薔薇の学舎へ

波羅蜜多実業高等学校

校長室

葦原明倫館へ

海で触手でスライムでキノコ!?

リアクション公開中!

海で触手でスライムでキノコ!?

リアクション


5.最後は温泉で――

「無人島なのだ〜、プライベートビーチなのだ〜!!」
 ご機嫌でビーチを堪能し、次いで温泉へやって来たのは屋良 黎明華(やら・れめか)
 同行して温泉に向かうのは、鬼龍 貴仁(きりゅう・たかひと)医心方 房内(いしんぼう・ぼうない)アレックス・マッケンジー(あれっくす・まっけんじー)ら鬼龍一家。
「黎明華さん、既に出来上がってますねー」
 貴仁が少し心配そうに黎明華を見る。
 何しろビーチでは蒼い海と白い砂浜を肴にさんざんキマクビールを飲んだ黎明華。
 彼女はいつになく大量の酒を摂取していた。
「そりゃあ、リゾート気分で楽しく飲むお酒はサイコーなのだ〜〜♪」
 上機嫌で杯を重ねる黎明華。
「おっと、次は温泉だね。それならゆっくり月見酒にしゃれ込むのだ〜〜!
「ほどほどにしてくださいね」
 そんな黎明華に釘を刺す貴仁。
 しかし、釘刺す先は糠よりも柔らかい。
「温泉の月見酒は、みんなで楽しくやらないと〜」
 黎明華は手作りのお猪口を大量に持って走って行った。
「さて……それじゃあ俺達も、温泉に入りますか」
 貴仁はそう言うと、温泉に入ろうとする。
「で、お前達は……」
「気にするな。適当に時間を潰しておく」
「吾輩も、木村さんと共におります」
 房内はアレックスの影に隠れる。
「そうですか? それじゃあ、行ってきます。無人島の温泉て、すごく心が躍りますよね!」
 こうして貴仁は1人、いそいそと大浴場に向かうのだった。

(――さあ今じゃ!)
(今だ!)
 貴仁がいなくなったのを見計らった房内とアレックスは同時に動き出した。
「き、木村さん。よろしければ、吾輩と一緒に温泉に……」
「今のうちに主様のPCをいじって、主様が他の者から冷たい目で見られるようにするのじゃ!」
 自らの欲望のままに……いや、自身の想いを叶えるために。
 アレックスは房内の従者、救世主木村太郎に想いを寄せていた。
 今回はそのアピールの絶好の機会! とばかりに誘ってみたのだが、房内の従者である木村は彼女の用事が終わるまで、その側を離れようとしない。
 そして房内の用事は……嫌がらせだった。貴仁への。

1.貴仁のパソコン画面に、房内がこれまで集めた秘蔵のエロエロフォルダーから厳選のエロ画像を貼り付ける!
2.こうすることで、貴仁は世間から冷たい目で見られる!
3.そこを房内が優しく慰める!
4.貴仁は房内にメロメロ!

 そんなはた迷惑な算段を彼女は立てていた。
「くく、くくくくく……」

 そして貴仁が温泉から戻ってきた。
「ん? PCが開いて……ってなんじゃこりゃぁああああ!?」
 エロ。
 エロエロエロエロエロ。
 貴仁のPCには、画面いっぱいのエロ画像が貼り付けられていた。
(あああヤバい死ぬ、これが見つかったら俺社会的に死ぬ!)
「飲んでるのだ〜!」
「ひぃいいっ!?」
 そんな恐慌状態の貴仁に話しかけたのは黎明華だった。
 貴仁にお猪口を渡すと酒をつぐ。
「いや、今はそんなことをしている状況じゃ……」
「まあまあ1杯1杯!」
 どうやら黎明華は出会った人に次々とお酌をして回っているらしい。
 気付けば周囲はほろ酔いの客ばかり。
 貴仁のPCを見ている人は誰もいない。
「た……助かった……」
 ふらふらと次のお酌を探して歩く黎明華に貴仁はそっと両手を合わせると、そそくさとエロ画像をフォルダに戻した。
 ちなみに、削除はしていない。

