ここまで読んで下さり、ありがとうございました。
マスターの桂木京介(かつらぎ・きょうすけ)です。よろしくお願いします。
このシナリオでは、巨大ショッピングモール『ポートシャングリラ』でのペンギン騒動に挑みます。
学校による参加制限はありません。冒険を求める者であればどなたでも自由に参加できます。
今回の冒険の目的は、主に以下の四つです。参加される方はどれか一つをお選び下さい。
(※これ以外の参加方法も思いついたのであれば自由に提案していただいて結構です)
1……パラミタコウテイペンギンの確保
目的は、パラミタコウテイペンギンを無事に確保することです。本シナリオのメインとなる作戦といえます。
ショッピングモールは広大すぎて、探すほうとしても途方に暮れてしまうかもしれませんが、たとえばペンギンが書店を好むとは思えないので、ある程度目星をつけて捜索することができるでしょう。
二百に迫る数がいるペンギンですが、その正確な数は残念ながらわかっていません。
ペンギンは大抵二羽以上で行動するようです。人間に対しては警戒心を見せ、逃げようとするかもしれませんが、友好的な態度を示し、一緒に遊んだりすると打ち解けてくれそうです。
2……トウゾクカモメ撃破
目的は、モールのどこからか襲ってくる変異トウゾクカモメを返り討ちにすることです。
トウゾクカモメは数十羽おり、小規模な編隊を組んで襲ってくる傾向があります。知能は余り高くなく、会話などはできません。人間にも襲いかかってきますが、それよりもペンギンを優先して攻撃することでしょう。
場合によっては、ペンギンを守りながら戦うという苦しい状況に陥るかもしれません。
3……遊園地防衛
目的は、屋内遊園地を最小限の被害で守りきることです。本シナリオの中では比較的難易度が高めのミッションとなります。
ペンギンはせいぜい、遊具を誤動作させて壊すくらいしかしません。問題なのはここで変異トウゾクカモメと戦闘になることでしょう。カモメは遊具を気にすることなく平気で荒らしてきます。
戦闘に適した場所はヒーローショー用のステージ(客席あり。スポットライト設備付)くらいなのですが、都合良くここに現れるとは限りません。
この作戦に参加する場合、他の作戦以上にチームワークが要求されます。
4……赤ペンギン追跡
目的は、存在が噂されている『赤いペンギン』を探し出すことです。
実在そのものが疑わしい相手なので、あまり大勢で追い回すのも変な話でしょう。参加は若干名でお願いしたいところです。他の作戦よりは重要度が低いので、このミッションを選ぶ人がいなくても構いません。
探し方を工夫してみたり、どういう理由で赤いのかを推理してみても面白いでしょう。
以上、今回も皆さんのアクションに込められた『想い』をできるだけ汲み取ってリアクションに反映させたいと思っております。達成すべき目標はありますが、それをこなすとともに楽しんでご参加いただけたたら、マスターとしてそれに勝る喜びはありません。
皆様のご参加、楽しみにお待ち申し上げております。
次はリアクションでお会いしましょう。桂木京介でした。
・パラミタコウテイペンギンを捕まえる。あるいは仲良くなって付いてきてもらって、安全なところまで連れていく。
・ペンギンを追ってきた変異トウゾクカモメに奇襲をかけ、すべて撃破する。
・遊園地のすべての遊具を、傷一つ出さずに守りきる。被害があっても最小限にとどめる。
・一般ペンギンの確保やトウゾクカモメとの戦闘は他のチームに任せ、ひたすらに赤ペンギンを探す。