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【祓魔師のカリキュラム】一人前のエクソシストを目指す授業 9

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【祓魔師のカリキュラム】一人前のエクソシストを目指す授業 9

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第10章 次回の予定はぁ〜♪

「2時間目の授業は以上ですがぁ〜。1時間目の終わりにも言いましたけど次回は自習ですぅ。息抜きでも構いませんよぉ。観光パンフレットを教壇に置いておきますぅ〜」
 次回の予定を言うと、本日の授業の終了を告げるベルが鳴る。
「ベアトリーチェ、教室とか訓練場が開放されてるみたいよ。自習に参加する?」
「観光のほうも気になりますね。パンフレットを持って帰ってもいいですか」
「いいですよぉ〜。あ、1時間目だけの人にはあとでメールしておきましょう♪」
「北都、北都。観光しましょう!ソーマもどうですか?」
 リオンがパンフレットを見せる。
「んー…」
「エリドゥってずっと夏気候に近いんだな」
「砂漠地帯だからね、ソーマ」
「そういえば、海があるんだったな。となると…やっぱりあれだよな。な、北都?」
「うん、森のほうにしようか?他のとこもあるね…家に帰ってから考えよう」
 ソーマの期待をあっさりと切り裂いた。
「…観光か。(海で水着か…いいじゃないか!)」
 フレンディスと2人きりで!
 ―…と思いきや、簡単に願望は叶えられなかった。
「ならば僕も参ります!」
「来てもいいけどな、お前はグラキエスと遊んでろ」
「グラキエスさんも一緒にどうですか?」
「あぁ、皆で行ったら楽しそうだ」
「エンド。今度こそちゃんと寝てくださいね」
 朝方まで起きてることのないようにロアが言う。



「ねぇねぇフリッカ、観光だって。忙しくってお土産とか何も見れなかったよね」
「レスリー。遊びもいいけど、自習のことも考えなきゃね」
「うわー、真面目すぎるよ。それでもいいけどさ」
 自習の2文字のことばかり考えているフレデリカにたまには…と言いたいが、聞いてくれそうにない。
「お父様、ここへ行ってみませんか?」
「ふむ……。よいのかな?」
「そんな場所があるのですか…。私も行ってみたいですね」
 レイカが横からパンフレットを覗き、驚いたように目を丸くした。
「ここも行けるの?」
「何、フリッカ。興味持っちゃった?」
「うう…」
「我慢はよくないよ」
「レスリー、あまりフリッカを誘惑しないであげてください」
 自習と息抜きの狭間で触れているフレデリカを見て、ルイーザが彼女をとめる。
「はーい…」
 パンフレットを眺めながらしょんぼりとする。
「やばいね、ここは弥十郎が喜びそうで連れて行きたくないな。別の場所がいいね、うん」
「えー、なんでー?こんなに興味あるのに♪」
「はぁー。はしゃぎすぎないか不安…」
 とめようにも興味津々に目を輝かせてしまっている。
「あとはお家でゆっくり見てください〜。扉閉めちゃいますよぉ〜?」 
 エリザベートとラスコットは機材を片付け、教室の扉を閉めた。

担当マスターより

▼担当マスター

按条境一

▼マスターコメント

皆様、お疲れ様でした。

次回は、自習と観光です。
観光地はエリドゥ、ケルツェドルフなど…です。


魔道具はご提案いただいた中から選ばさせていただきます。
効力に関しましては運営側で調整するため、リアクションのものと多少ことなるものもございます。

・2時間目の授業について。
1時間目でMC・LC1人でもクエストのアイテムを試したり、すでに完成しているアイデア術を練習すると、MC・LC共に2時間目は出席していないことになっています。
1ユーザーにつきMC・LCまとめてアイテムの考案、制作はどちらかのみの描写になっています。
例えば、MCが提案してLCが作るなどというアクションは、どちらかの描写がないということです。


・キャラクタークエストで強化した章について。
強化後に失った能力はないため、強化前に上昇した能力が適応されます。


一部の方に、称号をお送りしました。

それではまた次回、シナリオでお会いできる日を楽しみにお待ちしております。