シナリオガイド
秘境四州島へと渡り、藩主急死の謎を探れ!最初の地は東野!
シナリオ名:【四州島記 巻ノ一】 東野藩 ~調査編~ / 担当マスター:
神明寺一総
「どうですか、先生?何か、わかりましたか?」
静かに部屋に入ってきた医師に、御上 真之介(みかみ・しんのすけ)は、緊迫した面持ちでそう問いかけました。
しかし男は静かに頭(かぶり)を振ると、淡々と話し始めます。
ここは、葦原城下の病院の一室。
医師は、葦原城内で急死した四州島東野藩藩主、広城 豊雄(こうじょう・とよたけ)公の検案を終えたばかりです。
公は、葦原城で催された初春宴に参加した直後、城内の私室で急に倒れ、帰らぬ人となったのでした。
「いえ。遺体には、目立った外傷はありませんし、死因につながるような痕跡もありません。現状では、自然死とも他殺とも断定は出来ません。
現場からは、何も出なかったのですか?」
「まだ調査中ですが、今のところは、何も」
「では、これ以上は解剖してみないことには――」
「か、解剖――!」
御上の隣に座っていた男が、驚きの声を上げて立ち上がりました。
「死因の特定には、どうしても必要になります」
「そ、そんな……。豊雄様のご遺体を解剖せねばならんとは――」
男は茫然自失といった体で、力なく椅子に腰を下ろしました。
彼の名は大蔵 定綱(おおくら・さだつな)。
幼少の広城豊雄に近習として仕えてより50年余り、常に傍らにあった、側近中の側近です。今回の宴にも、随行していました。
「定綱様。お気持ちはわかりますが、真相究明のためには、仕方ありません」
御上が諭すようにそう言いますが、定綱は力なく頷くのみです。
御上は小さくため息を吐くと、改めて医師に向き直りました。
「解剖を含めて、死因の特定にはどの位時間がかかりますか?」
「状況にもよりますが、少なくとも1ヶ月程度はかかるでしょう」
「1ヶ月――」
「薬物などの検査もする必要がありますので、どうしてもそのくらいの時間はかかります」
「そうですか……わかりました。それでは、手配の方はお願いしてもよろしいでしょうか?」
「はい。知り合いに腕のいい監察医がいまして、空京の病院に勤めています。あちらの方が設備もしっかりしていますし、頼んでみます」
「お願いします。この件は、くれぐれもご内密に」
「わかりました。では、早速」
慌ただしく部屋を出ていく医師の背中を見送ると、御上はゆっくりと椅子に腰を下ろしました。
(死因が特定出来るまで、後1ヶ月。なんとしても、時間を稼がないと……)
御上は、病院の白い壁をじっと見つめながら、もの凄い早さで考えを巡らせました。
そして――。
「東州公は『急病で倒れ重体だ』と発表するのでありんすか?死亡ではなく?」
御上の言葉に、葦原明倫館総奉行ハイナ・ウィルソン(はいな・うぃるそん)はオウム返しにそう訊ねました。
「彼の死を隠すのですか?」
マホロバ幕府前将軍鬼城 貞継(きじょう・さだつぐ)の言葉に、御上は深く頷きました。
「豊雄公には子がおらず、しかも後継者を指名しないまま亡くなりました。つまり――」
「『現状で東州公の死が公表されれば、跡目争いが起こる』そう言いたいのですね?」
「はい。今四州島で騒動が起こるのは、得策ではありません。それに、東州公の死因も調査する必要があります」
「やはり豊雄様は、暗殺されたのでしょうか……?」
今まで黙って話を聞いていた五十鈴宮 円華(いすずのみや・まどか)が、沈痛な表情をして言いました。
「それについては、今の所はなんとも。しかし可能性が捨て切れない以上、調査を進めておく必要があります」
「暗殺の首謀者が東野藩を継ぐようなことは、絶対に防がなければなりません」
円華が、強い口調でそう宣言します。
「――公の死因が特定されるまで、約1ヶ月。そうでありんしたね?」
「はい。その1ヶ月の間、公の死を伏せ、時間を稼ぎます。その間に、公の死が暗殺かどうか、暗殺だとすればいったい真犯人が誰なのか、捜査するのです」
「それに我々も、豊雄様の跡継ぎに相応しい人物が誰か、見極める時間的余裕が出来ます」
大蔵定綱が、押し殺した声で言いました。
敬愛する主君を失った悲しみに堪えつつ、必死に責務を果たそうと努めるその姿は、見る人の胸を強く打ちます。
「……なるほど。しかし、どうやって調査するのですか?東野以外の3藩が、すんなり捜査を受け入れるとは思えませんし、かと言って強制的に捜査するのも難しいでしょう。幕府の統制も、四州島には充分に及んでいません」
「それについては、僕に一つ考えがあります。定綱さん?」
