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続・冥界急行ナラカエクスプレス(第1回/第3回)

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続・冥界急行ナラカエクスプレス(第1回/第3回)
続・冥界急行ナラカエクスプレス(第1回/第3回) 続・冥界急行ナラカエクスプレス(第1回/第3回)

リアクション


終章



 残念ながら、ナラカエクスプレスの防衛は失敗に終わった。
 度重なるゴーストライダーの攻撃から車輪を守りきれず脱線してしまったのだ。
 線路に横たわる姿を、トリニティ・ディーバ御神楽環菜はどうしたものかと見ている。
「これでこの先はナラカエクスプレスを使用出来なくなりましたね」
「予備は……?」
 環菜は言った。
「死人の谷に予備の車両もあるって聞いたけど?」
「ざいますが、横転した列車が線路を塞いでおります。予備を呼んでも駅手前までしか走らせることが出来ません」
「こっちの装甲列車は使えないの?」
「調べてみないとわかりませんが、大分損傷しております。正常に作動する保証はないでしょう」
 パルメーラは装甲列車が暴走をする少し前に撤退していったと言う。
 ゴーストライダーもそれに引きずられる形で列車を捨てたようだ。
「とにかく今は先を急ぎましょう。勝利の塔の発動まで残された時間は多くありません」
「それしかなさそうね……」
 遠く塔を見やる。
「!?」
 環菜は目を細めた。
「気のせいよね……、今あの山が動いたような……?」
 塔の手前にある山が動いたような気がしたのだ。だがそんなはずはない。
 しかし、世の中には自分の物差しでは計れないものも確実に存在するのだ。特にここ、ナラカにおいては。
 山と思しきそれは地震とともに動き出した。ゆっくりとこちらにまっすぐ向かって。
「敵は厄介なものを持ち出したようです」
 トリニティはポツリと言った。





 to be continued…

担当マスターより

▼担当マスター

梅村象山

▼マスターコメント

マスターの梅村象山です。
本シナリオに参加して下さった皆さま、公開が遅れてしまいまことに申し訳ありません。
そして、本シナリオに参加して下さった皆さま、ありがとうございました。

予約数のことで皆さんに混乱を招いてしまったことをお詫びします。
前回のキャンペーンの際、他校生ながら参加を希望される方が多く見られた点。
今まではほぼ蒼空学園生の意見だけでまとまっていましたが、
そこに他校の意見も入ると展開に幅が出てよりシナリオが面白くなるのではないか、と言う点。
この二点から他校のプレイヤーさんも参加出来る余地を作りたいと思った次第です。
他校生枠というものを作ることができなかったため、運営側と相談して予約枠の拡大で対応したのですが、
そもそも蒼空学園のキャンペーンであるにも関わらず、蒼空学園生の枠が狭まってしまったのも事実です。
その点は配慮が足りなく申し訳なく思っております。
また、次回は通常の枠に戻すつもりです。

次回シナリオガイド公開日は、まだ未定です。
シナリオが決まり次第、マスターページでご報告しますので、チェックして頂ければ嬉しいです。
それでは、また次回、お会い出来る事を楽しみにしております。