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世界を滅ぼす方法(最終回/全6回)

リアクション公開中!

世界を滅ぼす方法(最終回/全6回)

リアクション

 
 
エピローグ グランドフィナーレ


NPC紹介

■コハク・ソーロッド(15)
有翼種のヴァルキリー。ちょっと気弱な少年。でも少し成長しました。よね。

■ハルカ・エドワーズ(12)
天真爛漫な子。細かいことは気にしない。

■アズライア・エルウィン(28)
心身共に逞しい、聖地セレスタインの”守り人”の女戦士。

■アナテース・アケイシア(24)
ハルカのパートナーの守護天使。プリースト。

■ジェイダイト・オルバンズ(85)
考古学者。好奇心猫を殺す。

■サルファ
鏖殺寺院出身。人造人間らしい。詳細不明。
ジェイダイトの護衛と、パートナーを持たない彼の結界装置の役目を持つ。打撃に対する防御力に特化。

■ネフライト
魂だけの失敗作ホムンクルス。元凶。

■ヘリオドール・エヴスリン(11)※外見年齢
聖地クリソプレイスの”守り人”。機晶姫。魔境化した聖地が広がらないよう抑え続ける。

■インカローズ・グランディスン(23)
聖地ブルーレースの”守り人”。ヴァルキリー。聖地の魔境化を阻止する為に犠牲となって死亡。

■アレキサンドライト・シルウェステル(30)
聖地カルセンティンの”守り人”。守護天使。豪放磊落で精悍な男。

■リシア・トリフェーン(25)
アトラス火山を縄張りとするトレジャーハンター。語尾にいちいち「!」を付けて話す鬱陶しい感じの一応美女。一応。

■ラウル・オリヴィエ(35)
ゴーレムを専門とする科学者。呑気者。

■ヨハンセン・アルマース(42)
フリーの飛空艇操縦士。

■アウイン・ワルデラ(36)
ヨハンセンの助手。

■『カゼ』『ヒ』『ミズ』『ツチ』
地脈の中に属する精霊。ネフライトに召還され、彼の怨念と妄執を取り込んで縛される。

■ダイオプテード・サポートウィステリア
■アルマンディン・ベルツリー
■オニキス・ハイブリッジ(非常にどうでもいい裏設定だが双子の弟)
■アゲイト・ハイブリッジ(非常にどうでもいい裏設定だが双子の兄)
各地で活躍するパラ実カツアゲ部隊の面々


◇ ◇ ◇



ハルカ「お疲れさまなのです! ついに終わったのです!」
コハク「最後までお付き合い、本当にありがとう。
 色々と……本当に、感謝してます。ありがとう」
ハルカ「そんなわけですので今回は、
『思い出を君に・せかほろを最初から語ってみよう大暴露大会スペシャル!』
でお送りするのです」
リシア「ネーミングがダサい」
ラウル「というわけで、司会進行に召還されて来ました〜」
ハルカ「え? ハルカ司会進行できるのですよ?」
ラウル「いや、時々フォローするだけだから。
 いつものトレジャーハンターの人だけじゃ突っ込みが過激すぎるという配慮でね。
 メインの進行は君でよろしく」
リシア「悪かったわね」
ハルカ「よろしくされたのです。ではっ!
 記念すべき1回目は、コハクが空京に来て、ハルカが皆と友達になる回なのです」
リシア「マスターが色々と落ち込んでた回ね」
ハルカ「どうしてなのです?」
リシア「誤字脱字は酷いわ、改行ミスは多いわ、誰だかのパートナー種族を間違えて書いたりもしたらしいわよ」
ハルカ「それはひどいのです……」
ラウル「それは酷いねえ」
コハク「え、えーと……修正とかできなかったの?」
リシア「まあ、できないことじゃ無いらしいけど。
 ちなみに2回目以降、プレイヤーからの修正依頼という名の突っ込みが入ったり自分でミスを見付けたりして、実は毎回公開後に直しが入ってたらしいわよ」
ハルカ「それは涙目なのです……」
ラウル「マスターは、最初に公開するリアクションで完全なものを提供する責任があるんだから、一旦公開したものを後でこっそり修正するなんて、ボンクラマスターと呼んでもいいね」
ハルカ「ここのマスターはヘタレでボンクラなのです」
コハク「……あの、内容についての話は何かないの……?」
ハルカ「ではここで、ペンネームむっつりすけべさんから、初登場の『カゼ』さんについて質問なのです!

