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【秋のスペシャル】はーろーーーうぃーーーーーーーんっっ!!

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シナリオガイド

やってきました秋の祭典! 仮装行列だトリック・オア・トリートだ、ゴーゴー!
シナリオ名:【秋のスペシャル】はーろーーーうぃーーーーーーーんっっ!! / 担当マスター: 桂木京介

■大切なお知らせ■
 本シナリオは、MC限定のイラストシナリオとなります。
 参加料金および内容にご注意くださいませ。


 イルミンスール魔法学校、校長室。
 エリザベート・ワルプルギス(えりざべーと・わるぷるぎす)が校長の椅子に座っています。紅玉のついた肘掛けをなでなでしながら座っております。
 彼女の正面には、山葉 涼司(やまは・りょうじ)とその秘書クランジ ロー(くらんじ・ろー)(またの名をローラ)が座っております。
 そして双方の間のテーブルには、カボチャがひとつ、どん、と置かれておりました。
 大きなカボチャです。外皮はオレンジ色で、まるまるとしております。エリザベートはもちろん、涼司の頭よりも大きいでしょう。
 しかもこれは、ただのカボチャではないのでした。中身が綺麗にくりぬかれ、外皮から三角形が三つ、ちょうど目鼻となるように切り取られ、同じようにぎざぎざに刻んだ口が切り取られているのです。
 ジャック・オー・ランタン、すなわちカボチャの提灯です。中にロウソクを入れて使います。
 エリザベートは言いました。
「ハロウィンのお祭がしたいですぅ〜」
「やりゃいいじゃないか」
 涼司はあっさりと回答しました。相談があると言うからわざわざ来たのになんだそんなことか、といわんばかりの顔をしています。
「いや……蒼空学園で、ですぅ」
「は?」
 今度はさすがに涼司も腰を椅子から浮かせました。
「なんでウチで!? 先日の七夕祭りだって本当大変で、事前も事後も仕事が山積みでしばらく帰れなかったくらいなんだぞ……まあ仕事の処理に関しては俺の不手際としてもだ。魔女だのお化けだのというのはイルミンスールの専門だろうが」
「だって、イルミンでやってもありふれすぎて面白くないですからぁ」
「面白くない……って、お前な」
 ここで、エリザベートの背後に立っていたミーミル・ワルプルギス(みーみる・わるぷるぎす)が、助け船を出すべく口添えました。
「お母さんのおっしゃっていることはですね。イルミンスール魔法学校の地に眠る霊たちが、自分たちを茶化すようなこのような祭を面白く思わず、邪魔をしに出てくるかもしれない……ということなのですよ」
 本当かよ、と疑いの目をエリザベートに向ける涼司です。しかし、確かにザナドゥとの一件の影響がないとはいえ、ミーミルの言うことにも一理はあるなとも思いました。
 鋼のように鍛え上げられた身で座り直して、
「けどなぁ、俺はそのハロウィンという祭をよく知らんのだ。なんか仮装したり、人の家に行ってお菓子ねだったりするんだっけか」
「ですです、そういうことですぅ」
「だから、わざわざ魔女だのお化けだのに仮装しなくても、イルミンは元々そういうところだろうに……」
「イルミンスールや蒼空学園だけではなく、すべての学校から広く参加できるようにしたいのですぅ」
「だとすれば地の利もありますし、蒼空学園が一番適当かと」
 そんなことを言われても……と、涼司は助けを求めるように秘書ローラを見るのですが、
「やりたい、ワタシ、やりたい! とんがり帽子、オミクロンみたいな格好(※リンク先冒頭部参照)、したいと思ってた!」
 なんの助けにもなりそうもありません。ローラも大きな目をミラーボールみたいに輝かせていました。
 ゴホン、と空咳して涼司は言いました。
「やるとは言ってないぞ、あくまで仮定だぞ。あー……できるとしたら、仮装パーティや脅かし合いか。カボチャ提灯作りそのものも楽しめるだろうし……あとは……そうだな、作ったカボチャ提灯を下げてパレードとかかなぁ……」
 その言葉が終わらぬうちに、
「それいい、それで、決まり! 涼司、生徒想いね、ワタシ賛成!」
 ローラが、わしっ、と涼司に抱きつき、
「仮装してダンスってのも面白そうですね」
「じゃあ、涼司校長先生のアイデアで決まりですぅ〜」
 ミーミル、エリザベートまで即座に既成事実化して大歓迎したのでした。
(「こうなると思ってた……」)
 やれやれ、と涼司は思いました。
(「まあ……皆が喜んでくれるならいいだろ」)
 せめて書類仕事くらいはここの三人にも手伝わせよう、と彼は密かに誓うのでした。
 ――おそらくはそれも、涼司一人でやることになるでしょうが。

 さてさて、またも楽しそうな催しがおこなわれることになりそうです。
 秋の夜の特別編、夜通し遊ぶハロウィン・ナイト!
 仮装してはじけちゃいましょう。その姿を長く記憶にとどめましょう。
 あなたの変身した姿、楽しげな表情に会えるのを楽しみにしています……!