「……くっ、世の中ままならんのう……!」
「うむ、本当に」
 そして房内とアレックスは涙に暮れていた。
 房内は、貴仁メロメロ作戦がいともあっさり失敗して。
 アレックスは、木村を誘ってみたのだがロリコンの木村はアレックスに興味を示さなくて。
「な〜にしてるのだ〜!」
 そんな2人に黎明華がお猪口を渡して声をかけた。
「楽しい温泉で〜、しょんぼり顔は似合わないのだ。まあ飲んで飲んで〜」
「……そうじゃの。飲むか」
「飲まなければやっていられぬな」
「そうこなくちゃなのだ〜!」
 黎明華から注がれた酒をぐいと飲み干す房内とアレックス。
「よーし、次は温泉なのだ〜!」
「うむ、入るかのう」
「一風呂浴びてさっぱりするのも良いだろう」
 ――そして風呂に入った房内とアレックスはラフィルドに襲われるのだった。

   ◇◇◇

 泉 小夜子(いずみ・さよこ)の豊満な胸を隠す、三角形の布。
 ある意味、裸よりもセクシーだ。
 小夜子は湯船に身を委ね、そっと瞳を閉じる。
(ふぅ……いいお湯ですわ……)
 そんなささやかな幸せに浸る小夜子にも、魔の手……いや当人的にはサービスしてあげようと考えていたらしいが……が迫っていた。
「ひゃん!」
 びくりと小夜子の体が跳ねる。
「だ、誰、胸を触ったのは!」
 見回すが、周囲に人影はない。
 しかし胸に纏わりつく不思議な感覚は、消えなかった。
「あ……あ……だめ、だめぇ…… そんなに、しちゃ……」
 抵抗も空しく、胸への刺激は続く。
 次第に抵抗は形だけとなり、小夜子はそのまま快楽に溺れ始める。
「ん……は、ぁう……」
(――きもちいい?)
 そんな小夜子の耳に満足そうな声がかけられた。
 人の姿はしてない。
 赤い不定形少女、ラフィルドが小夜子を『気持ちよく』するために、マッサージを始めたのだ。
「ん……んぅ……」
(きもちいい、ね。よかった)
 小夜子の反応に、ラフィルドは満足気にマッサージを続けるのだった。

   ◇◇◇

「抜群の眺めだな……」
 島内が一望できる高台の温泉を借り切り、リブロ・グランチェスター(りぶろ・ぐらんちぇすたー)はその身を委ね満喫していた。
 側に従うのはレノア・レヴィスペンサー(れのあ・れう゛ぃすぺんさー)
 リブロを狙う不逞な輩が近づかないよう終始気を張っているのだが、周囲の人々はそれぞれ温泉や海を満喫しているため、幸いな事にそういった存在はいないようだ。
 しかし忠犬よろしくレノアはリブロの側から離れない。
 リブロの視線はビーチを向いていた。
 そこには、水鉄砲で遊ぶ人々の姿。
 どうやら中心になって動いているのはエーリカ・ブラウンシュヴァイク(えーりか・ぶらうんしゅう゛ぁいく)らしい。
 周囲の人々をも巻き込んで、水鉄砲でサバイバルゲームを続ける。
 時折触手を持ったスライムらしき物体も近づくが、エーリカはそれを水鉄砲で撃退していった。
 その傍らでは、バーベキューを楽しむアルビダ・シルフィング(あるびだ・しるふぃんぐ)の姿。
 優雅にビーチチェア―に横たわり、カクテルを楽しみながら焼きたてのバーベキューを堪能している。
 時折触手スライムが飛び掛かって来るが、それを撃退すると体を洗うため水浴びへ泉に向かう。
 丁度、側にいたレインを小脇に抱えて。
「うぎゃー!」
 レインの叫び声が温泉にまで届いてきた。

