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【蒼フロ3周年記念】インタビュー・ウィズ・コントラクター・スペシャル

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39)遠野 歌菜(とおの・かな)

遠野 歌菜(とおの・かな)は、
パートナーで伴侶の月崎 羽純(つきざき・はすみ)とともに、
「トッドの部屋」へとやってきた。

「今日はよろしくお願いしますっ」
「よろしく」
「はい、ようこそいらっしゃいました」
歌菜と羽純をトッドさんが温かく迎えてくれる。

「まず、この質問からね。
あなたの大切な方はどなたですか?
その方について、そして、どう思っていらっしゃるか、
なるべく具体的に教えてくださらない?」

「旦那様……羽純くんと、パラミタで出会った友人達です。
いつも一緒に居てくれて、私を支えてくれて……いっぱいの感謝と大好きを伝えたいです。
皆が居たから私は今ここに居ます」
歌菜が隣の羽純の手を握る。
照れつつも、羽純もそっと歌菜の手を握り返した。
電波を超えて自分の気持ちが届くように、願いながら、歌菜は微笑んだ。

「まあ、大切な人がたくさんいること、すてきね。
では、あなたの将来の目標はなんですか?
それに向けて、今、どのような努力をされていらっしゃいますか?
まだはっきりしない、漠然としたことでもかまいません」
「魔法少女アイドルとして、笑顔と夢を届けて行きたいです。
アイドル活動をこれからも頑張ります!
そして大切な人達を守れるよう騎士としてもより精進を重ねます」
「歌菜さんは【魔法少女アイドル マジカル☆カナ】にして、
二槍流の使い手でいらっしゃるのよね」
「はい」
歌菜は、りりしく微笑んだ。

「では、こちらのお写真をご覧になって」

【にゃんにゃんお】幸せの花束

「まあすてき! 赤い糸で結ばれた二人ね。
羽純さんとのこと、
魔法少女アイドルでもある歌菜さんに、ぜひいろいろ語っていただきたいわ」

「え……」
フェイントで頬を染めつつ、歌菜は話し始めた。
「羽純くんと出会えた事に……本当に感謝しているんです。
赤い糸……で繋がれているなら、嬉しいな」
隣の羽純を歌菜がちらりと見ると、羽純も照れている。
「……」
歌菜は羽純の好きなところを具体的に考えるものの、
恥ずかしさがこみあげてきて、真っ赤になり何も言えなくなってしまう。
「こ、これ以上はノーコメントで!」
「あらあら」
トッドさんにくすりと笑われ、歌菜はあうう、と顔を隠した。

「では、次は
アキラ・セイルーンさんの質問です。
「これまでの活動を振り返り、一番印象に残っている出来事は?」」

「沢山沢山ありますが昨年6月に結婚したことです。
お友達にも祝福して貰えて……本当に幸せでした! 今も幸せです♪」
「じゃあ、今年で1周年だったのね。おめでとう」
「ありがとうございます!」
歌菜はトッドさんの祝福に、心からの笑顔を浮かべた。

アキラ・セイルーンさんからのもうひとつの質問です。

「俺僕私がおススメする冒険譚(シナリオ)はこれだ!」

どうかしら?」

「沢山あり難しいのですが、いっぱい紹介していいですか?」
「どうぞ、お時間の許す限り」
歌菜にトッドさんがうなずいた。

「ありがとうございます。

まずは
『ジューンブライダル2021。』
愛が溢れてます♪

【KICK THE CAN!】シリーズ
缶蹴りが熱い!

【ロリオとジュエリン】シリーズ
着せ替え楽しいです☆

【ようこそ! リンド・ユング・フートへ】シリーズ
皆で物語を創作が面白い♪

【地球に帰らせていただきますっ!】シリーズ
地球に里帰りで普段見れない姿が見れます!

駆け足でしたけど、これで!
どれもおすすめですので、ぜひ、読んでみてくださいね!」

「どうもありがとう。

次は、瀬山 裕輝さんの質問です。
『僕私のおススメ又は自慢したいアイテムやスキル』は?」

【大空と深海の槍】等、お友達に頂いた物は全部宝物です!」

「プレゼント交換ができるのっていいわよね。
次は、国頭 武尊さんからの質問です。

異種族との恋愛や結婚について、
「地球出身の出演者全員」にどう考えているか答えて貰いたい

とのことです」

「私自身、異種族である羽純くんと結婚しました。
種族の相違でトラブルになった事は今までないけど……
例えこれから先そういう事が起こっても、彼となら乗り越えていけるって思ってます。
ううん、絶対乗り越える!
大好きな大切な人の手を離したくないですから」
再度、歌菜と羽純は手をしっかりとつないだ。

「たしかに、お二人なら乗り越えていけると思うわ。

続いて、緋山 政敏さんの質問です。

地球の方々にも皆さんのお勧めのスポットとか
以前行ったけど、今どうなってるのかなーとか気になる場所をご紹介頂けませんでしょうか」

「空京神社の福神社です。
花換まつりが楽しいです!」

「まあ、空京なら契約者でなくても行きやすくていいわね!

次は青葉 旭さんからです。

キミの根源的な行動原則は、
どの集団(国や宗教等)の法律・規則や習慣・風習に根ざしている?

また、その行動原則とシャンバラの法律・規則や
習慣・風習が異なる場合はどちらにしたがって行動する?」

「行動原則は、所属しているイルミンスール魔法学校に従っています。
異なる場合は……。
難しい質問です。
生憎そういった場面に遭遇した事はありませんが、自分の信念に沿う方を選択すると思います」

「なるほど。

では、リイム・クローバー(りいむ・くろーばー)さんの質問です。

皆様は夢のために誰かと争う事をどう思いまふか?
相手を打ち負かし、そして自分の道を進むのは果たしていいことなんでふか?

とのことです」

「夢を掴む為『人と争う』のではなく、
『人と競い合い』夢を目指すと私は思ってます。
ライバルが居るから頑張って前に進めるんです!」

「魔法少女アイドルである、歌菜さんらしいお答えね。

次は、本郷 翔さんの質問です。
もし、あなたに子供が出来たとして、めざすべき目標として、紹介したい人はいますか?」

「魔法少女としては、飛鳥 豊美(あすかの・とよみ)ちゃんです。
あ、でも子供って……」
羽純と視線を合わせて、歌菜は赤面した。

「ふふ。では、
最後にピュリア・アルブムさんの質問です。

「アイドル活動の中で嬉しかったことや苦労したこと、
またアイドルとして心がけていることなどがあったら教えてください」」

「うれしかったのは、私の歌で皆が笑顔。
一緒に歌ったり、私の歌を歌ってくれる子が居ると本当に幸せです!
苦労はマンネリ化しないようにする事。
皆に幸せを届けられるよう、いつも笑顔を心掛けてます」
そう言って、歌菜は、全世界に向かって、最高の笑顔を贈った。

「どうもありがとう。
あっというまに時間が過ぎていったわ」
「こちらこそ、たくさんの質問をありがとうございました。
送ってくださった皆さんもありがとうございます!」
「ありがとう。トッドさん」
トッドさんに、歌菜と羽純はお礼を言い、仲良く退場したのだった。