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合コンしようよ

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合コンしようよ
合コンしようよ 合コンしようよ

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エンディング

 
 
「それでは、皆さんお疲れ様でした。無事になん組かのカップルが誕生いたしました。はっきり言って、どれが恋人なのやら、どこまでがお友達なのか、どこまでが下僕なのか分からない組み合わせですが、今後ともお幸せに、仲良くおつきあいください」
 シャレード・ムーンが閉会の挨拶をする。
「えっ、いつ終わったの?」
 リリ・スノーウォーカーと一緒にお菓子を食べていたマリエル・デカトリースが、今気づいたように顔をあげた。
「それにしても、合コンが合縁奇縁コントラクターの略だなんて難解すぎたね!」
「うんうん」
 ガウタマ・シッダールタとジーザス・クライストが、なんだかよく分からないことでうなずき合っている。
「はははは、みんな仲良く……えっ、終わった!? しまったあ!」
 パビモンたちの世話をしているうちに閉会になってしまったことに気づいて、鬼龍貴仁が頭をかかえた。予感はしていたのであるが、本当にそうなるとは……。
「よしよしナウ。たまには、こんなこともあるナウ」
 パビモン・ナウディが、ちょっとお姉さんぶって鬼龍貴仁の頭をナデナデした。
「私は参加者じゃないから、あぶれたんじゃないですよ。ほんとですよー」
 ポツンと立ちすくんでいたエレーネ・クーペリアに、高峰結和がなぜか必死に説明していた。
「あぶれた……。拳法の相手だったら、いつでも対戦してあげられたのに……。やっぱり、ここには、私の運命の人はいなかったんだ。うん、そうだよ」
 どうしてこうなったと、あぶれた小谷愛美が自分に言い聞かせる。
「きっと、ゲルバッキーの呪いだわ。帰ったら滅菌よ……」
 同じように、いい人に巡り会えなかった吉井真理子が悔しがる。
「やっぱり、今はまだ仕事よね」
 恋愛している暇などないのだと、ミルキー・ヘミングウェイがつぶやいた。
「友達、増やしかった……」
 少し残念そうに、シー・イーがつぶやく。
「わ、私だけ……。そんなあ!?」
 誰にも声をかけられなかったことに唖然としながらパフューム・ディオニウスががっくりとうなだれる。
「ふふふ、そうですか。これは、今日みんなとくっついた人たちは、今後厳しくチェックをしないといけませんね」
「まあ、それも楽しいかな」
 ゴチメイ隊でなぜか声をかけられなかったペコ・フラワリーとジャワ・ディンブラが、他のメンバーと楽しげに話してる者たちを見て不敵な笑みを浮かべていた。
「まあ、また、夏合宿や番長皿屋敷に飲みに来る客の中からでもいい人探すかな」
 全然気にせずに、神戸紗千がひょうひょうと言った。
「俺だって、今にでっかいことしてやるぜ。見てろよ!」
 ほとんど注目されなかったことに、浦安三鬼が闘志を顕わにしていた。
「モップスがあぶれるのは当然として、なぜ俺があぶれるのですらー。納得いかないですら」
「逆なんだな。ボクがあぶれたことが異常事態なんだな。招き猫は、しょせん、置物なんだな」
「なんですらー。やるですらか!」
 不細工なゆる族同士、キネコ・マネーとモップス・ベアーが言い合いをしている。
「なぜ……。同じ顔なら、絶対あたしの方が可愛いいのに……。なぜ……」
 わざわざ帝国からでずっぱってきたのにと、フレロビ・マイトナーががっくりと肩を落とした。
「いいもん、あたしにはデュランドール様がいるもん」
 とりあえず、エステル・シャンフロウ(えすてる・しゃんふろう)のことは横においておいて、フレロビ・マイトナーが言った。
「美味しかったのだー」
「こばー」
「ミラー」
「リン♪」
 食べることメインでやってきたビュリ・ピュリティアや小ババ様、パビモンたちが、満足そうにぽんぽんをさすった。
「まだまだ走れるぞ」
 そのころ、アキレウス・プティーアはまだ会場内をジョギングしていた。
 

担当マスターより

▼担当マスター

篠崎砂美

▼マスターコメント

 お待たせしました。
 ちょっといろいろとスケジュールがトリプルで重なったので遅くなってしまいましたすみません。
 
 内容的には、結構皆さん警戒したのか、無難に最初は友達からが多かったようです。
 まあ、合コンとはそんなような物ですし、これから発展しそうなカップルもいくつかありましたが。そのへんは、今後の方の恋愛シナリオで、称号を活用してくださいませ。
 とりあえず、休日シナリオでは、NPCは呼び出しやすくなった人が増えたはずです。