(うむ。皆、それぞれ島を楽しんでいるようだな)
 一部始終を眺めていたリブロは、満足気に一人頷く。
「……ん?」
 温泉に浸かったリブロの足に、何かが触れた。
 ほんのりと赤いそれは、足から上へ上へと這い上がってくる。
 絶妙の刺激を与えながら。
(……きもちいい?)
「む、これは……温泉専用のセラピストか!」
 何か勘違いしたリブロはそのまま体をラフィルドに委ねる。
「ん……はぁっ、ぁぁあっ……」
(きもちいい?)
「ああ、良い刺激だ……」
 それは明らかに通常のマッサージとは違う刺激なのだが、リブロは素直にラフィルドが与える刺激を謳歌する。
「リブロ、それは一体……」
「ああ、ご苦労だったな、レノア。疲れただろう。お前もどうだ?」
(きもちよく、する?)
 リブロは訝しがるレノアの手を引くと、ラフィルドの圏内へと誘う。
「……これは……」
「たまには羽目を外すのも悪くない。どうだ、気持ちいいだろ……?」
(きもちいい……?)
「は……あ、はい……」
 リブロはラフィルドと共にレノアにマッサージを始める。
 ラフィルドは2人を同時に刺激し、最終的に密着したリブロとレノアは共に『気持ちよく』なっていった。

   ◇◇◇

 ぱしゃーん。
「きゃっきゃ」
「うふふ」
(……楽しそうで良かった、かな)
 きゃっきゃうふふが聞こえてくる温泉の側。
 榊 朝斗(さかき・あさと)は、周囲に怪しい物が無いか調べて回っていた。
 きっかけは、ルシェン・グライシス(るしぇん・ぐらいしす)アイビス・エメラルド(あいびす・えめらるど)が「どーしても温泉に行きたい!」と主張したから。
 折角来たのだから何かトラブルが起きないよう、2人を先に温泉に入らせた朝斗は、何事もない様に周囲を警戒していたのだった。
「まあ、何事も……あった」
 朝斗の目がトラブルを捕えた。
 ひょいとつまみ上げたそれは、触手スライム。
「子供、か?」
 ためしにそこらの果物をやってみるが、首(?)を振って食べようとしない。
 降ろすと、近くにあったキノコに食いついた。
「キノコ……食べられるのですか」
 触手スライムはキノコを食べつつ、1本のキノコを朝斗に差し出した。
 その様子を興味深げに見つめる朝斗。
「しかし、こんな子が他にもいたら……」
 朝斗の脳裏に不安が過ぎったと同時に、それが実現したと思われる悲鳴が響いて来た。
「きゃぁあああ!」
「いやぁあ!」
 朝斗は声のした方向に走る。
 口に、先程触手スライムから貰ったキノコを含みながら。

「ど、どこ触って……そこは駄目ー!」
 温泉では、ルシェンとアイビスが触手スライムに襲われていた。
「ちょ、アイビスなんとか……」
「意外と人懐っこいみたいね。ん、ちょっと、くすぐったい……」
「何仲良くしてるのよー!?」
「ルシェン、アイビス!」
「朝斗! どこ行ってたのよ……あれ?」
 ルシェンのピンチに駆けつけたかと思われた朝斗だが、その表情を見たルシェンは大きな違和感を覚えた。
 いつもの朝斗とは、違うような……
「……ルシェン、君にも狩られる立場というのを身をもって知っておいた方がいいかもしれないね?」
「朝斗、どういう……」
 天使のような笑みを浮かべた朝斗は、手に持っていた触手スライムでルシェンの体を拘束する。
「やっ、なんかキャラが違う……」
「ほら、この子達も一緒に遊びたいってさ」
 笑顔のまま、朝斗は触手スライムをルシェンの体に貼り付ける。
「や、なんでそんなにスライムがー!」
(……いい機会だから思う存分お仕置きしてもらったら?)
 アイビスは状況を察知したが、ルシェンの今までの行為を振り返ってそのまま傍観者に徹することにした。
「お仕置きだ。その体にしっかりと刻ませてもらうよ」
「やぁあ……っ」
 今や朝斗とルシェルの立場は、常日頃のそれとは完全に逆転していた。

