シャンバラ教導団へ

百合園女学院

校長室

薔薇の学舎へ

賑やかな秋の祭り

リアクション公開中!

賑やかな秋の祭り
賑やかな秋の祭り 賑やかな秋の祭り

リアクション

 昼、祭りの入口。

「……(三人は仕事で参加は夜になるが、もう一人は……)」
 酒杜 陽一(さかもり・よういち)は祭りの約束した三人の他に招待したもう一人の事を考えていた。
 その時、
「……随分、賑やかだな」
 陽一の隣から青年の声がし思わず振り向くなり
「……!!」
 陽一を驚かせた。
 なぜなら
「……本当にそっくりだな、フォルトーナに」
 その姿はよく見知っていたからだ。いや本人ではなく本人をモデルにした者に。
「……フォルトーナ……俺の店の名だな……もしや」
 つぶやきを聞いたシャンバラ人の青年は鋭く陽一をにらんだ。
「……あぁ、俺がこちらに招待したんだ。俺は酒杜陽一だ」
 陽一は相手の警戒を解こうとまずはと名乗った。いくら彼に似ていても別の人間、初対面なので。
「それはご丁寧に。俺はアルド。死んだ俺をこっちに招待してどうするつもりだ。全ての願いを叶える石を作る前に亡くなったあの悔しさを思い出し腹立たしくなるというのに」
 志半ばに持病と過労で命を落とした彼は苛立ちげな顔で僅かに肩を震わせ手を握り締めた。おそらく最期に手に持っていた漆黒の石を思い出しながら。
「……事情は全て周知済みだ。その上で会わせたい人がいるんだが(ここで話すよりも直接本人に会わせた方がいいな)」
 アルドの事情を知る陽一はあえてこの場で詳細を語る事は無かった。直接アルドに関わる二人に会わせた方がいいので。
「……」
 アルドは何かを感じたのか黙って陽一の案内に従った。
 陽一が向かったのは交流のある石専門店であった。

 石専門店『ストッツ』。

「久しぶ……って、なんで、その人がいるの!?」
 店の主ホシカは入店した陽一の姿に破顔するが、隣の故人のはずの人物を見てびっくり。
「フォルトーナお兄ちゃんと同じ顔!」
 キーアは驚きの顔でアルドの顔をまじまじと見つめた。
「……フォルトーナ……同じ顔……どういう事だ……」
 自分の顔を舐め見られる理由が分からぬアルドはひたすら眉を寄せて疑問顔をするばかり。
 そこへ
「……騒々しいが何かあったのか」
 店の奥にいたフォルトーナが騒々しさに姿を現した。
 途端
「……!!」
 同じ顔をした二人は互いの姿を見つめ合い言葉も出ない様子に。
「フォルトーナ、彼が君の生みの親である職人のアルドさんだ。アルドさん、彼が……」
 陽一はまずフォルトーナにアルドを紹介しようとするも
「あなたが最後に手がけていた漆黒の石よ。どんな願いもすぐに叶える石。彼は気付いたら石ではなく人の形になっていた……あなたが亡くなり間際のどんな願いもすぐに叶える石を作りたいという言葉にどうすればいいのか分からず途方に暮れて……しかも親しくもない私があなたの片付けまでする始末になって」
 被害を被った者の一人であるホシカが淡々と多少険のある口調でアルドにフォルトーナを紹介した。
「……(前にもしかしたら良い友人になれたかもと言っていたからもう少し穏やかに話せば親しくなる良い機会になるはずだけど……本人を前にするとしないとでは違うだろからもう少し様子を見てみようか)」
 激高はしてないが親しさもないホシカの様子に陽一は多少心配するが見守る事に。やはり本人を前にすると堪らないものがあるのだろう。
 その横で
「……あの石が……本当なのか……」
 アルドはじぃとフォルトーナを瞬きも忘れて見ていた。言葉通り命を懸けて作った我が子を。
「……あぁ」
 フォルトーナは静かにうなずき、こちらも食い入るように相手を見つめた。
「……俺のつぶやきをいや俺の願いを聞いたと言っていたが……それはどうなった?」
 アルドはフォルトーナから目を離さず自分が最も知りたい事、いや命を賭して成そうとした事の答え、先を聞きたがった。
「……彼や多くの者達のおかげで願いを叶えるのではなく叶えるのを手伝う存在になろうと思い人を知るためにあちこちを旅している……それでも分からない」
 フォルトーナは今の自分の状況について簡単に説明した。
「……だろうな。人は移ろいやすい。そして面白くかけがえのない存在」
 アルドは一瞬、視線をさまよわせ、遠くから聞こえる祭りの喧噪に耳を傾けた。
「……(彼は人が好きだったんだな。だからこそどんな願いを叶える石を作ろうとした……しかし、中身が違えば姿形が同じでも雰囲気は違うな)」
 アルドの姿に陽一はなぜ石を作ろうとしたのか何とは無しに納得してから同じ顔を見比べ中身から溢れる雰囲気の違いに思わず笑みを洩らした。
 それは
「……同じ顔でも何か違うね。フォルトーナお兄ちゃんは何か考え事してて時々寂しそうな悩んでる感じだけどあの職人さんは何か強いね」
 キーアも同じだった。
「キーアちゃんは目が良いね。アルドさんは石への迷いの無い拘りそのものという感じだけどフォルトーナはあれこれ自分探し中でそれが出ているんだろうな」
 陽一はぽんとキーアの頭に手を載せて褒めてから強い執念を持つ者となるべき存在模索中の二人を見た。
「……そっか」
 キーアは陽一を見上げた後、アルドとフォルトーナを見比べていた。

