リアクション
PAYS
その後。
東シャンバラ代王セレスティアーナ・アジュアの名声がかつてないほど高まった。
それもそのはず。
当時行方不明となっていた獣人や地祇は全員が家族の元へ戻り、その上大規模人身売買のシンジケートを崩壊させたからである。
「しかし、世界のどこかで未だに人身売買は行われている。これを根絶することが、明るい未来への第一歩なのである」
とは、セレスティアーナの言葉だ。
そしてもうひとつ。
トップを失ったカジノ『オブリビオン』は完全に息の根を止められた。
施設をそのまま差し押さえ、合法カジノとして経営していく方法もあったのだが、人質解放のために契約者たちが散々無茶な暴れ方をしたので、建築強度的な問題で却下された。
今後あの土地に何が建設されるかは未定だ。
仮初の処置として、今は立ち入り禁止区域に指定され、新たな施設として生まれ変わる日を待っている。
了
お久しぶりです。マリツキです。
今回大変多くの方に参加いただき、感謝感激であります。
まだまだ未熟なところが多く、せっかく頂いたアクションを活かしきれていない箇所もありますが、
それでも楽しんでいただけましたらば、またのご参加お待ちしております。