突然名前を呼ばれ、大蔵定綱は驚いて顔を上げました。
「東野藩は近々、日本の民間調査団を受け入れることになっているそうですね?」
「は、はい。豊雄様は以前から、日本との協力によって経済開発を進めたいと考えておられまして、そのための下準備として、日本から調査団
が派遣されることになっております」
「他の3藩も、調査団の受け入れについて検討しているとか?」
「はい。西州公は余り乗り気ではないと伺っておりますが、ともかく東野での結果如何では、他の藩も受け入れてもよいと――。
しかし御上殿、何故そのお話を?」
「いえ、ちょっと小耳に挟んだもので」
定綱の問いかけに、御上は曖昧な笑みを返します。
「……民間の調査団に、密偵を潜り込ませるつもりでありんすか?」
「ご推察の通りです、総奉行。今回の調査対象は経済、治安、自然、文物と広範囲に及び、派遣される人員もかなりの数になると聞いています。
まとまった人数を潜り込ませても、怪しまれる事はないでしょう」
「でも先生。それには調査団の全面的な協力が必要です。こんな陰謀めいたことに、協力してくれるでしょうか?」
当然の疑問を口にする円華。
しかし御上は、そうした反応がかえってくる事は既に計算していました。
「そこはモチロン交渉次第ですが、受け入れ側の東野藩が『どうしても』と言えば、彼らも協力せざるを得ないでしょう。それに――」
「それに――?」
「ちょっとした、『つて』がありまして――。どうでしょう、貞継様、総奉行。許可して頂けないでしょうか」
「……決意は、固いようでありんすね」
「やるからには、失敗は許されませんよ」
「――任せて下さい」
伊達眼鏡を外して、そう断言する御上。
その秀麗な顔には、強い決意が表れていました。
そして、その日の夜――
長い打ち合わせを終え私室に戻った御上は、ケータイを手に取ると、何処かに電話を掛けました。
短い呼出音の後、可愛らしい女の子の声が、御上の耳に飛び込んで来ます。
「真之介さんですか!?なぎさです!キャー嬉しい!真之介さんから電話くれるなんて!!」
「や、やぁなぎさ君。悪いね、イキナリ電話して。ちょっと、急用があって」
声の主は、周防 なぎさ。
以前、テロリストに襲われそうになっていた所を御上に助けられ、彼に一目惚れしてしまった彼女は、以来積極的にアプローチを仕掛けています。
今回の『初春祭』にも、御上が運営を取り仕切っていると聞き、わざわざやって来たのでした。
「そんな悪いだなんて〜(モジモジ)。真之介さんからの電話なら、いつだってオッケーです!それで、私に急用っていうのは?
あ、もしかして、デートのお誘いとか……?」
「イヤイヤイヤ!そういうコトではなくて!えぇとなぎさ君。君のお父さんって、『四州開発調査団』の団長さんと
知り合いなんだよね?」
「団長さんですか……。はい。お父様とは、古いお友達ですけど」
「良かった!実は、折り入って頼みがあるんだけど――」
電話の向こうに向かって、必死に何事かを訴えかける御上。
その顔は、いつになく真剣そのものでした――。
担当マスターより
▼担当マスター
神明寺一総
▼マスターコメント
■2012年4月16日:追記
「★☆★ 質問を受け付けます ★☆★」に返答場所と質問の締切を追記致しました。
皆さん、初めましてorご無沙汰しております。神明寺(じんみょうじ)です。
序章にあたる『春を寿ぐ宴と祭 ~葦原城の夜は更け行く~』より一月余りお待たせしてしまいましたが、いよいよ本編開始となります。
本シナリオでは、キャラクターは『四州開発調査団』の一員となって、四州島の一角を占める東野藩へと赴きます。
今回は、その東野での冒険の前編です。
「調査編」とあるように、キャラクターは「東州公の死の謎」を始め、様々な事柄の調査に当たります。
そして後編の「解決編」では、前編で判明した問題の解決にあたります。
東野公の死を伏せている約1ヶ月の間に、4つの藩を回らなければならないため、東野での調査(と解決)に与えられた時間は
1週間しかありません。
この1週間で、他の3藩に調査団の受け入れを容認させるに充分な成果を出さないといけないのです。
ではここから、アクションの記述方法について説明していきます。
★☆★ A.調査分野の決定 ★☆★
まず最初にキャラクターがどういった分野について調査するのかを、次の中から選びます。
1)要人調査
藩主やその一族、重臣、豪商・豪農など、一定以上の権力を持つ人物について調査します。
東野公暗殺につながる情報を手に入れることが主な目的となります。
