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投票結果
 
 
「お待たせしました。投票結果が出たようです」
 三笠のぞみから渡された紙を見て、大谷文美が言った。
「ドロドロドロドロドロ……」
 予算の関係上、ドラムロールは口である。
「二千二十年度上半期魔道書ベストセラーは……」
 一呼吸おく。
「『童話スノーマン』と『空中庭園』です!」
「おおっ」
 同率首位に、図書室がちょっとどよめく。
「おめでとうございます。今後も読者をおふやしください。副賞として、図書室に表紙写真を飾らせていただきます。それではまたー」
 

担当マスターより

▼担当マスター

篠崎砂美

▼マスターコメント

 
 さて、今回はバラエティに富んだ魔道書が揃いました。今までタイトルしか分からなかった魔道書の本文が垣間見えて、とても楽しかったです。
 
 今回、魔道書の特徴を出すために特殊な描写をした物がいくつかありますが、基本的に今回限りです。本来はすべて自称となり、他のシナリオでは一切使えませんので御注意ください。ポストコグニションも、プレコグニションも、エンチャントも、現時点で魔道書固有のスキルとしては存在していません。(これらはSFなどでは一般用語ですので、将来的にゲームのスキルとして今後実装されるという話ではありません。意味はググってね)
 シナリオではアイテムとしての魔道書は鈍器であり、魔法効果ブースターでしかありません。それ以外の能力は自称として最優先で没候補となります。
 また、今回知り得た情報も、あくまでその魔道書にそう書いてあったと言うだけですので、真偽は不明となります。情報源として、魔道書の中の記述をシナリオで使うのはかなり難しいということですね。
 また、魔道書は常時人間体と本が同時に存在します。人間体は形態が固定で、変形や変身はできません。さらに元の本の形に戻ったり本と一体化することもできません。ただし、本とは運命共同体であり、それぞれのダメージは相互に反映されます。
 自称の扱いについては、それを信じる個人にとっては、パーソナルなレベルでは真実となります。ただし、あくまでも個人意識レベルでの話です。グローバルなレベルではゲームルールに縛られますので、逸脱した場合は一切の物理効果・魔法効果・知識・情報などは発揮しません。
 まあ、魔道書はすべてフィクションであると割り切っちゃった方が簡単かもしれません。特殊な物ほど、自由に読むことはできないという感じで。その方が、没にされなくて使い方が工夫できると思います。もっとも、いろいろと逆手に取って何かをすることは可能なんですが、そのへんは頑張って考え出してねということで。こじつけもまたたのしです。
 注意書きが長くなってしまいましたが、特殊シナリオ以外でアクションがルールではねられるのは悲しいですから一応頭の隅にいれておいてください。
 
P.S.
 9月14日、公開。
 9月25日、推測変換の誤変換によるキャラ名間違いの修正。