魂を壊す夢 リアクション公開中! |
シナリオガイド初日の出を見るはずが、廃墟で悪夢に襲われて……え、誰かの夢なの!?
シナリオ名:魂を壊す夢 / 担当マスター:
冷泉みのり
シャンバラ大荒野にある雪山。 △ ▼ △ 翌日、麓のオアシスで部屋を借り、シズルからの連絡を待っていたフェンリルは、焦った表情で何度も携帯をかけていました。 「加能……なんで出ないんだ? 何かあったのか?」 「おかしいですわね。もう朝日はとっくに昇りましたのに。初日の出、ちゃんと見ることができたのでしょうか? まさか……」 「その先は言うなよ」 顔を青くした泉 美緒(いずみ・みお)に、フェンリルはピシャリと言いました。 そこに、熾月 瑛菜(しづき・えいな)が慌ただしく駆け込んできました。 「あんた達、なんでこんな山に登ってるの!? 連絡はきてる?」 いきなりの剣幕にフェンリルと美緒は驚きましたが、すぐに疑問が生じました。 その疑問に瑛菜はオアシスに残る、このような伝説を話しました。 「『希望の山』とか言われてるけど、オアシスの人は『終末の山』って影で呼んでるんだ。登った者は魂を破壊されるって言われてて」 「な、何だよそれ。この山に何かあるのか?」 「わからないよ。言い伝えでは、大昔は山は一つの町だったんだって。岩肌をくり抜いて住居を作って暮らしてたって。 人が住まなくなった後は、登った人が怖いと思うものや苦手にしているものを見せる不気味な山になってしまったって言われてるんだ」 「何かいるのか? そういう悪さをするものが」 「さぁ……確かめた人はいないから」 「でも、わたくし達が山に登ると言った時、止められませんでしたわよ?」 美緒の疑問に、瑛菜は少し言いにくそうに答えました。 「たまにパラ実生が度胸試しに来るからね。それで止めなかったんじゃないかな。あいつらに言っても無駄だし。それよりもシズル達だよ。きっと悪夢みたいなとこにいるんじゃないかな」 「そういうことなら助けにいかないとな」 フェンリルが立ち上がると、瑛菜も同行を申し出ました。 「オアシスの人が言うには、登山中はネガティブ禁止! どこまでもハイテンションで明るく! フェンリル、魔剣の夢なんて見ないでよ」 「お前こそ、怖くなって泣くなよ」 「あたしには歌があるからね。不安も弱気も吹っ飛ばしてやるよ!」 「それでは、わたくしはもっと広い部屋を借りて、皆さんのお帰りをお待ちしておりますね。戻られた時に手当てが必要な方もおられるでしょうし。毛布などをご用意しておきますわ」 三人はそれぞれやるべきことを確認しあうと、すぐに準備に取り掛かったのでした。 担当マスターより▼担当マスター ▼マスターコメント
こんにちは、冷泉みのりです。 ▼サンプルアクション ・初日の出じゃなく、悪夢を見るなんて! ・救助隊に参加 ・温かいスープを作ろう ▼予約受付締切日 (予約枠が残っている為延長されています) 2012年12月29日10:30まで ▼参加者募集締切日(既に締切を迎えました) 2012年12月30日10:30まで ▼アクション締切日(既に締切を迎えました) 2013年01月03日10:30まで ▼リアクション公開予定日(現在公開中です) 2013年01月17日 |
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