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【特別シナリオ】全学最強決定戦!

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■準決勝2(8回戦) 蒼空学園VSシャンバラ教導団

蒼空学園代表小鳥遊 美羽(たかなし・みわ)と、
シャンバラ教導団代表ダリル・ガイザック(だりる・がいざっく)の準決勝の試合が開始された。

試合開始と同時に、ダリルが、ハルマゲドンで攻撃する。

美羽はバーストダッシュで真上に飛んでいた。

(普通の方法じゃ、ダリルは倒せない!)
美羽は、迷わず、30倍速アクセルギアを使う。

光精の指輪の眩しい光で、
ギャラリー含む全員に、スカートの中が見えない。

ダリルが手にしていた銃が蹴りで落とされる。

しかし。

「これが俺達の生きる力。光条世界への反旗の布告だ」

ダリルの宣言とともに、光条兵器が振るわれる。
それは、光の軌跡を描き、多くの人の心を打った。

そして、一瞬の出来事であったが、
ダリルの脚が、半歩、場外に出されていた。


戦いの興奮が冷めやらぬ中、美羽が言った。
「私が勝てたのは、
これまでの戦い方を見せてもらえたのも大きいと思うよ」

ダリルはすでに本選トーナメントで2回、戦っている。
美羽とは3戦目となる。

「それに、ダリルの強さは、ずっと知っているからね」
「いや……これは美羽の実力だ。
アクセルギアをフルに使用したとはいえ、追いつくことができなかった」
ダリルは、美羽と握手を交わした。

その二人の姿に、会場から、大きな拍手が巻き起こったのであった。


蒼空学園決勝戦進出!