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ハロウィン・コスチューム・パニック!

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ハロウィン・コスチューム・パニック!
ハロウィン・コスチューム・パニック! ハロウィン・コスチューム・パニック!

リアクション

羊の仮装をしたキロス・コンモドゥス(きろす・こんもどぅす)は、
変身の結果、性格が草食系になってしまっていた。
そんなキロスの前に、
アルテミス・カリスト(あるてみす・かりすと)が現れる。

なお、アルテミスは、先日、キロスへの自分の気持ちを自覚したばかりであった。
元々、恋心をライバル心と勘違いして、
決闘ばかり挑んでいたのだが、
今度は、恥ずかしさで顔を合わせられなくなったため、
テンパッて大剣で斬りかかるだけになっていたのである。

つまり、表面上、何も変わっていないと言える。

しかし、今日は……。
「そ、その恰好は……!?」
アルテミスは、小悪魔の姿に変身してしまっていた。
友人たちに無理やり着せられた衣装は、普段のアルテミスなら恥ずかしがるような、
エッチなものだったのだが。
「ふふふ、キロスさん。
わたしのこの姿が気になるんですかぁ?」
「え、えっと、その……」
真っ赤になったキロスが目をそらす。
「本当は見たいんですよね?
やだあ、えっち」
「い、いや、オレは……」
アルテミスに迫られ、キロスはオドオドする。

「ねぇ、キロスさん……。
わたしのこと、どう思ってるんですかぁ」
アルテミスは、短いスカートを強調して、キロスを誘惑する。

「お、オレは、オレは……」
キロスは、タジタジになり、きびすを返すと、一目散に逃げ出した。
「うわああああああああああああ!」
「あ、待ってください!
にがしませんよぉ、ふふふ……」
アルテミスは、舌なめずりして、キロスを追いかけはじめた。