校長室
半透明な少女の願い
リアクション公開中!
☆★☆★☆★ 「く〜くっく、これは高く売れそうであります」 誰も居ない学院の更衣室に、不気味な声。 「こちらの少々過激なピンクもなかなかでありますが、やはり白が一番であります!」 騒ぎのどさくさに紛れ、ダンボールに偽装して学院に忍び込み、更衣室に潜入後、下着を盗むという、命を賭けたミッションに、葛城 吹雪(かつらぎ・ふぶき)は燃えていた。 「――!!」 がちゃり、と、突然更衣室の扉が開かれた。が、殺気看破によって気配に気付いた吹雪は、それよりも先に歴戦のダンボールへ身を隠した。 「……バレていましてよ?」 「え? っな!?」 ラズィーヤの声と共に、吹雪はダンボールの外へ出されてしまった。 「ここは……戦略的撤退であります!」 「あら、お待ちになって」 戦利品を手に逃走を試みるも、ラズィーヤはそれを許さない。 女王のサーベルを手に見事な剣さばきで、吹雪の下着のみを残して服を切り裂いてしまった。 「●%$△★&――!!!!!」 露になった体を抱えて、吹雪は思わずしゃがみ込む。 「お仕置きが必要ですわね」 極上の笑みで、ラズィーヤは吹雪に近寄った。 「さあ、どういたしましょうか? うふふ☆」 ――その後、吹雪がどうなったかは、誰も知らない――
▼担当マスター
奈々子
▼マスターコメント
二度目ましての奈々子です。 幽霊だの誘拐だの、慣れっこの皆様方の活躍で、事件も無事に解決致しました! 悔やまれるは、新しい世界の扉を開いてくれる殿方がいらっしゃらなかった事でしょうか。 踏み出す勇気は大事ですよ! それではまたの機会に、是非お会いしましょう。有難うございました。