担当マスターより

▼担当マスター

桂木京介

▼マスターコメント

 急遽(本当に急に)、スペシャルシナリオを担当させていただくことになりました。
 BGMは七鍵守護神、マスターの桂木京介です。よろしくお願いします。

 今回は、秋のスペシャルシナリオとしまして、MC限定の『PC登場のイラストつきシナリオ』とさせていただきます。
 どういうことかといいますと、つまり、リアクションのページ毎に、PC登場のイラストが表示されるのです!
 普段と違う部分もありますので、説明をよーくご確認の上ご参加いただきますようよろしくお願いします。

【イラスト登場の条件】
 イラストに登場できる人物は『バストアップ』または『全身カット』を『アクション締め切り時』にお持ちの『MCのみ』です。

【説明】
 口を酸っぱくして言いますが、MC限定シナリオです。
 アクション、イラストに関する記述はすべてMCのアクション欄にご記入下さい。LCの追加は可能ですが、実際にLC追加を行っていただいても、リアクションの内容には反映できません。(経験値、アクションに関係のない私信目的でのLC追加は密かに歓迎ですが、私が一人で喜ぶだけとなります)
 未投稿やアクション欄の記入に不備があったり、シナリオの内容にあまりにもそぐわないアクションである場合、不採用になる可能性があります。その際には、イラスト、リアクション共にほとんど、もしくはまったく登場できませんのでご注意下さい。

【場所、目的】
 昨年の夏祭り、今年の七夕のイベントでも桂木京介が舞台として設定してきた蒼空学園のグラウンドがメイン会場となります。
 中央には屋外パーティ会場をセッティングしました。コスプレ魂全開でおいでください。推奨コスプレはやはり定番のお化けや魔女、魔法使いといったところでしょう。もちろん他のものでも大丈夫です。
 ただし、他社版権に関わりそうなものは色々手を加えてしまうことになるかもしれません。蒼空のフロンティア内のNPCのコスプレなら大丈夫です。
 寒い季節になりそうです。露出の多い方は風邪を引くかも……と、言いたいところですが契約者は頑丈なのでこの程度ならへっちゃらだったりします。風邪を引く、というアクションをかけないかぎり風邪を引くことはないでしょう。

【人物】
 ガイドに登場している人物の他、各校の校長とパートナー及び、桂木京介担当のキャラクターであれば大体登場できるはずです。(御神楽環菜、アクリト・シーカーのような元校長も同様に登場できます)
 ただしお誘いいただいたとしても、必ず来るとは限りません。行方不明のキャラクター(実は小山内南もここに入ります)は来ませんし、死亡しているキャラクターは言うに及ばずです。また、たとえ面識があっても、親しくない人物の誘いに乗ることはないと思います。

【イラスト】
 ハロウィンのお祭で活動しているところが描かれることになります。
 一つのイラストに描かれる人物は5から6人程度となります。
 多くの方からお誘いがあったNPCは一緒に描かれる可能性があります。描かれる可能性のあるNPCはイラストがついているNPCのみです。(※でもクランジΡはなんとかします!)
 イラストレーターのご選択、描写シーンのご選択はできません。
 作成されたイラストはPC個人のアルバムにも掲載予定ですのでお楽しみに!

【アクション欄の記入方法】
・シナリオへのアクションは全角300文字程度まででお願いします。
・お持ちの『バストアップ』または『全身カット』のうち、イラストレーターに参照してもらうイラストの『タイトル』を必ずお書き下さい。シーンの指定はご遠慮下さい。
・PCの外見や服装、装備品などイラストレーターへの指定文章を全角150文字程度まででお願いします。

▼サンプルアクション

・仮装とパーティを楽しむ。

・お化けの仮装完了。暗がりに隠れて参加者をおどろかせよう

▼予約受付締切日 (既に締切を迎えました)

2011年10月01日10:30まで

▼参加者募集締切日(既に締切を迎えました)

2011年10月02日10:30まで

▼アクション締切日(既に締切を迎えました)

2011年10月06日10:30まで

▼リアクション公開予定日(現在公開中です)

2011年11月04日


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