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【怪盗VS探偵】闇夜に輝く紫の蝶

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【怪盗VS探偵】闇夜に輝く紫の蝶

リアクション


■後日談


―探偵サイド―


 探偵事務所の中は相変わらず忙しそうだ。
 ペット探しで。
「どうして……どうして……難事件を解決してほしいという依頼が一向に増えないのですかーーーー!!」
 そう叫んでいるのは火焔だ。
「あんな糞の役にも立っていない活躍で増えると思っている方がおかしすぎる……ですの」
「う……はい」
 橙歌の一言は火焔を冷静にさせるに十分だった。
「しかし……どうして依頼者にあの怪盗との対決がばれているんでしょうねぇ? 別に話したりはしていないのですが……」
「それなら、きっとこの映像……ですの」
 橙歌は自分のノートパソコンを火焔の机の上に置くと、ある動画を見せた。
 そこには、怪盗との対決シーンが映っていた。
 しかもかなりの人数が閲覧している。
 上空からの映像やお仕置きシーンまで入っており、かなり丁寧に編集がされている。
「…………えっ?」
 動画を見た火焔は固まってしまったのだった。


 数日さかのぼり、空京のネットカフェでは翡翠、美鈴、レイスが編集したばかりの動画をアップしていた。
 シオンからの映像もあり、だいぶ良い出来栄えだ。
「予想通り、混乱していたな〜……ただ次も有りそうな気がするのは、俺だけか?」
 レイスはアップした動画の確認をしながらそんなことを1人呟いていた。





―怪盗サイド―



「今度こそ絶対に華麗に盗んで怪盗パープル・バタフライを世に知らしめるのよ!!」
「まだやるの〜? もう帰ろうよー!」
 意気込む蝶子とは裏腹に青太はうんざりしている。
「さ、とにかく新しいアジトを発見するわよ!」
「はぁ〜」
 青太の溜息は真夏の空に消えていった。




―そういえば……?―



「はっはっは! ここは一体どこなのでしょうねぇ?」
 買出しにいったはずのルイは密林に迷い込んでいた。
 彼が帰れるのは一体いつなのか……?
「とりあえず……ルイ・スマイル☆」
 煌めく歯が眩しく光ったのだった。




 蝶子がリベンジを果たす日はくるのだろうか?
 そして火焔が活躍する日もいつか……?

担当マスターより

▼担当マスター

えりか

▼マスターコメント

 遅くなって申し訳ありませんでした。
 ここのところずっとですね……。
 何か対策をしますです……はい。


 今回は初! ホイップ以外のシナリオということでしたが……いかがでしたでしょうか?
 カオスって難しいですね。
 楽しかったですが!

 怪盗VS探偵なのですが……またやる……かもしれません。
 そのときはまたマスターページで告知させていただきますので宜しくお願いします。

 マスターページ、裏話とか書いた方が良いのか……未だによくわかってないです。
 うーん……。