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リアクション
プロローグ 神の妻
ドージェ・カイラス、中国○○自治区出身。
20歳でニマと結婚後も家に戻ることは殆どなく、各地で狼藉を働いていたドージェの転機は2度あった。
・剣の花嫁、マレーナ・サエフとの契約
・中国からの解放運動に身を投じていた弟の死
この二つによってドージェは中国軍を超える“神”として世界にその名を轟かせた。
だが、ドージェの行動の要因として更に大きな存在があったといわれている。
それはドージェの妻ニマである。
ドージェはニマの生活の安全と引き換えにパラミタに渡ることに同意し、ニマが中国軍によって殺されたのがきっかけでパラ実を破壊したといわれてる。
だが、ここに疑問が存在する。
中国軍がニマを殺す理由がないのだ。政治的な駆け引きのために、自らの国家を失いか ねない愚を起こすとは、とても思えないのだ。
『現代の神、ドージェカイラス』より
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