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【第二次架空大戦】流星、堕つ!

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【第二次架空大戦】流星、堕つ!

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00:『星の彼方から来たりし者』

 深淵の宇宙。
 暗黒が広がる空間。
 その彼方に、クロガネはいた。
(この反応……香【ジエン】か? だが、しかし……)
 クロガネは戸惑う。それは、クロガネと同じ存在である香のものと似ていた。だが、何かが違う。そう、命の匂いを感じるのだ。

 宇宙空間の果てから、1機のロボットが飛来した。
 それは、まさに満身創痍といってよかった。装甲はボロボロに砕け、無骨な骨格が露わになり、冷却液やらオイルやらがまるで血液のように染み出している。
 足はもげ、腕はひしゃげ、顔は砕けている。
 存在していることが奇跡だった。
 そして、その機体を追いかけるように、後方から無数の光がやってくる。
 それは、シルバーブルーのロボットだった。
 香の気配がするそれは、無事な片方の腕で大型ビームキャノンの引き金を引く。
 発射されたビームは追跡者を飲み込むが、その穴を埋める様に、別の追跡者がやってくる。
 そしてそれは追跡者の放つビームに貫かれ、高度を失っていく。
 誘われる先は、青い星。

(あれは……ヘルガイア。そうか、香は――勇者たちよ、あの星へ降りなさい。そして、仲間たちとともにヘルガイアからこの星を守るのだ)

 そして、大破して流星となって堕ちていく香を守るように、幾つかの流星が地上へと落下した。