”『カゼ』の髪型は三つ編みですが、三つ編みフェチなのですか?
ちなみに私は乳フェチです。特にDが好きです。by朱黎明”

 おこたえをどーぞ!」
コハク「ペンネームの意味が……」
ラウル「ああなるほど、巨大過ぎでもなく、小ぶり過ぎでもなく、形が最も美しいDが好みというのは絶妙だね」
リシア「そこじゃないわ!」
ハルカ「はいっおこたえをいただきましたのです。
『召還されて実体化した後、長い髪を束ねたら『ミズ』に細い三つ編みを大量に編まれた』
のだそうです」
リシア「それをそのままほっといてる辺り、結構ズボラなの?」
ハルカ「細かいことはどうでもいいのです」
リシア「あんたら似てるんじゃない?」
コハク「えっと……それで、僕達はイルミンスールとヒラニプラに二手に分かれることになって、ハルカもイルミンスールに向かったんだね」
ハルカ「火山に行くのは、嫌だったのです」
リシア「”渡し”の噂もこの回で既にあったのね。さりげに」
ハルカ「『小型飛空艇でセレスタインに向かう』じゃなくて『セレスタインに渡る方法を探す』だったらヤバかったのです」
リシア「ラストバトル地点に2回目で行けちゃう!」
ラウル「いや、その時いなかったけどね、空京に」

ハルカ「では2回目なのです」
コハク「クリソプレイスが魔境化してしまいました……」
リシア「でも脱出した後も関わってくる人がいて、マスターもびっくりよ。
 まさか毎回クリソプレイスの状況を書くことになるとは思わず、意外なアクションに喜んでたみたいね」
コハク「……元には戻せなかった……」
リシア「そういうアクションは無かったからね」
ハルカ「そういえば、リっちゃんが貰った”核”はどうしたです?」
リシア「あれ? 持ってるわよ。
 だって誰も「こういうことに使いたいからくれ」って言ってこなかったもの」
ラウル「実はマスターは最初
『セレスタインで蛇が倒されたら自動的にクリソプレイスも元に戻るんじゃない?』
 と思ってたそうだけど、後になって
『そういえばセレスタインは大陸から切り離されて地脈もぶった切られてるんじゃない? え? 何も関連が繋がらないけどどうすんの?』
 みたいなことになったそうだよ」
リシア「は? 何それ? で、どうしたの」
ラウル「プレイヤーの皆さんが何とかしてくれるんじゃない? と」
リシア「はあ!? 何それ、何の他力本願!? 何とかならなかったじゃないよ!
 それで苦肉の策でどっかの大男守護天使が出張る羽目になったのね!」
ハルカ「プレイヤーさんのアクション次第で変わったこと、って、いっぱいあるのですか?」
ラウル「そりゃあ……」
リシア「遠い目をしてないでさっさとゲロりなさいよ」
ラウル「……まあ色々と。
 まず最終回の展開は殆ど決まってなかったそうだよ?」
コハク「え? 蛇を倒せるか、とか?」
ラウル「まあそこはさすがに。
 倒す方法に気付く人がいなかったらどうなっていたやら、だけどね。
 対『カゼ』戦については、3対2で腕輪を狙う(『カゼ』を救う)人が多かったんでそういう方向になりそうだったんだけど、1人、腕輪を狙うんだけど『カゼ』を倒す、っぽい感じの人がいたので、倒されることになった感じだね。
 勿論アクション内容も反映されてるんだけど。
 あとはハルカの生死も決まってなかったし、というか半分くらい死ぬかと思っていたらしいし、コハクの呪詛についても、ここまで絡んでくる人がいなかったら放置だったらしいし。
 よもや羽根が生えてくるなんて思ってなかったらしいし」
リシア「一生呪詛を背負って生きるかもしれなかったと……」
ラウル「生き残ったらの話ね。
 誰かとパートナー契約することになるというのもびっくりだったらしいしねえ。
 ちなみに君も最初は3回目(と4回目シナリオガイド)だけの登場予定だったそうだよ。
 絡んでくる人がいてくれたので、随分出番が増えたね」
リシア「何なのその行き当たりばったり展開!」
ラウル「ちなみに私も3回目だけの登場になるかもしれなかったけどね。
 森ルートを通る人が1人しかいなかったので(※もう1人はサンプルアクションそのままの人でした)、次で関わってくる人がいるとは思えなくてねえ」
ハルカ「あとこの回では、『ヒ』をやっつけたですね」
ラウル「ちなみに彼を火術の魔法を使う人だと思ってた方が多かったみたいだけど、
 マスター的には『彼自身が火で、戦い方は体術の人』だったらしいね」
リシア「どうでもいいわ」