   ◇◇◇

「ちょっと、クナイ。止めて……近くにはモーちゃんもいるんだよ」
「気付かれなければ……声が聞こえなければよろしいのですね」
「むぐっ」
 島の奥にある秘湯で、清泉 北都(いずみ・ほくと)クナイ・アヤシ(くない・あやし)と2人きりで湯に浸かっていた。
 もとい、北都はクナイに襲われようとしていた。
 最初は、一緒に温泉を楽しむだけの筈だった。
 しかし北都の体に何やらぬるぬるした感触が走り、クナイの中に熱く滾る欲望が漲り。
 結果、クナイは北都に襲い掛かっていた。
 声を恥ずかしがる北都の口に、クナイは触手スライムを突っ込んだ。
「ほら、これで声の心配はありませんね?」
「んんっ!」
 そういう問題じゃない! と叫びたいが、声は出ない。
 いつもと違いシュチュエーションに興奮したのか、クナイはいつもより乱暴に北都を組み伏せる。
「ん……んっ」
 北都は必死で抵抗する。
 いや、今やその抵抗も形だけのものになっている。
 むしろ、クナイをより煽るためのものに。
(苦しいのに、嫌な、筈なのに……)
 北都の心の奥底は、そんな乱暴なクナイにどうしようもなくときめいてしまう。
「ん……っ!」

 ――暫しの熱狂の時が過ぎ、クナイは北都の口から触手スライムを抜く。
「は、あ……えっ?」
 そのままクナイは北都の体勢を変える。
「ちょっ……クナイ!」
「貴方が可愛いのがいけないんですよ」
 再びクナイの暴走が始まった。

「……向こうが少し騒がしいな」
「気にするな」
 モーベット・ヴァイナス(もーべっと・う゛ぁいなす)ムティル・ジャウ(むてぃる・じゃう)もまた、北都たちから少し離れた温泉に二人きりで浸かっていた。
 隣の湯音が激しくなったのを気に留めるムティルに、モーベットは何かを察してスルーする。
「ん……?」
 そんなムティルの足元にモーベットは何かを見止めるが、あえて見なかったふりをする。
(まあ、危険な物ではなさそうだしな)
「一体、何が……うわっ!?」
 ムティルの体に、足元にいた物体……触手スライムが巻き付いた。
 するすると伸びた触手はあっとゆう間にムティルの体の自由を奪う。
「これは、好都合だな」
 モーベットは面白そうに拘束されたムティルを見る。
「貴様……気づいてたのか」
「昨日はされる番だったからな。今日はこちらの好きにさせて貰おうか」
 睨みつけるムティルの顎を、モーベットはつ……と持ち上げる。
「どうされたい?」
「……っ」
 俯くムティルに、触れ合いそうな程顔を寄せる。
 ムティルは間近に迫ったモーベットの顔を眺め、僅かに目を伏せた。
 そして暫し唇を噛んだ後、言葉を漏らす。
 モーベットにしか聞こえない声で。
「…………」
「ほう」
 その返事に、モーベットの瞳が光る。
「貴様が言ったことだ。後悔……するなよ」
 拘束されたムティルの胸元に、歯を立てる。

