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【怪盗VS探偵】昼に瞬く2つの月

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【怪盗VS探偵】昼に瞬く2つの月

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シナリオガイド

盗まれるのは一体誰だ……!?
シナリオ名:【怪盗VS探偵】昼に瞬く2つの月 / 担当マスター: えりか

 空京にある怪盗パープルバタフライのアジトでは紫水 蝶子(しすい・ちょうこ)紫水 青太(しすい・せいた)が次のターゲットの話しをしています。
「ねえ……本当に二手に分かれるの?」
(もう蝶子お姉ちゃんを止めるのは無理だろうから……無茶しないようにしないと)
「勿論よ! 今回のターゲットは2人! 1人は変熊 仮面(へんくま・かめん)さん」
「……エビフライの人だよね? それとも裸の人って言った方が正しいのかな? それとも……へんた……げふんげふん……」
 青太は言葉を濁しました。
「そう、その変態よ……違った変熊 仮面さんよ! 彼は仮面を大事にしているそうだから……それを頂きに……うふふ」
「もう1人はルンルン・サクナル(るんるん・さくなる)さんの尻尾の毛!」
「? 会った事ないよね?」
「そうね。でも……良い噂を聞いたのよ」
「どんな?」
「ふふふ……尻尾の毛を持ってると幸運が訪れるらしいのよ!」
 キラキラした笑顔で青太の方を見ます。
「これさえあれば……きっとこれからの怪盗活動に役立つに違いないわっ!」
「ああ……大事なものを盗むとかじゃなくて疑問だったけど……なるほどね」
 青太ははいったばかりの紅茶をカップに注ぎ、蝶子へと渡しました。
「ああ〜。美味しい〜。やっぱり青太の淹れた紅茶は最高ね!」
「ありがとう。で、今回はどっちがどっちに行くの?」
「青太には仮面さんのいる薔薇の学舎に行ってもらうわ。男性しか入れないみたいだしね」
「へぇ……そうなんだ? じゃあ、僕は薔薇の学舎に行くね」
「頼むわよ。私はルンルンさんのいるイルミンスール魔法学校に行ってみるわ」
「了解。で、今回はどういう作戦?」
「ふふふ……聞かせて、あ・げ・る♪ 学校で油断しそうな場所……それは……更衣室よ! そこで着替えてる時を狙うのよ!」
「うん、分かったよ。今回もネットで手伝いの人を募集するの?」
「当たり前じゃない! だって……その方が楽しいでしょ?」
「……あー……はいはい」
 蝶子の言葉を聞いて、パソコンの前に座ると、青太はネットに怪盗お手伝いの募集を求人広告として出したのでした。


.・.:☆:.・.



 数日後。
 こちらは空京にある探偵事務所。
 ここのポストにある手紙が届いていました。


・・・・・・・・・・


予告状


 3日後。
 薔薇の学舎の変熊 仮面から大事な仮面を、イルミンスール魔法学校のルンルン・サクナルから噂の尻尾の毛を頂きに参ります。


 探偵諸君の善戦を期待します。


怪盗パープルバタフライ

・・・・・・・・・・



「ふふふ……きたーーーーっ! 来ましたよ! 怪盗パープルバタフライの予告状!」
 百日紅 火焔(さるすべり・かえん)陽炎 橙歌(かげろう・とうか)の肩を掴んで揺さぶりました。
「……痛い……気持ち悪い……放せ……ですの」
「はい……」
 橙歌の言葉にシュンとなった火焔はやっと手を放しました。
「それでは、橙歌が準備をするから邪魔するな……ですの」
「なんの準備です?」
「これ……ですの」
 橙歌は自分がいじっていたパソコンの画面を見せました。
 そこには、求人広告に探偵のお仕事を補佐する人を募集する内容がありました。
「一般人を巻き込んで怪我でもさせたら――!」
「……今までも十分巻き込んでいる……ですの。それに今回の事件も必ず嗅ぎつけてやってくる人がいると思う……ですの。だったら、先に協力者を仰いだ方が得策……ですの。最近、怪盗も増えて来ていますし……ですの」
「う……確かにそうですが……」
「それに!」
 火焔の方に向くとビシッと人さし指を立てました。
「どうせ火焔様は頭脳労働には向いていない……ですの」
「うぅっ…………」
 そこには打ちひしがれる火焔の姿がありました。
「ああ、そうだ……ですの。火焔様は薔薇の学舎に行って下さい……ですの。橙歌がイルミンスール魔法学校に行きます……ですの」
 まだまだ打ちひしがれている火焔は聞いているのか聞いていないのか……。
「影が薄いなんて嘘だーーーーーっ!」
「うるさいっ……ですの」
「はい……」


 華々しく怪盗デビューしてみますか?
 盗まれる人を守ってみますか?
 それとも……
 最近、怪盗よりも影の薄い火焔達探偵を手伝いますか?

担当マスターより

▼担当マスター

えりか

▼マスターコメント

 どうも!
 始めましての方もそうでない方も宜しくお願いします。
 今回は、前回募集をしました方の中から2人を選ばせて頂きまして、盗ませて頂きますっ!
 どちらに参加でも大丈夫です。
 前回、怪盗だったからと言って、今回も怪盗でなければいけない理由はないです。
 やりたい方に、手伝いたい方に、活躍したい場に行ってみてくださいませ。
 勿論、怪盗や探偵じゃないポジションでも何でもありです。
 今まで参加した事がない人でも大歓迎!
 ネットの求人広告を見たという口実がありますから!
 あ、薔薇学は男性しか入れませんのでご注意を!
 あと、パートナーとは行く場所が離れないようにご注意くださいませ。
 それと予告状は盗まれる対象の2人にも送付されています。

 あとあと!
 今回も次回盗まれたい人や物を募集しますっ!
 前回と内容が一緒でも構いません!
 我こそは次回の主役だっ!(笑) という方をお待ちしています。
 参加方法はアクション欄の一番下に、大事な物を明記して下さいませ。
 その際、「次回盗まれるの希望」とでも入れといて頂けますと嬉しいです。
 ただ……今回も私の気分次第です。
 盗まれる人には次回の招待を出させていただきますが……これは次のシナリオガイドが出るまで本人にも内緒です。
 シナリオガイドが出てからのお楽しみということで♪
※注意事項
 嘘を書くのはなし!
 次回必ず参加が出来る人。
 以上


 今回もほのぼのと怪盗VS探偵を楽しんで下さいませー。

▼サンプルアクション

・俺が目立つ!

・探偵として

・高みの見物と決め込もう

▼予約受付締切日 (予約枠が残っている為延長されています)

2011年02月17日10:30まで

▼参加者募集締切日(既に締切を迎えました)

2011年02月18日10:30まで

▼アクション締切日(既に締切を迎えました)

2011年02月22日10:30まで

▼リアクション公開予定日(現在公開中です)

2011年04月11日


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