「たった1週間では、情報ルートを確立することすら不可能では?」と思われるかもしれませんが、そこは
「東野藩がこれまで培ってきた諜報網を利用させて貰っている」と解釈して下さい。
2)政情調査
藩内の町民や農民といった一般市民とについて調査します。
例えば「現在市民が何について不満に思っているのか」や「犯罪組織やテロリストについての情報」などが手に入ります。
暴動や反乱、革命などつながる情報を手に入れることが主な目的となります。
要人調査と同じように、東野藩の諜報網を利用することが出来ます。
3)経済調査
日本企業が投資をするのに適した産物や産業を探します。
産物というのは農産物や海産物といった1次産品、産業は工芸品の製造や観光・小売業といった2次・3次産業になります。
調査するフィールドはあくまで人の手の入っている場所(都市、街、農村、漁村など)に限られます。
4)自然調査
四州島にしか存在しない、特殊な生物や地形などを探します。
人里だけではなく、あまり(あるいは全く)人の手が入っていない場所も調査対象になりますので、ちょっとした(あるいは本格的な)探検を
する事になるかもしれません。
5)文物調査
古い文物や建築物の調査に当たります。無形文化財(歌、踊り、口承文学など)も調査対象になります。
調査分野を決めたら、次は具体的に
「何処で(=場所)」「誰を、あるい何を(=対象)」「どのように(=手法)」
調査するのかを決定します。
★☆★ B.場所の決定 ★☆★
最初に「場所」ですが、まずは大まかな「区分」を決めます。
例えば、「首府」「地方都市」「街」「村(農村、漁村など)」「平野」「大河」etc.などです。
なお、東野に存在しないような地形(密林や高山など)はNGです。
東野の地勢については、マスターページの『四州島設定』を参考にして下さい。
区分を決めたら、次はその具体的な「名称」を決めます。
首府のみは『広城』という名前が決まっていますが、それ以外は皆さんの方で設定して頂くことが可能です。
ただし、四州島は現実の日本にニアヒアな文化を持っていますので、日本らしい名前にして下さい。
「〇〇ヒル」とか「シュバルツ〇〇」みたいな横文字は、明らかにNGです。
また特別な理由が無い限り、現実に存在する地名や、パラミタの何処かに存在するような地名もNGです。
★☆★ C.対象の決定 ★☆★
次に「対象」を決めます。
ここでも、「場所」の時と同じように「区分」と「名称」を決めますが、以下の様な注意点があります。
1)要人調査
2)政情調査
この2分野では、「区分」のみを決めます。「名称」は決めなくとも構いません。
1)要人調査の区分は「藩主の一族」「重臣」「豪商・豪農」「アメリカ海兵隊(関係者)」の4つです。
2)政情調査の区分は「一般市民」「不穏分子」「外国企業(関係者)」の3つです。
不穏分子とは、地元の犯罪組織(地球のヤクザやマフィアのようなモノです)や、テロリストや革命家といった反体制勢力などの事を指します。
(現段階で不穏分子が存在すると決まっている訳ではありません。調査はまず存在の有無を確認する所から始まります)。
外国企業には、日本やアメリカなどの地球の企業の他、ツァンダや葦原島、空京などのシャンバラの企業も含みます。
また要人調査ですが、本人に直接聴き込みをする場合には、何らかの「コネ」などがないと難しいかもしれません。
名称は特に必要ありませんが、もし余裕があったら記載しておいて下さい。
後々NPCなどとして採用させて頂くかもしれません。
3)経済調査
4)自然調査
5)文物調査
以上の3分野では、「区分」と「名称」、それに探している(あるいは発見した)ものがどのようなものかを具体的に記述して下さい。
「名称」については、思いつかなければナシでも構いません(誰も名前を知らない新種という事になります)。
例えば経済調査なら、
「農産物/東野米『コガネヒカリ』:黄色味を帯びたコメ。炊き上がると光を反射して、まるで砂金のようにキラキラと輝いて見える。
味は普通のコメと遜色ない」
といったカンジです。
3)経済調査の区分の例としては、農産物、水産物、畜産物、工芸品、ご当地グルメ、観光スポット(温泉、門前町、遊郭など)が挙げられます。
4)自然調査の区分は、動物、植物、特異な地形(滝、山など)、自然現象(蜃気楼、虹、オーロラなど)、モンスターなどです。
特別天然記念物や絶滅危惧種、ユネスコの「世界自然遺産」を想像するとわかりやすいと思います。
