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２３）キャンディス・ブルーバーグ（きゃんでぃす・ぶるーばーぐ）

ろくりんくんことキャンディス・ブルーバーグ（きゃんでぃす・ぶるーばーぐ）は、
今日も茅ヶ崎　清音（ちがさき・きよね）を百合園に留守番させて出演である。

「たくさん質問が来ていますので、順番にお答えお願いしますね。
アキラ・セイルーンさんの質問です。
「これまでの活動を振り返り、一番印象に残っている出来事は？」」
「ヤッパリ、『【ろくりんピック】最終競技！』ネ」
「ろくりんくんらしいお答えね。

では、
アキラ・セイルーンさんからのもうひとつの質問です。

「俺僕私がおススメする冒険譚（シナリオ）はこれだ！」

いかがかしら？」

「単発は『クロネコ通りでショッピング』ネ。
連続ものは『嘆きの邂逅〜離宮編〜』ネ」

「なるほど。
次は瀬山　裕輝さんの質問です。
おススメ又は自慢したいアイテムやスキルは？」

「豪華なろくりんくんヨ。
今まさにここにあるワネ」
「たしかにとても気合入ってるわね！

次は緋山　政敏さんの質問です。

地球の方々にも皆さんのお勧めのスポットとか
以前行ったけど、今どうなってるのかなーとか気になる場所をご紹介頂けませんでしょうか」

「気になる場所は「獣人の村」カシラ。よくしゅ百穴も忘れないデネ〜」
「獣人の村、開発盛り上がってましたものね。
次は、
青葉　旭さんからです。

キミの根源的な行動原則は、
どの集団（国や宗教等）の法律・規則や習慣・風習に根ざしている？

また、その行動原則とシャンバラの法律・規則や
習慣・風習が異なる場合はどちらにしたがって行動する？」

「ミー従うのは“ろくりんピック憲章”ネ。
異なる場合は、
モチロン“ろくりんピック憲章”ヨ。それが受け入れられるように努力スルワヨ」

「ブレのないお答えね。
次は
サクラコ・カーディさんの質問です。
「結局なんのゆる族なんですか？　カピバラ？」」

「実はカピバラというのは、
バージェス地方の西方の
今となっては忘れられた地域の言葉で“ろくりんくん”という意味なノヨ」

「まあ、では古代からろくりんピックはあったのね」
「もちろんヨ。近代ろくりんピック成立前には古代ろくりんピックが存在し、
そのころから、“ろくりんくん”も存在するのヨ」

「次に、リイム・クローバー（りいむ・くろーばー）さんから質問です。

皆様は夢のために誰かと争う事をどう思いまふか？
相手を打ち負かし、そして自分の道を進むのは果たしていいことなんでふか？

とのことです」

「ろくりんピックに限らずスポーツ大会は競い合って金メダルを目指すものヨ。
争いを否定されるとミーの存在意義にも関わるワネ〜。
デモ比較する相手がいないと、自分がどんな抱き枕なのかが客観的にわからないと思うノヨ。
大きい抱き枕、ふわふわな抱き枕、いい香りの抱き枕、などなど色々あるわよネ？」

「なるほど、リイムさんには抱き枕の金メダルを目指していただきたいわね。

次に、本郷　翔さんの質問です。
もし、あなたに子供が出来たとして、めざすべき目標として、紹介したい人はいますか？」

「太陽系を横断する聖火リレーの走者ネ」

「というか、ろくりんくんにお子さんはできるのかしら。
むしろその方が気になるわ……。

では、アイドルの先輩に、
ピュリア・アルブムさんの質問です。

「アイドル活動の中で嬉しかったことや苦労したこと、
またアイドルとして心がけていることなどがあったら教えてください」」

「休暇を人目に付かずにすごす事カシラ」
「ろくりんくんはどこでも目立ってしまいそうですものね」

そして、トッドさんが、
写真を映し出した。

２０２２年　蒼フロ総選挙！ネタキャラ部門

「ネタキャラ部門を巡っての攻防があったようですけれど、
ろくりんくんって鼻血が出るんですね。
個人的に中の人と合わせてとても興味があるのだけど、詳しく教えてくださらない？

「鼻血はモチロン出るワヨ。
ケド昔はそれこそ、逆さに振っても鼻血すら出ない時があったワ……」
ろくりんくんは、遠い目をした。
「まあ、それはいつのことなの？」
「ソレハ日本がオノゴロ景気に湧いていたあの頃ネ〜
２０１６年の空京オリンピックを空京で開催するために、
ミー達も空京市長や日本政府頑張ってタネ〜
デモ、あと一歩で開催地を逃して
それまで応援してくれた人達も離れて行って……マーそれは仕方ないワヨネ
それからは２０２０年の開催を目指して、
ドサまわ……じゃなくて地方を巡業して支持を集めて回ったのよ」

「まあ、苦労されていたのね」

「それまでは請求書を準備委員会に回して貰えたのにバス代も自腹で。
腹といえばお腹の綿を替えるのも大変ナノヨ。
モップスさんも苦労したと言ってたケド、
中の人には」

ろくりんくんの姿がフェードアウトして、
「トッドの部屋」終了の音楽が流れ始めた。

「それでは、またお会いしましょう」
そして、なぜか、スタジオにはトッドさんの姿しかないのであった。