校長室
【おとこのこうちょう!】しずかがかんがん! 後編
リアクション公開中!
■□■7■□■ 2020年・百合園女学院 一行は、現在の百合園女学院に帰還した。 葛葉 明(くずのは・めい)は、 前回、静香の影武者になっていた姫宮 みこと(ひめみや・みこと)に迫るも失敗していた。 (邪魔が入ったとはいえあたしを拒むなんて。 桜井静香許すまじ、たとえ男の娘と言えど女に恥をかかせるなんて。 未来ではガードが固いことは解った、ならば現代に戻ってきた瞬間がチャンス。 見ていなさい、桜井静香、今度はあなたが恥をかくばんよ) 明は、偽物に迫ったことには気づいていない。 百合園女学院制服を着た明は、 未来から戻ってきた百合園生の中に紛れ、 静香に接近した。 「静香様のために頑張ったんだからご褒美が欲しいですぅ〜」 「ご褒美?」 きょとんとする静香に一気に近づき、 明は顔をつかんで、親指で静香の唇を押さえ、 その親指の上に自分の唇を当てた。 「え? え!? え!?」 赤面して慌てる静香を見て、明はにやりと笑う。 「これが、未来を変える一撃よ!」 「「きゃああああああああああああああああああ!?」」 ロザリンド・セリナ(ろざりんど・せりな)と 真口 悠希(まぐち・ゆき)は、同時に絶叫する。 「ふははは、また会おう百合園の諸君!」 あらかじめ待機させておいたレッサーワイバーンに乗り、 明は飛び去って行った。 「キスしてないよ! してないから!」 静香は、全校生徒の前で、両手を振り回して叫ぶ。 真口 悠希(まぐち・ゆき)とロザリンド・セリナ(ろざりんど・せりな)は、 「「本当ですよね静香さま!?/桜井校長!?」」 と迫る。 こうして、賑やかで平和な日常が戻ってくるのであった。
▼担当マスター
森水鷲葉
▼マスターコメント
ご参加いただきありがとうございました。 今回も皆様のアクションのおかげで、予想外の結果となり、 大変楽しませていただきました。 特に、ソーセージにリアクションで描かれたような効果が付与されたのは、 今回ガイド公開時にはまったく想定外だったことです。 貴重なアクション欄を使用して私信をくださった皆様、どうもありがとうございます。 この場を借りてお礼申し上げます。 それでは、今後も何卒よろしくお願いいたします。