 再び。
「……私は貴方の望む存在だろうか?」
 自分が救われた騒ぎですでに願いを叶える石にはなっていると言われたがフォルトーナは生みの親本人から聞きたかった。
「……そうだな。そうかもしれない。お前は俺の望を叶えてくれた。どんな望みも叶える石を欲した俺の願いを。そう考えるとお前の存在そのものが俺の願いなのかもな」
 アルドは口の端に満足げな笑みを浮かべながら生みの親から聞きたかった答えを発した。
「……そうか」
 フォルトーナは表情を僅かにゆるめ、嬉しそうであった。会えないと思った人物に再会し欲した言葉を貰えたのだから。
「……言っていた通りだな……願いを叶える石が出来た事で満足という」
 陽一はぽつりとこぼした。フォルトーナと出会った騒ぎ解決後に職人が生きていたらどうなったのかという問いかけに対するホシカの答えを。
 ここで
「で、お前がここにいるという事はここに厄介になっているのか」
「そうよ。私が一応、彼の後継人。出来る限り助けになりたいと思ったから」
「そうか。悪いがこれからも頼む。あと面倒をかけたな。生前は意見は合わなかったが腕は認めていた」
「言われなくとも彼の面倒は見るわよ。褒めてくれるのは嬉しいけど死んでから言われてもね。私もあなたの石への執念は凄いとは思っていたわ。それだけでなく優しい部分もあった事も知ったわ」
 アルドとホシカは言葉を交わした。フォルトーナのやり取りの後のためか心無しかホシカの表情から険が抜けていた。

「おばちゃんやフォルトーナお兄ちゃん、嬉しそう……ありがとう」
 みんなの様子に和んだキーアはきっかけをくれた陽一に満面な笑顔で礼を言った。
「どういたしまして」
 陽一も笑みを返した。
 続いて
「……彼を連れて来てくれて感謝する」
「俺も彼に会えて……自分が成した事をこの目で見られてよかった」
 フォルトーナとアルドがそれぞれ礼を言い
「言いたい事も言えたしありがとう」
 ホシカも感謝を示した。
「あぁ、よかった」
 陽一は一言だけ口にし、改めて皆を見た。
 この後、陽一はアルドを交えたフォルトーナの旅話を参加した。その話の中には陽一と再会し助言を貰った話も含まれていた。
 とにもかくにも楽しく昼を過ごし、夕方になると陽一は祭りを楽しむべくお喋りに興じる四人に別れを告げて店を出た。

