第一話に引き続き、第二話も公開遅延のお詫びからはじまります…。
ゴール寸前まさかのクラッシュを起こした芙龍らむだです。
またしてもリアクション公開が遅くなってしまい、誠に申し訳ありません。遅延がお約束にならないよう、体調面、精神面の管理とともに、仕事量の調整にはできる限り気をつけていきたいと思っていますので、これからもよろしくお願いいたします。
そして第一話に引き続きご参加いただいた皆様、新規参加者の皆様、本当にありがとうございます。
今回のアクションですが、不時着組及び天魔衆の方々が、皆さん大変素晴らしかったです。役割分担がしっかりできていた上に、実に個性的なアクションが多かったという印象。信長さんを「がちょーん」と言わせたい、と書かれている方が多かったのには、ちょっと笑いました。すごいグループアクション名だ(笑)。
対して、タシガン残留組ですが。こちらはアクションの多くが消極的というか、安易だったことがすごく気になりました。
例えば目の前に、企業の派遣切りに抗議するために座り込みをしている人達がいたとします。彼らに対して突然、普通の学生が「話し合いましょう」と言っても話を聞いてはもらえませんよね?
タシガン家に押し掛けた人達もそれと同じで。目の前でいきなり青年の主張コンクール(と頭を抱えるくらいに主張系アクションに集中していました…)を開催してもダメなのです。また、話し合うにしても「いつ」「誰と」「どうやって」話し合うのか。これも大切です。ただこの件に関しては、シナリオガイドで提示した情報が少なかった部分もあると思いましたので、今回フォローの意味も含めて3つのルートを用意してみました。
ひとつは薔薇学のリアンくんルート。彼に対するアーダルヴェルトの嫌疑を晴らすことで、何らかしかの歩み寄りが生まれるかもしれません。
もうひとつは天魔衆のラフィタさんルート。彼の場合、攻略の難易度は高いです。天魔衆に与していたラフィタさんが自分の出自を簡単に明かすとは思えません。そのためまずは彼もしくは、彼の相方である白菊くんから話を聞き出す必要があります。もしかするとこちらはタシガン残留組よりも、空京組及び不時着組にオススメのルートかもしれません。
3つ目は上杉謙信ルート。本当にアーダルヴェルトの家臣なのかどうかすら怪しい謙信ですが、彼女と接触することで他とは違う情報が入手できるかもしれません。
単発シナリオと異なり、連続物であるキャンペーンシナリオは、一つ一つのアクションが積み重なり、物語が展開していきます。安易に「説得」や「交渉」に走らずに、まずはそのための状況を整えることから初めてみてください。あるいは今回の天魔衆のように、何人かで協力し役割分担をした上で一気に攻勢に出るのもオッケーです。ちゃんと自分たちの足下から固めていかないと、本当にタシガンにいられなくなっちゃいますよ〜。次回はタシガン残留組が主役のターンです。みんな頑張って!
それからもうひとつ。物語の読み手である皆さんと、実際に物語に登場するMCやLCとでは知っている情報の量も質も「異なる」という点も注意が必要です。これは、学校を問わず多くの参加者の方々に言えることなのですが、天魔衆や鏖殺寺院についての知識を「持ちすぎている」MCやLCが多いことが気になりました。物語内の情報伝達の速度や、キャラクターが置かれた立場による情報入手レベルを読み違えると、折角のアクションも失敗に終わってしまいます。ご注意くださいね。
今回、ちょっと小煩い話をしてしまいましたが、素直で、真面目で、心優しい薔薇学生の皆さんが、私は大好きです(もちろん他校生の皆さんもですよ)。アクションを拝読していると、次々にこう…アクションとは関係のない妄想が浮かび上がってきます。
例えば今回、藍澤黎さん達によってバイク型機晶姫のハーリーくんが拘束されていますが、ミニドラゴニュートのファルくんや、巨漢アリスのポポガくん、小さな剣の花嫁の白川童子くんあたりならば、彼との会話が成立するんじゃないかな〜とか。その理由を聞かれても「…純粋だから?」としか答えられないのですが。この3人ならば、なんか「あり!」な感じがします。仲良くなった三人がハーリーくんにまたがって「突撃!」とかしてきたら、すごくカッコカワイイなぁ…と、ニヤニヤしてみたり。他の方に対しても、いろいろと妄想しているのですが、その辺のお話はまた別の機会にでも。
最後に次回シナリオガイド公開のお知らせです。
11/27(金)ノーマルシナリオで「第三回ジェイダス杯」を予定しております。
「値上がりしただけかい!」と突っ込まれないよう、いろいろと新しい仕掛けも用意しておりますので、楽しみにしていてくださいね。砂上楼閣とは真逆に「楽しければ何でもあり!」が信条のジェイダス杯。皆さんと一緒に思いっきり全力疾走できるよう、私も体調を整えてお待ちしております。
【12/7追記】スキルや武器に関する記述を2カ所修正いたしました。