなります。どうぞよろしくお願い申し上げます。

 このお話では、冒険のある意味基本ともえいるダンジョン探索を行います。
 学校による参加制限はありません。冒険を求める者であればどなたでも自由に参加できます。

 鍾乳洞と石造りの混じり合った広大なダンジョンは、古の息吹を伝える遺跡、数々の袋小路や分かれ道、そして、深い階層構造で成り立っています。地下へ降りるたび気温は下がり、それとともに地底湖や石像、水晶など、神秘的な光景が現れることでしょう。
 ゴブリンはこの遺跡に勝手に住み着いているだけで、遺跡の歴史的価値には何ら興味がないと思われます。粉砕している箇所、作り替えている箇所もあるかもしれません。その攻撃パターンは、待ち伏せしておいて一斉に襲いかかるというものが主のようです。壁面に穴がある場所や、身を隠すものの多そうな箇所は注意したほうが良いでしょう。
 それ以外にも、徘徊しているゴブリンの小部隊や、見張り番のようなゴブリンもいるかもしれません。

 本文にも記述しましたが、このダンジョン探索の目的は四つです。参加される方はどれか一つをお選び下さい。どの目的にも大きな意義があります。


 1……少女救出隊【白百合を探して】
 この部隊の目的は、少女四人の保護、および地上への脱出となります。
 四人が同じ場所にいるかどうかはわかっていません。どのような場所に身を潜めているかも考えてみて下さい。
 むしろ問題なのは彼女たちを保護した後です。四人は疲れ果てているので、ゴブリンに襲われると大変危険です。万が一の場合、どうすべきか考えておきたいところです。

 2……地図作製隊【明日の架け橋】
 この部隊の目的はダンジョンの踏破、ならびに地図の作製です。ダンジョンのすべてを網羅する地図は無理かも知れませんが、最下層への道だけでも明らかにしたいものです。他の部隊とは違い、必ず最下層(これ以上下層への階段がない層)まで到達することが必要となります。
 場合によっては戦闘となることもありますが、戦いよりも地図の作製が主となることをご了承下さい。思わぬ建造物や財宝の発見もあるかもしれません。
 
 3……戦闘遊撃部隊【見敵必殺】
 この部隊の目的はシンプルです。それは、戦って戦って戦い抜くこと!
 ゴブリンすべてを倒すことは難しいかもしれませんが、他の全ての部隊が目的を終えて地上に帰還するまでは、敵を探してはこれを倒すという行動を繰り返すことになります。従って、最もタフさを要求される部隊となることでしょう。
 一人で暴れるよりもチームメイトと協力して戦うほうが有利です。協力して当たれば、その強さは二倍三倍になるかもしれません。

 4……『ゴブリン王』を発見し倒す【狙うは王の首!】
 この部隊の目的は、ダンジョンのどこかに潜むゴブリン王を討ち取ることです。それ以外のゴブリンはいくら倒しても目的達成とはなりません。無駄な戦いを避け、隠密行動をこころがけながら王の居場所を推測し、暗殺することが使命といえます。
 他の部隊とは異なり、緊張感を強いられる場面が多いはずです。ゴブリン王に関しては『どこかにいる』ということ以外わかっていませんが、実物を見ればすぐにそれとわかるような格好をしています。この部隊が使命を果たすと、他の三部隊いずれも行動がぐっと楽になります。

 以上、皆さんのアクションに込められた『想い』をできるだけ汲み取ってリアクションに反映させたいと思っております。皆様のご参加、楽しみにお待ち申し上げております。

 桂木京介でした。

▼サンプルアクション

・行方不明となった少女たちの足跡を探り、見つけ出す。
合流後は、少女を守って地上へ向かう。

・ダンジョン最下層まで到達し、地上から最下層までの正確な地図を作製する。

・ゴブリンを一匹でも多く退治する。

・できるだけゴブリンに発見されないよう移動、王の手がかりを探し、発見後速やかに討ち取る。

▼予約受付締切日 (既に締切を迎えました)

2010年05月15日10:30まで

▼参加者募集締切日(既に締切を迎えました)

2010年05月16日10:30まで

▼アクション締切日(既に締切を迎えました)

2010年05月20日10:30まで

▼リアクション公開予定日(現在公開中です)

2010年06月04日


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