 夜。
「陽一、お待たせ!」
「夜に合流となってしまいすまんな」
 婚約者である高根沢 理子(たかねざわ・りこ)セレスティアーナ・アジュア(せれすてぃあーな・あじゅあ)が待ち合わせ場所に現れた。
「陽一、ごめんね。お祭り朝からあったのに一緒に参加出来るのが夜になって……しかもお忍びって感じだし」
 理子は両手を合わせて参加が夜になり楽しむ時間が少なくなった事に申し訳なさそうにした。理子とセレスティアーナは忙しい立場のため本日はお忍びでの参加である。
「気にしなくていいよ。こうして一緒に過ごせるのだから。それに理子さんも忙しいんだから」
 陽一は理子の東シャンバラ代王の仕事の忙しさについては理解しているので気を害した様子は無い。むしろ自分のためにこうして忙しい中来てくれた事に嬉しかったり。
「……ありがとう。今日はたっぷりと遊ぼうね」
 理子はニカッと笑った。
「……そう言えば、一人足らぬようだが」
 セレスティアーナがくるりと周囲を見回した時
「ごめん、ごめん。来たよ! なかなか仕事に区切りがつかなくて」
 ジークリンデ・ウェルザング(じーくりんで・うぇるざんぐ)が慌てたように走ってきた。こちらもまた忙しい仕事を抱えていたり。
「ようやく全員集まったわね。さぁ、これからどこに行こうか? 陽一、どこか行きたい屋台ある?」
 理子は全員の顔を見回して揃った事を確認してから本日誘ってくれた陽一に行き先の決定権を委ねようとするが
「俺は三人の行きたい所どこでもいいよ」
 陽一は決定権を三人に譲った。なぜなら今日は自分ではなく三人に楽しんで貰う夜にしたいから。
「だったら、食べ物を売っている所にしようよ! 夕食もまだだし、急いで来たからお腹が空いて」
 真っ先にジークリンデが行きたい場所を提案。空腹なのかお腹に手を当てていた。
「それじゃ、どこかで食べましょうか」
 理子はジークリンデの様子にクスリと笑みを洩らしてから陽一に言った。
「そうだね。出来れば秋の味覚がいいわね」
 理子が折角だからと人差し指を立てて条件追加。
「うむ、折角の秋の祭りというからな」
 セレスティアーナが理子の追加条件にうなずいた時
「それなら、あっちのお店がいいよ」
「お芋とか栗とか色々あるよ」
 聞き知った二人の少女の子。
「……その声は……」
 声のする方に振り向いた陽一は
「絵音ちゃんとスノハちゃん……三人も来ていたのか」
 交流のあるあおぞら幼稚園の園児絵音とスノハに絵音の側に男女の絵音誘拐事件三人組がいた。
「えぇ、お祭りがあるからって絵音ちゃんに誘われたんだけど。昼間は忙しくて絵音ちゃんには悪いけど参加が夜になって」
 一番上の姉イリアルが祭り参加の事情を話しちらりと小さなお友達に笑んだ。
「夜でもいいよ。みんなに会えたし。陽一お兄ちゃんも」
 絵音はイリアルに笑み返すなり陽一に向かって嬉しそうに笑った。
「俺も会えて嬉しいよ。変わらず仲が良さそうで良かった」
 陽一が親しげに笑ってから三人の方に顔を向けた。何せブラウニーのサンタ仕事で亡き妹と両親に再会するのを見守っていた事もあって気になったり。
「おかげさまで悩みも聞いてくれて面倒を掛けたな」
「妹達に会ってから吹っ切れて三人のためにって頑張ってるよ」
 ハルトとナカトがすっきりした様子で答えた。亡き家族と再会した事が三人のこれからにとって本当に良い区切りになったようだ。
「礼を言われる事じゃないよ」
 陽一はさらりと流す。感謝されたくて気遣い優しくしたわけではないから。
「いいや、言っても足りない。何度か世話になってるんだから」
 イリアルがこれまでの交流を振り返り大いに陽一に感謝した。
 ここで
「ねぇ、ねぇ、見て見て」
 キリスが乱入し貸衣装屋で借りた赤系の衣装を自慢げに披露。
「あら、可愛い服ね。どうしたの?」
「赤色系でまるで紅葉だな。秋に相応しい」
 理子とセレスティアーナが真っ先に相手をした。
「でしょ、あたしの大好きな赤色だよ!! お姉ちゃんも着ようよ!」
 褒められて嬉しくなったキリスは手近にいたセレスティアーナの手を引っ張って貸衣装屋へと連れて行こうとする。
「ちょっ、おい、私もか!?」
 子供の無邪気さに軽くパニックのセレスティアーナは抵抗する間もなく連行となった。