5)文物調査なら、書物、(由緒ある)工芸品、寺院や神殿、古墳、古戦場、神話、儀式(神事やお祭り)、歌や踊りなどです。
現実世界でいうなら、国宝や重要文化財、重要無形民俗文化財、世界文化遺産などに該当するものです。
また、魔力を帯びたモノが見つかっても構いませんが、その効果はあくまでフレーバーに限定されます。
記述に具体性があればあるほど、見つかる可能性が高まります。
産物や動植物などは、マスターページの『四州島設定』などを参考にしながら、いかにも東野にありそうなモノを設定して下さい。
(例として「コメ」を上げたのも、穀倉地帯である東野に相応しい産物だからです)
名称はどうしても思い浮かばなければ、ナシでも構いません(この場合、新種でしかも名前が決まっていないという扱いになります)。
四州島は日本とニアヒアな文化を持っていますので、日本や東洋のモノを参考にするとよろしいかと思います。
★☆★ D.手法の決定 ★☆★
最後に、実際にどのように調査を進めるのか、調査方法について記述します。
例えば要人調査であれば、本人と直接面会して話を訊くのか、周囲の人物(メイドや社員など)に金品を渡して情報を得ようとするのか、
といったコトです。
調査の際に使用するスキルやアイテム、特技などがあれば、それをどのように使うのかも記述して下さい。
調査方法に具体性があればあるほど、調査が成功する可能性が高まります。
============================================================
★☆★ クリティカル(大成功)判定について ★☆★
今回のシナリオでは、『クリティカル』というシステムを導入します。
以下に、その判定方法を説明します。
皆さんが掲示板に書き込みをすると、書き込みの一番右端にダイス(サイコロ)が2つ表示されますが、判定には、このダイスを使用します。
まず2つあるサイコロの内、左側を十の位、右側を一の位として、2ケタの数字を導き出します。
例えば、左側が「5」右側が「2」なら、「52」になります。
一方マスターは、アクションが締め切られた後、一度だけダイスを振ります。
使用するダイスを2つ。一つは赤、一つは青です。
赤いサイコロを十の位、青いサイコロを一の位として、サイコロを振ります。
例えば 赤いサイコロが「1」、青いサイコロが「6」なら、「16」になります。
皆さんの書き込みのダイス目とマスターのダイス目を比べ、両方の数字が同じなら、そのプレイヤーの担当するMC(およびLC)の
アクションは「大成功」になり、予想外の素晴らしい結果を生み出します。
要人調査が大成功すれば、これまで誰もマークしていなかった人物が、東野公暗殺を企てた黒幕として浮かび上がるかもしれません。
政情調査が大成功すれば、暴動を企てているテロリストを発見し、そのアジトまで突き止めることが出来るかもしれません。
経済調査なら、大規模な油田を掘り当てるかもしれません。
自然調査では、数千年の眠りについていた古龍を発見するかもしれません。
文物調査では、失われた魔法技術や、女王器に匹敵するような、強力な魔法の品が見つかるかもしれません。
(以上は、あくまで一例です。実際には、キャラクターのアクションなどを参考にして、マスターが決定します)
言葉でいうとなんだかややこしく感じるかもしれませんが、「宝くじ」をイメージするとわかりやすいと思います。
皆さんの書き込みのダイス目が抽選番号、マスターのダイス目が当選番号という訳です。
なお、もし当選者が一人も出なかった場合は、再抽選を行います(マスターがもう一度ダイスを振ります)。
それでも当選者が出なかった場合は、マスターは当選者が出るまでダイスを振り続けます。
当選者が複数いる場合は、当選者全員のアクションが大成功になります。
ちなみに、6面ダイス2つによって作り出されるダイス目は、6×6=36通りになりますので、クリティカルが発生する確率は
1÷36=2.7777……≒2.8%となります。
クリティカル判定には、参加者用掲示板への書き込みのダイス目を使用します。
複数の書き込みがあった場合には、最初の書き込みのダイス目を、判定に使用します。
書き込みが無かった場合は、そのプレイヤーの担当するキャラクターについては、クリティカル判定は行いません。
当選番号と当選者は、アクション締め切り後に、マスターページにて発表します。
============================================================