ハルカ「4回目では、色々すごいことになったのです」
リシア「守り人がゴツい男のくせに名前がアレキサンドライト?」
ハルカ「……コハクが」
リシア「どっかの科学者に関わる人がいたこと?」
ハルカ「アズさんが……」
リシア「そうそう、それ、生き残るパターンはあったの?」
ラウル「あったよ。生き残ったらマスターが困ったけど」
コハク「は?」
ラウル「つまり、アズライアもコハク同様に呪詛にかかっている、ということと、『ミズ』の腕輪のことに気付いたら、アズライアは助かる、ということになってはいたけど、アズライア生存の場合の先の話を、マスターは考えていなかった、という」
リシア「……何その行き当たりばったり展開……」
ハルカ「でもヒント少なすぎて難しすぎたのです」
ラウル「ま、『コハクが呪詛にかけられた』というだけのヒントじゃねえ」
ハルカ「『カゼ』さんの方では腕輪に気がついた人いたですね。すごいのです」

ハルカ「5回目では、ハルカ達とコハク達が一緒になったですね!」
コハク「この回も、色々ドラマチックな展開がありました」
リシア「飛空艇内部ではあちこち面白いことになってたわね」
ハルカ「弾幕薄いのです!」
リシア「あはは! それ、マスターがものすごいミスしてたらしいわよ!
 3時の方向から迫ってくるドラゴンフィッシュに、船の左舷から迎え撃ってるっていう!」
ハルカ「あれ?」
ラウル「実ははっきりドラゴンフィッシュと戦うといったアクションはなかったので、回避する方向になったんだけど、どうせ回避するなら戦闘不可能なくらいでかくしてしまえという……」
リシア「……行き当たりばったり展開はもういいわ」
ラウル「ふふふこの回は私も何気に重要な役どころだったね。
 実を言えば、空京の魔法医師みたいに、謎の科学者のまま名乗る予定はなかったんだけど、あっさり正体がバレたっていう」
リシア「終始ビクビクしてたくせに偉そうにしてるんじゃないわよ。
 そういえば魔法医師とか胡散臭いのもいたわね」
コハク「お世話になったから、挨拶に行かないと……」
リシア「実は奴はコハクの呪詛の正体に気付いていたという裏設定」
ハルカ「そうだったのです?」
リシア「『自分で気付かないと意味がないものだったから敢えて黙ってました』そうで」
ハルカ「でも気付かなかったら一生治らなかったです?」
リシア「よかったわね、治って」
コハク「皆のお陰です……」

ハルカ「じゃーん! そして最終回なのです! 皆ありがとなのです! ハルカ完全復活なのです!」
リシア「これまでのほのぼの進行が嘘のようなシリアス展開。
 そしてそのシリアスが嘘のようなハッピーエンド。
 生き返るとか、ないでしょ普通!」
ハルカ「ありなのです。だって皆が助けてくれたのです」
ラウル「ハルカルートはね、お爺さんの辿る道筋以外のことは何も決まってなかったそうだよ。
『コハクルートがシリアス展開だから、ハルカルートは明るく!
 もう、アクション総採用の勢いで!』
 という感じで。まあ無理だったけどね」
ハルカ「とっても楽しかったのです!」
リシア「それにしても最終回はやっぱりバトルバトルだったわね〜。
 色々なことが同時進行してたから、読んでてワケ解んなかったわ」
ラウル「その辺は、マスターもかなり混乱してたみたいだしねえ」
ハルカ「シチュエイションで読んでくださいなのです」
リシア「ちなみに対蛇戦の人達しか描写されてなかったみたいだけど、実際はハルカの方とか別の場所にいた連中にも、瘴気にやられて倒れてた人はいたはずだから」
ラウル「まあ……そこまで書いてるとキリがないからね」リシア「蛇戦の後半で、第2陣が倒れ始めたあたりで、他のところでもバタバタ倒れてたはずね。行間で」
ハルカ「さてここで質問のごしょーかいです! ペンネームとーまさんから、

”ジェイダイトの持っている種の元はハルカの体? 最終回のハルカは魂だけの存在?”