「お腹空いたなぁ。何か食べないと」
 ジークリンデが再び空腹を実感した所で
「行こう、お姉ちゃん」
「おいしい物たくさんあるよ」
 絵音とスノハに案内されてジークリンデは食べ物を扱う屋台へ。

「……今日は賑やかになりそうね」
「そうだね。祭りだからいいんじゃないかな(はぐれないように注意はしないと)」
 理子と陽一はのんびりと微笑ましい光景に和んでいた。園児達は子供達の保護者数人に引率され来ていた。陽一は子供達のお友達だけでなく保護者として『ホークアイ』で子供達を見守っていた。側にはペンギンアヴァターラ・ヘルムのペンタやパラミタセントバーナード、ケルベロスジュニア、シャンバラ国軍軍用犬、ヘルハウンドの群れや特戦隊達も伴い賑やかでしっかりと子供達の相手をしていた。

 しばらくして
「ん〜、美味しい。ありがとう。ねぇ、他においしい所を教えて」
 両手に食べ物を持ったジークリンデが戻って来た。すっかり空腹を癒したのか表情が満たされていた。
「いいよ!」
「今度はあっち!」
 絵音とスノハはジークリンデの注文で別のお勧めへと案内を始めた。

「お姉ちゃん、きれいだからすごく似合ってるよ! 妖精さんみたい!」
 キリスは手を叩いて興奮気味に衣装替えをしたセレスティアーナを褒めた。
「……そんなに褒めるな」
 子供の無邪気な褒め言葉に銀杏をイメージした黄色系の衣装を纏ったセレスティアーナすっかり照れていた。キリスの言うように元が良いのでとても似合っている。

