リアクション
エピローグ
その爆発は無論、ルシ子達の元にも聞こえていた。
「……ニュークリアマジックウェポンが大破したか……」
余裕綽々のルシ子に対し、ボロボロのメンバー達。
「な、なんで……あれだけ動いたのに余裕なの……?」
元の姿になったブリュンヒルデも戦闘に加わり、戦ったのにも関わらずルシ子には傷一つ与えられていなかった。
「それは我が最強だからなのだよ。むしろ、貴様ら達もよく頑張った方だ。褒めてやろう」
「そんな余裕そうにしている奴に褒められても……嬉しくもなんともありませんわ……!」
「人とは面白い……なぜ、勝てぬものに全力で刃向うのか……。我の配下になれば世界すら手に入れられるというのに……」
「そんな悪事、絶対させないから……!」
「まだ、そんな口叩けるぐらいには余裕があるようだな。だがまぁ、今回はここまでだ」
「え……?」
「また会おう。ではな」
そう言い残してルシ子は何処かに去って行った。
「あっ! 待て……ってもういない」
「くっそー! あんな奴に負けるなんて……うちは諦めへん! 絶対にあいつを倒してやんよ!」
「こんな形で終われないんだから!」
「……とりあえず、治療が先だな」
「そうですね……。みなさん、傷を見せてください」
ルシ子を逃がしてしまったが、古代兵器の破壊とサタ子の回収は無事に完了した面々は治療を終えて、一度帰還することになった。
みなさん、お久しぶりです! 初めましての方は初めまして! 瓜生和希と申します。以後、よろしくお願いします!
覚えてくれていた方、ありがとうございます! 身の回りの事をやっていたら気づいたら秋になってしまいました。実に8カ月ぶりぐらいのシナリオになります。楽しんでいただけたでしょうか?
楽しめていただけたのなら幸いです!
では以下はシナリオにおける補足になります。
・ブリュンヒルデの表記について
シナリオ中「ぺロ子」と「ブリュンヒルデ」の表記がありますが、モモンガ状態のときは「ぺロ子」。人間に戻っている時は「ブリュンヒルデ」という表記のしかたをさせて頂いております。ブリュンヒルデが現在どの状態なのかわかりやすく自分なりにしたつもりです。
・サタ子の状態
今後は味方として、大罪の回収を手伝ってくれます。強力な味方になるでしょう。(キスが若干トラウマになってます)
・ルシ子の状態
こちらはシナリオ最後にも書いておりますが、兵器が破壊されたので逃走されています。
・称号「ルシ子軍団」について
今回のシナリオにてルシ子に洗脳、またはルシ子に従った人に関して「ルシ子軍団」の称号を贈らせていただいております。
この称号は今後のシナリオで洗脳状態の継続、ルシ子側のPCとしての行動が可能になるという称号になります。
※注意※
あくまでこの【大罪転校生】シリーズのみでの話になりますので、他のシナリオに参加する場合は一切影響はありませんのでそこだけご注意ください。
以上になります。
重ね重ねになりますが、楽しんでいただけたら幸いです! 一部の方には称号の方を贈らせていただきます!
また、機会があればお会いしましょう!
以上、瓜生和希でした!