   ◇◇◇

「も……もーっ、こういうのは嫌だって言ってるだろ! ヘルも笑って見てないで!」
 早川 呼雪(はやかわ・こゆき)は温泉で、ヘル・ラージャ(へる・らーじゃ)とその他色々なものに怒りを爆発させる。
 呼雪はヘルに揺れる船旅を心配されながら温泉にやって来ていた。
 のんびり湯に浸かっていた筈が、湯の中に妙な感触があることに気付く。
 ヘルに助けを求めようとするが、
「呼雪と温泉だけでもたまんないのに、もっとオツなものがきたー」
 と喜んで見ている始末。
「もう……いい加減に、しろっ!」
 ばばばばばっ!
(にゃー)
「きゅう」
 呼雪の、死なない程度に本気のサンダーブラストが、温泉に入っていた者達に直撃する。
 ぷかりと浮いて来た者達に、呼雪は告げた。
「とりあえず、みんな正座!」

 服を着たヘルと、人間型をしたラフィルド、そして触手スライムたちがずらっと並んで呼雪の前で正座(?)する。
 そしてお説教タイムが始まった。
 まず呼雪はラフィルドに話しかける。
「ラフィルドのしていた事と、温泉が気持ちいいのは『気持ちいい』の種類が違うんだよ。こういうのは誰にでもやってはいけない、特別な事なんだ」
(……とくべつ?)
「そう。ラフィルドにも、いつかきっと特別に好きな人が現れるよ」
(……とくべつ……)
 首を傾げるラフィルドに、呼雪は優しく諭した。
「さて、次は……」
「ピ?」
 呼雪は触手スライムの方を見る。
「なんとか、意志相通できないかな」
 雄弁のハーモニカと身振り手振りで呼雪はなんとか触手スライムの事情を聴き出した。
「なるほど……ご両親を探してるのか」
「よく分かったねえ」
 驚いているヘルを余所に、呼雪は触手スライムに笑いかける。
「じゃあ、今からご両親を探しに行こう。君達の兄弟も皆読んでね」


 ――こうして、無人島の脅威は去ろうとしていた。
 しかし彼らはまだ知らなかった。
 触手スライムの食糧のためにかけた呼雪のエバーグリーンで、この島のキノコが次々急成長していたことに。
 それらはやがて大きく膨らみ、一斉に胞子を吐き出すのだった――

 夏のバカンスは、まだまだ終わらない。

担当マスターより

▼担当マスター

こみか

▼マスターコメント

 初めての方、はじめまして。もしくはお世話になっております。
 そして最後の方、銅もお世話になりました。
『海で触手でスライムでキノコ』を担当させていただきました、こみか、と申します。
 蒼空のフロンティアでのシナリオ公開も、あとわずか。
 ということで、最後の最後になんとしてでも皆さんにお会いしたいとスケジュールを無理矢理こじ開けて意地でシナリオを公開させていただきました。
 最後の最後まで、楽しいイベントができたこと、大変感謝いたします。

 さて今回は、全部来ました。
 今までの蒼空のフロンティアでの、ウェザーのイベントの日々に想いを馳せながら、もしくはそれとは全然関係なく享楽的に、リアクションを執筆させていただきました。
 シナリオに積極的に絡んでくださった方、問題解決の為に尽力してくださった方、とにかく楽しんで遊んでくださった方、皆さまどうもありがとうございました。
 久しぶりにこういったアクションを拝見して、なんだかとても癒されました。
 ウェザー的にも、皆さんとのお別れが寂しくて仕方ありません。

 そして…… 9月末まであとわずかですが、寂しいのでシナリオをもう1本くらい出したいと思っています。
 ギリギリになるかもしれませんが、もしよろしければ、どうぞよろしくお願いします!
 次回はイベントではなく、最後らしいシナリオをひとつ出せたらいいなと思っております。

 このまま終わってしまうのも寂しいので、皆様よろしければ三千界のアバターの方にも遊びにいらしてください。
 あちらは、エロい描写はこちらより大分押えていますが……
 エロといえば(?)、電子書籍の拙作も元気に配信中です。
 今後もRenta! パピレスさん電子書籍で作品を配信させていただければと思っておりますので、こちらの方もよろしくお願いします。

 それでは、最後の最後まで、どうもありがとうございました。。