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血塗られた屋敷の幽霊少女

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血塗られた屋敷の幽霊少女

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終章 後日談



「だからホントごめんってば! お願いだから機嫌直してよ〜!」
 先程からずっと謝り続けているのは、瑛菜である。
 相手はアテナ。怒っている理由は勿論、あの幽霊屋敷で置いていかれた事である。
「ぐすっ、瑛菜おねーちゃんのばかぁ。本当に怖かったんだから……ちっちゃい子もいたから頑張って戦ってたけど、本当はすっっごく怖かったんだからねっ!!」
「あーうん分かった分かった。ホントごめんね」
 どうやら屋敷内では子供らの手前かなり無理をしていたようだ。救助した人達を無事送り届け一息つくと、安心したのか一気に泣き出してしまった。
 泣きながら怒るアテナを、瑛菜はどうにか宥めようとする。
「あ、ねえアテナ、あそこカフェあるじゃん、ケーキでも食べていこうよ!」
「え、ケーキ?」
 歩く先に「cafe」の看板を見つけ、これ幸いとアテナを誘う瑛菜。

 あの後、瑛菜達は屋敷の中をもう一度見て回った。
 一通り見て回ったが、鏡におかしなものが映ることは無く、無論鏡の中に吸い込まれるようなことも無かった。
 念のため、人が吸い込まれそうな大きさの鏡は全て破壊しておいた。これで万が一にもまた同じようなことが起こることは無いだろう。

「ん〜美味し〜♪」
 パフェを口に運び幸せそうな顔をするアテナ。
 とりあえず機嫌を直してくれたらしい相棒に、ほっと安堵の息を漏らす瑛菜であった。


担当マスターより

▼担当マスター

RED

▼マスターコメント

こんにちは、ゲームマスターのREDです。
ご参加頂いたプレイヤーの皆さん、真にありがとうございます!
『血塗られた屋敷の幽霊少女』、いかがだったでしょうか?
血まみれの〜などと深夜に執筆するものではありませんね。書きながら想像してその後眠れなくなりました(笑)
ホラーよりもバトル要素が強い感じになってしまいましたが……楽しんでいただけますと幸いです。
それでは、また機会がありましたらよろしくお願いいたします。