「二人共、存分に楽しんでるわね……それにしてもオレンジ色の光なんて綺麗ね。秋らしいし」
「……それだけじゃなくて夜には花火も上がるらしい(双子にしてはいい演出だな……今日も参加しているのは確実だが他の人かいるだろうから大丈夫だろ)」
 理子と陽一はのんびりと食べ歩きをしながらオレンジ色に照られされた町を眺めていた。
「……お兄ちゃんとお姉ちゃんは好き同士だよね?」
 しっかり者のシュウヤが陽一達を見上げながら訊ねてきた。
「……えぇ、まぁ、そうよ。ね、陽一」
 理子は照れながら
「あぁ。しかし急にどうしてそんな話を?」
 陽一は答えつつも質問の意図を訊ねた。
「そうよ。どうしたの? 好きな人がいるの?」
 理子が陽一の問いかけに言葉を重ねた。無理意地にならぬよう優しい口調で。
「…………分からない……他の人といるより楽しいけど。でもお兄ちゃん達みたいに好きな人と一緒だよ」
 シュウヤはパラミタセントバーナードを撫でながらよく分かっていない可愛らしい恋心を明かした。
「……そうなの。それはちょっぴり寂しいわね」
 理子はシュウヤと視線を同じくし励まそうと頭を撫でた。
「ううん、大丈夫だよ。もう会えないってわけじゃないから。でも……」
 同年代よりもしっかりしているシュウヤは知った顔をするがやっぱり寂しそうな顔。
「甘い物でも食べて元気を出したらいい」
 陽一も励まそうとチョコスライムを千切って欠片を差し出した。
「ありがとう、お兄ちゃん」
 受け取ったシュウヤは食べながらパラミタセントバーナードを撫でた。
 ここで勢いよく花火が打ち上がり、夜空に大輪の花が咲き誇り始めた。
「ほら、花火よ」
 真っ先に気付いた理子が花火に彩られた夜空を指し示した。
「秋の花火か」
「綺麗だね」
 陽一とシュウヤは一様に見上げ、花火鑑賞。他の子供達も同じように空を見上げていた。

 花火鑑賞後しばらくして陽気な音楽が流れ
「良さそうな曲も流れてるし、踊っちゃおう」
 理子は陽一とシュウヤの手を引っ張って踊りに連れ出した。
「ちょっ、理子さん!?」
「お、お姉ちゃん!?」
 いきなりの事に陽一とシュウヤは驚くも拒否はせず一緒に踊り始めた。

「ヒルナちゃん、踊ろうよ。みんな楽しそうだよ」
 祭りを楽しみたく来たキーアは気弱な親友ヒルナの手を引っ張り、踊りに誘うも
「……でも」
 ヒルナは踏み出せず、言葉を濁らせていた。
 そこへ
「大丈夫だよ。お姉ちゃんも可愛い動物達も一緒だから」
 優しいジークリンデがケルベロスジュニアとペンタを連れて現れた。
「……うん」
 ヒルナはと優しいお姉ちゃんに促されて二人の手を取って踊りの輪に加わった。

「妖精さんのダンスだね」
「……確かにな」
 キリスに振り回されながらセレスティアーナは秋色の衣装を翻しながら共に踊っていた。

「本当に今日は誘ってくれてありがとう、陽一」
「最近大変だったし息抜きにと思ってね。本当にお疲れ様。これからも……」
 理子と陽一は踊りながら感謝したり労ったりと最愛の人との時間を過ごしてした時
「陽一、可愛いお客さんがいるわよ」
 理子はクスリと笑みながら陽一の足元を指さした。
 そこには
「……てんだ。祭りに来ていたのか」
 踊る陽一の足元をちょろちょろと動き回る小さな獣がいた。
 陽一が気付くと
「♪♪」
 てんは動きを止めて見上げて再会を喜ぶ鳴き声を上げた。
 続いて
「ここでお祭りがあると聞いて来たの。そしたらお兄さんがいて。あの子お兄さんを見た途端走って行っちゃって……一緒にお祭りを楽しんでもいい?」
 てんと共にやって来た少女座敷童が現れた。彼女は特殊な平行世界騒ぎに妖怪の山で出会った子である。
「もちろんだ」
「大歓迎よ!」
 陽一は理子と共に顔見知りの少女座敷童を迎えて踊りを再開した。
「♪♪」
「上手だな」
 陽一はてんと仲良く踊り
「……陽一に懐いてるわねぇ……ねぇ、さっきの続きは?」
 理子はそんな様子を微笑ましげになりながら陽一の言葉が尻切れトンボになった事が気になって訊ねた。
「それは……これからも色々あるだろうけど今は楽しもうって」
 陽一は最愛の人に笑顔を向けつつ途切れた言葉を口にした。
「えぇ、楽しみましょう」
 理子は踊りにますます元気さを加えた。
 この後、賑やかに祭りを楽しんだ。