なし

リアクション

●Ｃ−Ｄａｙ発動！


　――空京。
　日曜日の昼下がり。うららかな日差しの中、それは突然起こった。

『諸君……俺はセイニィのちっぱいを摘むのが大好きだ！』

　ビルの壁面に設置されたオーロラビジョンに、牙竜の姿が映し出され、その声が高らかに響き渡る。
　凶司がハッキングしていた。

『きょぬー共に天の裁きを下すのは、ちっぱいを愛する諸君らである！
　我々は起たねばならぬ！

　俺達が愛するちっぱいは洗濯板ではない
　夢と愛が詰まった小さな膨らみこそ至高のおっぱいのあるべき姿である！

　我々はシャンバラ魔乳三悪女に惑わされている哀れな者達を救済しなければならない！

　ちっぱい教は聖戦を開始する！
　きょぬーに会っては叩きつぶし、ちっぱいに会っては揉め！

　多くの同志が倒れ行くだろう……俺もまた、セイニィのちっぱいに魅入られた者として、聖戦の中で……俺はちっぱいに召されるであろう！

　オール・ハイル・ちっぱい！！』

　牙竜の檄が皮切りとなって、ちっぱい教による『Ｃ（ちっぱい）−Ｄａｙ』が発動した！