空京大学

リアクション

◆報告書◆

【施設関連】
・アンテナ塔――完成（外観・内装）。※注１
・畑――拡張。※注２
・井戸――水が出る。※注３
・街道――ルート決定。施工着手。

※注１　仮施設（物品管理室・情報管理室・通信社支局など）の移動を開始。他にも内部移転施設を募集。
※注２　もうすぐ初収穫。一定の収穫が望める。また、赤い砂の発見により、土の改良が進む。
※注３　数か所にて水が出たため、そこに設置予定。

【大瀑布への道】
・旅初日に視界がほぼ０となる砂嵐地帯が広がっている。広範囲なため、迂回は不可能。
・崖地帯は歩ける道幅が人１人がようやく通れるほど。風が強く、飛行は困難。
・崖地帯を抜けた先で、巨大な光輝く鳥が現れる。すぐに去ってしまったため、詳細は不明。
・雹や雷が始終降り続ける地帯あり。通り抜け不可能。迂回する。
・大瀑布は頂上や両端が見えないほど巨大。その水は塩分を含んでいる。

【輸送車の護衛】
　レッドタイフーン、イレイザー・スポーン、軟体オオカミと立て続けに襲われる。
　予想以上にレッドタイフーンが強く手こずるも、全員でなんとか倒す。
　荷物に破損なし。

【遺跡調査】
　最奥にいたコーン・スーという機晶生命体によると、移動式住居（町）であるとのこと。
　襲撃者の攻撃から逃げるため、地下に生活空間が広がっている。制御室も地下にある。
　機晶メモリを発見。ニルヴァーナ校にて解析中。
　機晶生命体が土星に似ていたため、遺跡の名を『土星くん弐号』とする。

【出店希望者】
　ハーリー・マハーリー、ニコーラ・アグゥリアを含む数名。

新たに発見されたもの
・赤い砂をかぶった草
　吸水性、保水性の高い赤砂を身にまとうことで空気中の水分を蓄える。砂がつきやすいよう細かな毛が生えており、自身も同じ色を纏って保護色としている。日光が苦手。
　根からでる液体には苦味があり、消毒薬と似た成分であることが判明。葉部分は洗って毛を落とし、サラダにするとシャキシャキで美味しい。

・ハチ
　身体がガラスのように透き通っており、遠目はおろか近くで見ても中々存在に気づけない。かすかな羽音がする。
　毒針を持っており、針部分も透き通っている。どこかに巣があると思われるが、詳細不明。

・巨岩ミミズ
　固い石から普通のミミズの固さまで自由に操れる。形を自在にも変えることができる。ただし、体積を増やしたり減らしたりはできない。形を変えている間は殺気を放たないので、気づくのは難しい。熱源体が触れると元に戻り襲いかかって来る。
　防御力、魔法防御力ともに高いが耐久力はない。弱点は口（体内）。目はない。