★☆★ 戦闘について ★☆★
今回のシナリオは調査が中心となりますので、特に戦闘に関するアクションを記述する必要はありません。
とはいえ、調査の途中で「ならず者に絡まれる」とか「凶暴な動物に襲われる」などして、戦闘になる可能性は十分にあります。
ですので、「どうしても戦闘したい」という方は戦闘方法について記述しておいて下さい。
その場合には、戦闘が発生するように考慮します(必ず発生する訳ではありません。予めご了承下さい)。
★☆★ ダブルアクションについて ★☆★
MCとLCは、全員で一つの調査を行います。
つまり、調査する「A.分野」と「B.対象」は必ず一緒になります。
MCとLCで別々の分野や対象が指定されている場合は、マスターがその中から一つを選んでリアクションを執筆します。
「C.手法」は当然違っていて構いません。
調査したいコトが複数ある場合には、他のプレイヤーさんと相談して役割を分担したりなど、工夫して下さい。
調査と関係ないアクションの記述があった場合、それを採用するかどうかはマスター判断となります。
もし調査と関係ないアクションしか書かれていなかった場合には、アクション不採用となる場合もあり得ます。
★☆★ GA(グループアクション)について ★☆★
GAは取って頂いて構いません……というか、積極的に取ることをオススメします。
とにかく調査期間が短いですので、個々人が別々に動くよりは、狙いを絞ってリソースを集中したほうが成功する可能性が高まります。
産物や産業なども、一人であれこれと悩むよりは、多くの人と相談したほうがいいアイデアが出るかもしれません。
クリティカル判定のコトもありますし、掲示板などを使って、積極的に交流を図ってみてください。
★☆★ NPCと称号について ★☆★
このシナリオに登場するのは、原則神明寺が管理するNPCだけとなります。
その他のNPCは、ガイド本文に登場したハイナや貞継を含めて、一切登場しません(話の流れ的に、名前だけ登場することはあります)。
また他のMSのシナリオで獲得した称号を名乗るのは自由ですが、四州島では原則として効果はありません。
神明寺管理のNPCは、特に問題がなければ自由に登場させることができます。
ただし、彼らが調査に協力してくれるかどうかは、個別に判断することになります。
★☆★ 質問を受け付けます ★☆★
今回は、アクションの記述方法が特殊なので、特例として掲示板からの質問を受け付けます。
掲示板の『アクション相談/リアクション感想』スレッドに、質問を記入してください。
マスター側で「回答の必要がある」と判断した質問については、回答致します。
また、必ず書き込みの冒頭に、【質問】とつけるようにしてください。
冒頭に【質問】とない書き込みについては、質問ではないものと判断しますので、注意して下さい。
なお、質問の返答はマスターページにて行います。
質問の締切はアクション締切日の2日前、2012年4月19日の午前10:30までお受け付けいたします。掲示板の投稿時間で判断いたします。
締切以降のご質問につきましては、原則ご返答できませんので、予めご了承ください。
============================================================
説明は以上となります。
アクションの作成にあたっては、サンプルアクションも参考にしてください。
マスターページにも、シナリオに関連した設定などの記述がありますので、こちらも是非ご一読ください。
ガイドを読んだだけだと一見サスペンスモノのようにも見えますが、実は開拓モノの要素が強いシナリオです。
「名前を考える」と聞くと敷居が高く感じるかもしれませんが、あまり難しく考えず、白紙の地図に名前を書き込むような気分で、
気楽に四州島を探検してみてください。
それでは、皆さんのアクションを楽しみにしております。
▼サンプルアクション
・【要人調査】首府「広城」/重臣:大倉定綱に聴き込みをする
・【政情調査】首府「広城」/不穏分子
・【自然調査】大河「平良(たいら)川」/大魚“平良川の主”
▼予約受付締切日
(既に締切を迎えました)
2012年04月16日10:30まで
▼参加者募集締切日(既に締切を迎えました)
2012年04月17日10:30まで
▼アクション締切日(既に締切を迎えました)
2012年04月21日10:30まで
▼リアクション公開予定日(現在公開中です)
2012年05月10日