校長室
フロンティア ヴュー 2/3
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第16章 full account 「汝の皇気は我よりも強く、汝は皇帝に相応しき者であるのだろう。 しかし、我が候補として汝に並び立ったのは、汝の道を阻み、 その意志を砕く為なのだと信ずる。 我は汝を認めない」 二人の皇帝候補によって国は二分し、大いに荒れた。 争乱の時代を終わらせるべく、最後にその者を討ったのは、 その候補者を選んだ選帝神の一人だった。 「汝の志は尊く、正しいと今も考える。 だが、これ以上民が苦しむのを見ていられないのだ」 涙する選帝神は、死せる皇帝候補の親友だったという。
▼担当マスター
九道雷
▼マスターコメント
第二回をお届けいたします。 今回も、楽しく執筆させていただきました。 何卒、最終回もよろしくお願いいたします。