 です。おこたえをどーぞ!」
リシア「あんたよ」
ハルカ「あれっ?」
ラウル「これは、当初、ハルカという人物そのもの、身体も魂も一緒に1つの”核”にするつもりだったけど、アナテース嬢も”核”になったことで何らかの奇跡が起きて、魂を留めることができたんだろうね」
ハルカ「アナさんが護ってくれてたのです……」
リシア「つまり魂だけの存在でしたと」

ラウル「そういえば、地名や名前が宝石の名前だねと言ってきた人がいたようだね」
リシア「宝石っていうか、鉱石だけどね。あんたと、ハルカ以外全部?」
ラウル「あと、あの敵方の4人組だね」
コハク「どうしてハルカは違うの?」
ハルカ「ハルカは、最初『ヒスイ』という名前だったらしいのです。
 でも女の子の名前にするには可愛くない、と、変更したそうなのです。
 でも宝石で女の子向けの可愛い名前があまりなかったのと、別に宝石の名前にこだわってたわけでもなかったので、ハルカになったのです」
リシア「基本的に名前付けるの面倒だったから、手元の鉱石の本とかから拾い出したっていうオチ」
ラウル「何気にNPCの人数多かったもんねえ」
コハク「ちなみにアズライアは、アズライトという鉱石を女性名っぽくアレンジしました」

ハルカ「そんなわけで、いっぱい暴露したですね」
リシア「運営に怒られないといいけどね!」
コハク「うん、もうこれ以上は……やめておいた方がいいかも……」
ハルカ「では最後にもいっこ質問なのです! ペンネーム砕音せんせーの彼氏さんから、

”コハクはこれからどっかの学校に行ったりするんかな? それとも旅にでるんかな?
 ちっとばかし今後の事が気になるしよ!”

 とのことです!
 おこたえをどーぞ!」
リシア「リアの中で答えてるじゃない」
コハク「えっと……心配してくれてありがとう。
 僕は美羽と一緒に、蒼空学園に行ってみます。
 またどこかで会ったら、よろしくお願いします」
ハルカ「ハルカは、新しいパートナーさんが見つかったら、イルミンスールに行くのです!
 アナさんぬいぐるみも一緒です。
 そあさん待っててなのです! それまではれべさんの後輩でよろしくなのです!」

コハク「それでは、また、いつか会うことがありましたら」
ハルカ「さよならは別れの言葉じゃなくて、再び会うまでの遠い約束なのです!」
リシア「じゃあね」
ハルカ「ありがとう。皆大好きなのです!」
 
 
 

担当マスターより

▼担当マスター

九道雷

▼マスターコメント

 こんにちは。ヘタレでボンクラな九道雷(くどう・らい)です。
 最早語ることは何もありませんが(笑)、全6回の長丁場、皆様お疲れ様でした。
 ここまでお付き合いくださり感謝です。
 キャンペーンシナリオでありながら、蒼フロ世界のメインストーリーに全く関わっていない雰囲気でしたが(取ってつけたように鏖殺寺院とかありますが……)、というか実は関連した裏設定もあったんですがそこまでもって行けなかったという有様でしたが(失笑)、
「ベタ展開でもいい。初心者から上級者の皆様まで、深く考えずに楽しめるオーソドックスなファンタジーものを!」
 と考えて作ったシナリオでした。
 少しでも楽しめてくださっていたら嬉しいです。
 アクションに感想など入れてくださいました皆様、ありがとうございました。とても励みになりました。
 掲示板は、書き込む方と書き込まれない方で判定に不公平が出ないよう、努めて見ないようにしていましたが、公開後に感想を書き込んで下さる方がいらっしゃいましたので、そちらは拝見させていただいておりました。ありがとうございました。

 今回称号をつけさせて頂いた方にはコメントにて「称号つけました」と書いてませんのでご了承ください。こちらでは皆様の持ってる称号を全て確認することができませんので、既に持っているのと類似の称号になってしまったらごめんなさいです。

 それでは、またいつか、機会がありましたらよろしくお願いします!