世界を再起する方法(第1回/全3回) リアクション公開中! |
シナリオガイド突然の襲撃と、女王器に関わる謎。コハクは神子なのか!?
シナリオ名:世界を再起する方法(第1回/全3回) / 担当マスター:
九道雷
それは突然の出来事でした。 ◇ ◇ ◇ 数日後、コハクを訪ねて来た青年がいました。 「あなたがコハクさんですか? 僕は、ヨシュア・マーブルリング。 オリヴィエ博士から、これを届けるようにと預かってきました」 某ゴーレム科学者の助手だという、優しげな青年がコハクに渡したのは、中世的な装飾が施された箱と、本のようなものでした。 「これは?」 「博士の言うことが本当なら、これは女王器、らしいです」 苦笑してそう言ったヨシュアに、コハク達は驚きました。 「『これ、あの子達が持ってた方がいいんじゃないかな?』と言うので」 諸般の事情で、オリヴィエ博士の家は現在壊滅状態にありますが、その片付け中に、瓦礫の中からこれらが発掘されたのだそうです。 ”写本”と呼ばれる歴史書の方は、ぱらぱらめくってみると、古代語がびっしり。 箱を開けると、それは羅針盤……コンパスでした。 しかしその針は、固定されたように動きません。 「壊れてる……?」 「どうして、これをコハクに?」 美羽が訊ねると、ヨシュアは、博士の言うことが本当なら、と苦笑しました。 「『あの子、もしかしたら神子なんじゃないかな?』と言うので」 「ええっ!?」 それにはコハク自身も驚きました。 コハクに、そんな自覚は全く無いのです。 「そ、そんなこと言われても……!?」 「ひょっとして、一昨日コハクが襲撃されたのは、ソレなのか?」 鈴木 周(すずき・しゅう)がはっとして言いました。 「博士は、今何処に?」 恭司の問いにヨシュアは、それが……と沈痛な表情になって言葉を濁しました。 「僕が帰って来たと同時に、居候の女の子にシャンバラを案内してあげるとか何とか行って、2人で旅行に出かけてしまって……」 ああ、後片付け押し付けられたんだな、と、皆は深い同情の目でヨシュアを見つめました。 そんなこんなで、コハク達に届け物を済ませたヨシュアは空京に帰って行きました。 ――オリヴィエ博士が女王器を持っているらしい、という情報を得た鏖殺寺院メンバーが、彼の自宅に向かっていることも露知らずに。 担当マスターより▼担当マスター ▼マスターコメント
こちらは、『世界を滅ぼす方法』の続編的な感じのシナリオです。 ▼サンプルアクション ・コハクを護り、敵襲に備える。 ・ヨシュアを訪ねて空京へ行く ・女王器を調べる ▼予約受付締切日 (予約枠が残っている為延長されています) 2010年03月20日10:30まで ▼参加者募集締切日(既に締切を迎えました) 2010年03月21日10:30まで ▼アクション締切日(既に締切を迎えました) 2010年03月25日10:30まで ▼リアクション公開予定日(現在公開中です) 2010年04月06日 |
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