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リアクション
カナン、そしてザンスカール地方を巻き込んでのザナドゥ侵攻は、一度は契約者によって退けられた。
しかし、ザナドゥは侵攻の手を緩めない。イルミンスールの森を侵食したザナドゥの世界樹、クリフォトは自らの分身とでも言うべき存在をジャタの森に出現させ、そこから魔族の軍勢を送り込み、突破を図ろうとしていた。
イルミンスールの森の二の舞にはさせない――それぞれの想いを胸に、戦いへと赴く契約者。
その一方で、契約者たちは変貌したエリザベート・ワルプルギス(えりざべーと・わるぷるぎす)のパートナー、アーデルハイト・ワルプルギス(あーでるはいと・わるぷるぎす)との対話を試みるべく、クリフォトへと向かう。
真実を知りたい。そして、元に戻す事が出来るなら――そんな期待を抱いて、危険な道を往く契約者。
EMUの情勢も、予断を許さない。議席を減らしたミスティルテイン騎士団は、ほんの一押しで瓦解しかねない状況にあった。
これが今の自分に出来る唯一の仕事――強い決意を胸に抱いて、打開を図ろうと地上へ降りる契約者。
幾多の襲撃に此度も巻き込まれながら、力を合わせて乗り越えようとする五精霊を始め、イナテミスの住民。
抗戦か、降伏か。それとも第三の道を選ぶのか。
イルミンスールは、岐路に立たされていた。
『イルミンスールの岐路〜抗戦か、降伏か〜』
1ページ:プロローグ
2ページ〜5ページ:世界樹クリフォトでの動き
6ページ〜9ページ:イルミンスール魔法学校校長室での動き
10ページ〜12ページ:精霊指定都市イナテミスでの動き
13ページ〜15ページ:EMU、会議場での動き
16ページ〜17ページ:イルミンスールでの動き
18ページ〜24ページ:ジャタの森での動き・エピローグ
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