担当マスターの瑞島です。お待たせして申し訳ございませんでした。「火線の迷図」第一回をお届けいたします。
最初に全体的なことですが、まず、NPCの行動を判断、決定するのは基本的にマスターです。NPCに何かをしてもらいたい場合は、説得するなどのアクションをかけてください。説得アクションをかけずに、NPCの説得に成功したことを前提にアクションをかけていた場合、説得が成功するような内容でなければ、当然ですが、それ以降の部分はすべて失敗となります。
また、『このシナリオのシナリオガイド及びリアクションに名前が出ていないNPCから、何らかの依頼があった、情報を聞いた』など、NPCが自分の都合の良いように動いてくれたことにしてあるアクションは、その時点ですべて失敗とします。特に他校の校長など教導団以外のNPCに関しては、このシナリオでは扱いませんので、名前を出した時点で失敗扱いです。
そして、既にお断りしてあります通り、このシナリオでは他に比べてアクション成功の判定を厳しめにしております。ですので、プレイヤーが知っている情報の範囲とPCが知っている情報の範囲は別ものと考えてください。自分が所属する以外の勢力の内部事情等は、それを知るNPCまたはPCが教えてくれない限り知っていると認められませんので、ご注意ください。(リークする側も、アクションに『誰々に教えた』と書いてください。よろしくお願いいたします)
以下は、学校別の注意事項となります。
●教導団の生徒の皆さんへ。
メール機能が実装されていないので、プレイヤー間の相談もなかなか大変だとは思いますが、ソロプレイでも活躍の道はあります。多数決で展開が決まるわけではないので、プレイヤー間の相談やグループアクションは必須ではありませんし、出来なくてもアクションがかけられるように配慮はして行きます。
ただ、あまりアクションが一つのポイントに偏りすぎると、他の場所が手薄になって危険です。実際、今回は遺跡内部の探索に人数が集中し、それ以外のアクションが不足する結果になりました。
ですので、プレイヤー用の掲示板を覗いて、誰も居なさそうなポジションへ行くのも一つの方法です。後方任務や哨戒任務でも、きちんとシナリオに絡んでいるアクションであれば、ちゃんと描写はしますので。
それから、活躍したPCは教導団内での階級が上がって行く予定ですが、これは他のプレイヤーに対して命令ができる、という意味ではありません。プレイヤー同士はあくまでも対等ですので、誤解のないようお願いいたします。
今回、特に称号がなかったMCには、所属する科の士官候補生の称号を付与してあります。既に他の称号がついている方はこの称号がありませんが、年齢・学年等の設定に関わらず、PCはとりあえず全員が士官候補生からスタートです。今回士官候補生の称号がついていない方でこの称号を希望される方、所属兵科に誤りがあった方、転科を希望される方は、次回その旨お申し出下さい。
●他校生の皆さんへ。
今回、個別メッセージに「あなたは逮捕されました。次回は義勇隊で行動してください」と書いてあるPCは、次回は自動的に義勇隊で行動することになります。本文にもありますが、事実上懲罰部隊送りと同じですので、それ以外のアクションをかけて来ても、強制的に義勇隊に回されます。希望があれば、装備は一般的なものであれば教導団から貸与しますし、食事も教導団から提供されます。また、義勇隊での行動で教導団に対する忠誠心が認められれば、義勇隊内でですが昇進したり、ある程度の行動の自由が認められる可能性もあります。
「逮捕された」という個別メッセージがなかった方は、次回のアクションの制限はありません。今回逮捕されなかった他校生も、申し出れば義勇隊に入ることが出来ます。ただし、志願入隊でも強制入隊でも、監視つきで、自由に携帯が使えないなど、行動の自由が制限される点は同じです。
なお、教導団以外のPCについては、あくまでも個人の立場及び個人の意思でこの件に関わっているものとします。学校の代表である、学校及び他校のNPCの援助を得ているなど、学校の力を借りることはできません。(個人の立場でグループを作るのは構いません)
このシナリオの結果が続編シナリオの展開を左右しますし、これから始まるグランドシナリオにも影響を与えます。教導団の生徒はもちろん、他校生の皆さんも頑張ってください。
それでは、次回も戦場にてお待ちしております。