水琴桜花です。
よろしくお願いいたします。
今回のシナリオでは、アトラスの傷跡全域に、異常気象が発生しております。
ガイドにもあった『氷の槍』の他、弾丸のように鋭い雨粒、視界が完全に塞がれる濃霧がPCを襲います。
これらの異常気象は、アトラスの傷跡にいるすべての人物へ猛威をふるいます。
少女をかくまったドラゴンは、全長10メートルほどで、よほどのことがない限り人間を襲わない温厚な性格です。
彼も氷の槍に襲われたため、翼を怪我しており飛べません。
●鏖殺寺院について
彼らは二手に分かれて、アトラスの傷跡を襲撃します。
上空からは、熾天使と噂される少女を奪うため、氷結耐性を施した小型飛空艇に乗った部隊が攻めてきます。PCの氷結攻撃も無効となりますので、ご注意ください。
飛行能力がなくても参加できますが、行動はかなり限られてしまいます。
この戦いには、フリューネ・ロスヴァイセが同行します。
地上からは、『アトラスの瘡蓋』を奪うため、強力な武器を持った部隊が攻めてきます。氷結への対策は特にとっていません。
この戦いには、長曽禰 広明が同行します。
また、たくさん赤い言葉が出てきて戸惑わせたかもしれませんが、下記にて説明するので、お目を通していただけると幸いです。
●愛涙の島について
かつてパラミタの遠い空に存在した小さな浮遊島です。今回、アトラスの傷跡上空に、その幻影が現れました。
“星”の一つとし、古い記録に残っています。
●星辰異常について
消滅した浮遊島の幻影が現れる、非常に珍しいとされる現象です。
過去の記録によれば、『愛涙の島』の星辰異常が起きた場合、その島の生存者は情緒不安定になって泣きつづけるといいます。
気象にも大きな影響をあたえ、強力な攻撃魔法に匹敵する天災が起こります。
治療法は、島の生存者が愛するものに抱かれて眠りにつくこと、と記されています。
●ドラゴン討伐隊について
「ドラゴンが地元の人を脅かすので退治しよう!」と、地元の有志によって結成されました。
あまり強くないですが、善良な人たちです。争いは避けたいところです。
●竜哭の滝について
かつては滝が流れていたと噂される崖です。
今では水がすっかり枯れていますが、崖の前で愛を告白すると、滝があふれ出るという伝説があります。
竜哭の滝があふれれば、ちょうど討伐隊の進路を塞ぐことができます。
MCは、自分のLCに対して告白をすることができます。
また、かつて私のシナリオに登場したNPCを連れ出すことも可能です。面識がなくても大丈夫です(主なNPCは、マスターページ下部を参照してください)。
恋人への愛はもちろん、家族愛、師弟愛、略奪愛など、愛の種類は問いません。ギャグあり、シリアスあり、ほのぼのあり。
限りなく欲望に近いものでも、本人が愛と主張するならOKです。
●アトラスの瘡蓋について
赤黒い色をした、光沢のない鉱石です。
プルトニウム239に似た、核分裂を起こす放射性物質が多く含まれています。人体へは、ただちに影響はないとされます。
似た形状の鉱物がまわりにゴロゴロしていますが、それらには何の価値もありません。
お読みいただきありがとうございました。
本シナリオを要約すると、以下の3つになります。
・フリューネといっしょに、少女とドラゴンを守る(鏖殺寺院との空中戦)
・長曾根といっしょに、アトラスの瘡蓋を探す(鏖殺寺院との地上戦)
・竜哭の滝の前で、愛を告白する
もちろん、上記以外のアクションも歓迎いたします!
皆様の素敵なアクションを、お待ちしております。