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暗殺者たちの饗宴

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暗殺者たちの饗宴

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終章 エンディング


 祭は夜を迎えた。
 それなりの混乱と被害はあったが、幸い死者もでず、祭が中止になることはなかった。
 祭の主催者との挨拶を終えた涼司を加夜達が迎えた。
 短いスカートとを翻し、跳ねるような仕草で美羽が言う。
「やったね、涼司!」
「最悪の事態にならなくて良かったですね」
 ベアトリーチェがメガネの位置を直しながら言った。
「俺は何も……お前らやみんなが助けてくれたお陰――!?」
 言い終わる前に涼司は膝をついた。
「涼司くん!」
 すかさず、加夜が支えた。
「対して動いてないのにこのザマか……まだ無理はできねぇみたいだな……」
 美羽とベアトリーチェが車椅子を持ってきた。
 加夜に支えられながら涼司が車椅子に座った瞬間、花火が打ち上がった。祭がフィナーレを迎えたのだ。
 会場にいる全ての人達が、様々な表情で打ち上がる花火を見つめていた。
 暫く花火を眺めていた涼司が、ふと横を見ると、加夜も涼司を見ていた。顔が花火に照らされて様々な色に染まる。
 嬉しさと安堵が合わさり、とても安らかな微笑みを浮かべ、加夜が言う。
「涼司くん、お疲れ様」


担当マスターより

▼担当マスター

DIJO

▼マスターコメント

 参加していただいた皆様、お待たせしました。
 初回からこの体たらくで申し訳ございません……。
 次回もご縁がありましたら、よろしくお願いします。
 ありがとうございました。

▼マスター個別コメント