校長室
2・26反バレンタイン血盟団事件
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その後のことである。 血盟団に参加した将校は軍事法廷で裁判にかけられた。その証言の一つ一つが、シャンパラ教導団の古参幹部との繋がりをあぶり出し、ハインリヒ・ヴェーゼル(はいんりひ・う゛ぇーぜる)、マーゼン・クロッシュナー(まーぜん・くろっしゅなー)そして大岡 永谷(おおおか・とと)の証言が決定打になったマリー・ランカスター(まりー・らんかすたー)が銃殺刑になった。洋兵さんもだ……。みんな死んでしまった。 でも不思議なことに、血盟団の総統なる人物は結局見つからなかった。 そして、総統が渡したがっていたケースの中身が、ハート型の巨大チョコだったことも、事件の矛盾の一つとなっている。 自分、金住 健勝(かなずみ・けんしょう)は教導団を退学になり、ある街を目指している。彼の店がある、どこかの街、でアリマス。