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【蒼フロ3周年記念】インタビュー・ウィズ・コントラクター・スペシャル

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【蒼フロ3周年記念】インタビュー・ウィズ・コントラクター・スペシャル
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12)志方 綾乃(しかた・あやの)

志方 綾乃(しかた・あやの)は、スタジオ入りし、トッドさんに挨拶した。
「こんにちは、トッドさん。
今回は、なるべく多くの方の質問に答えていきたいと思います」
「ええ、よろしくお願いしますね」

トッドさんは、寄せられた質問を順に聞いていく。
アキラ・セイルーンさんの質問です。
「これまでの活動を振り返り、一番印象に残っている出来事は?」
「俺僕私がおススメする冒険譚(シナリオ)はこれだ!」
それぞれお願いできますか?」

「一番大きな出来事は、やっぱりシャンバラ東西分裂かな。
あの時はかつての友人達と殺し合うことになるかと本気でヒヤヒヤしたものです。
杞憂でよかった」
お茶をのんで息をつきながら、綾乃が言った。
「オススメ冒険譚は【カナンなんかじゃない】
GMも参加者もノリが良すぎて最高です」
「GMって何かしら」
「さあ、なんでしょう」

「では、瀬山 裕輝さんの質問です。
『僕私のおススメ又は自慢したいアイテムやスキル〜』」
「最近ですと【アスリート養成スーツ】ですね。
ホント出なくて泣きそうになりました!」
「綾乃さんはたくさん冒険して、
たくさんのアイテムを集めていらっしゃるのね」
「まあ、それなりに、ですね」

「次は国頭 武尊さんからの質問です。

異種族との恋愛や結婚について、
「地球出身の出演者全員」にどう考えているか答えて貰いたい

ということです」

「マクロ的な視点で見るとまだまだ難しいんじゃないかな。
とは言え地球とパラミタが繋がりをまた持ち始めてからたかだか十余年。
もし変えるとすれば、それは私達の役目だね」
「若い契約者の皆様に、未来は託されている、ということよね」
トッドさんがうなずく。

「では、緋山 政敏さんからの質問です。

地球の方々にも皆さんのお勧めのスポットとか
以前行ったけど、今どうなってるのかなーとか気になる場所をご紹介頂けませんでしょうか」

「さっき思い出したのですが、
月楼館(【月夜に咲くは赤い花!?】の舞台)は今どうなってるんでしょう?」
「なるほど、イルミンスールの森にあるホテルね」

「次の質問です。
青葉 旭さんから。

キミの根源的な行動原則は、
どの集団(国や宗教等)の法律・規則や習慣・風習に根ざしている?

また、その行動原則とシャンバラの法律・規則や
習慣・風習が異なる場合はどちらにしたがって行動する?」

お菓子をつまんでいた手を止めて、綾乃が真面目に言う。

「パラ実生らしく、己の法に従うと言っておきます。
とは言え幾つか取り入れてる古人の言葉がありまして
「目には目を、歯には歯を」「渇しても盗泉の水を飲まず」なんかがそうですね」

「綾乃さん、今、パラ実何年生だったかしら」
「あら、トッドさんこそ、今年でおいくつになられたんですか?」
トッドさんの問いに、綾乃がニヤニヤして言う。

「まあ、そんなことより、次の質問に参りましょうか。
リイム・クローバー(りいむ・くろーばー)さんからの質問です。

皆様は夢のために誰かと争う事をどう思いまふか?
相手を打ち負かし、そして自分の道を進むのは果たしていいことなんでふか?

とのことです」

「悲しいけどそれこそが生きることの本質だと思うんです。
だけど、奪うということは奪ったものに対する責任を負うことだと思う。
次に自分が奪われる時までね」
諦念と決意の入り混じった瞳で、綾乃が言った。

「では、最後に、このお写真を用意させていただいたわ」

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「まあ! 胸を鷲づかみされていらっしゃいますのね。
こうしたセクシーな場面のお写真が多い綾乃さんですが、
やはり、「そういったこと」がお好きなのかしら?」

無邪気に問うトッドさんに、綾乃はニヤニヤしながら答えた。

「またまた森みz――ゲフン、トッドさん。
どうしてあなたはそういう妙な事ばかりお聞きになられるんですか?
……はい、大好きです! 女の子だって時には猛るケモノ!!
トッドさん、ここは一つ鷲づかみというものを体験してみます!?」

言うなり、綾乃はトッドさんに手をわきわきさせながら接近していった。

「え、ちょっと? きゃあああああああ!?」



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