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【祓魔師のカリキュラム】一人前のエクソシストを目指す授業 8

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【祓魔師のカリキュラム】一人前のエクソシストを目指す授業 8

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第15章 After Story5

「おりりん、ヴァイオリンひいてくれるのー?」
「ケルツェドルフで今度ちゃんと聞かせてあげるねって約束したからね。(ここなら音、大丈夫かな?)」
 終夏はケースからヴァイオリン・ゼーレを出し、海の砂浜で演奏する。
 ゆっくりと流れる音を奏でていき…徐々に音を強めていく。
 スーは大人しく彼女の演奏を聴き、激しい流れには時折、驚いたように目を丸くする。
 そしてまたゆったりとした感じに落ち着いたかと思いきや…。
 ヴァイオリン・ゼーレの弦は楽しげに鳴る。
 再び、激しく響く音にスーが驚く。
「(ちっちゃーいおとになったり、おっきーおとになるねー?)」
 演奏の音が消えそうなほどボリュームがゆっくりと小さくなっていくと、また突然激しい旋律が響いた。
 終曲にさしかかり、ゆったりとした雰囲気になっていたがそれでは終わらず、…力強くヴァイオリンが激しく鳴った。
 油断していたスーが“わっ!”と声上げた。
「びっくりさせちゃったかな…?」
「うん。むらできいたときとちょっとちがった」
「あの時は音を小さくしていたからね」
「でもおもしろかったー。もういっかいききたいときは、人はこういうのかなー?あんこーるぅー」
「それではアンコールにお答えして弾くね」
 スーのために弾こうと弓をヴァイオリンの弦に乗せた。



「キレイな曲が聞こえてきますわ」
「終夏さんがヴァイオリンを弾いているみたいだよ」
 このシーンなら淵に譲ったほうがよかったかな?と思いつつ、クマラがすねるためやめておいた。
「オメガちゃん、遊ぼうー!」
「ホント…よくムードをぶち壊すよな」
 無邪気にはしゃぐおこちゃま少年を見下ろす。
「…オメガさん。寂しい思いをさせてゴメンね」
「いえ、起きになさらないでください。皆さん…お忙しいでしょうし…」
「うーん。そう言われちゃうと、こっちが寂しくなっちゃうよ?」
「そうだよ!何して遊ぼうかな…。カルキがメロン割り…?とかで遊んでたっけ」
「クマラ、それは危ないから」
 それは危険だと却下する。
「だいたい、誰が埋まる役をするんだ」
「エースじゃシュールだよね。海なんだし、海で遊びたいな」
「もう夜だぞ」
「ボートをレンタルしてくればおっけーだよ!れっつ海の家〜」
 夜だろうと関係ない。
 レンタルして遊ぼうと海の家へ駆けていく。
「おいおい。海に落っこちたら服が濡れるぞ?」
「じゃー水着を着ればいいにゃん。オイラ赤ー!」
「そんなこといっても、オメガさんは水着を持ってないだろうし」
「エースが買うにゃん!あとビーチボールもっ」
「ううんー…、仕方ないな」
 はしゃぐクマラを停止できないエースは、淡い黄緑色の水着を選びボールも買ってやる。
「そこに着替えるところがあるから、着替えておいで」
「は…はい」
「オイラも着替えてこよーっと」
 クマラは水着を持って更衣室に入った。
 着替え終わった3人は、浜辺へ出た。
 イルカボートを海に浮かべ、クマラはオメガとボートに乗った。
 エースはボートが沖へいかないようにしている。
「ボールで遊ぼう、オメガちゃん。それっ」
「これはどうすればいいんですの?」
「キャッチするんじゃなくって、こうやってぽんって相手に返すんだよ」
「そういう遊びでしたか」
「あ…っ!ボール落としちゃった。エース、取ってきて」
「クマラ、力入れすぎだぞ」
 遠くに飛ばされたボールを回収しにいく。
「…ほら」
「ありがとう!」
「ていうか寒いし…。そろそろ戻るぞ」
「えぇ、まだ遊びたいよ」
「ルカたちも待っているんだ」
「ちぇー…」
 クマラはつまらなそうに口を尖らせた。



「オメガさんまだかな…。あっ、来た!…えーっ、どうしたの?」
「リーズ、なんかあったんか?」
「ぁ、ううん」
 何んでもないという態度を取り、女湯のほうへ連れていく。
「なぁ、リーズ」
「んー?」
「なんかオレに隠してないか?」
「べっつにぃー。女の子同士のヒミツ」
「…なんやそれ?」
 まったくわけがわからんといった様子で首を傾げた。
 脱衣所に入ったオメガは目を丸くする。
「ここは…?」
「皆でお風呂に入るところだよ。着ているものをこのカゴに入れてね。濡れてるそれはこっちに入れて、わけたほうがいいかも」
「このカゴに入れればいいんですのね」
「はやくはやくー♪」
 リーズはオメガの手を引き浴場へ入る。
「…シャワーはどれでもいいけど、持込のリンスとか置いてあったら人が使用中ってこと。こっちがあいてるよ」
 多人数でお風呂に入ったことがないオメガに、入浴場の作法を教える。
「ボクたちの場所に、石鹸を置いておこう。…シャワー終わった?じゃあ入ろう♪」
「リーズ、遅いじゃないの」
「お待たせ」
「うふふ…可愛い子に囲まれて幸せだわ」
「あら?リーズってば、そんな些細な事を気にしてるの?」
 他の女子たちと胸のサイズを見比べているリーズにカティヤが言う。
「り、リーズちゃん…胸は大きさだけが全てじゃないよっ」
「んに〜…でも歌菜ねーちゃんたちとボクのこの差は一体…。贅沢言わないからせめて後もう10…ううん、5cmは胸と背が欲しいよぉ…。ワ、ワンチャン来るはず!…来て欲しいなぁ」
「そうねぇ…胸は揉むと大きくなるって言うし…ここは私が♪」
 バストのサイズを大きくしてあげようとハンドマッサージする。
「くすぐったいよっ」
「って、カティヤさん、それはセクハラ…!」
「こうすると大きくなるかもしれないの」
「カティヤの奴…」
 壁の向こう側からきゃいきゃい騒ぐカティヤの声が、羽純のほうまで届いた。
「(天の声よ、俺を導け…!)」
 勘に任せて女湯に石鹸を投げ入れる。
「…ってイターイ!どうして石鹸が飛んで来たの?」
 投げ込んだ石鹸がカティヤの脳天にクリーンヒットした。
「羽純ね!ちょっと、大人気ないじゃないのっ」
「大人気ない?どっちがだ」
「こうなったら私も…」
「や、やめてください!お風呂場から追い出されちゃいます」
「それはいやっ。ごぽぽ…」
 せっかくのお風呂タイムが終了してしまうのはもったいない。
 反撃を諦めたカティヤはお湯に顔を沈ませる。
「ボクのバスト…。育たないのかな」
「しかしリーズよ、こういう至言がある。ひんぬーはステータスじゃ、希少価値じゃと」
「そ、そうかな……」
「バスト?オメガのバストサイズはどれくらいかしらね♪」
 復活したカティヤが手で調べる。
「80くらいかしら。で、アンダーが63…?腰なんてすごく細いわね、ウフフ」
「な、何やってるんですか、カティヤさんっ!」
「んもぅ、いいじゃないの」
 しかしすぐにオメガから歌菜に引き離される。
「オメガさんのボディがついに公開されちゃったわね」
 その傍らでふむふむ…とルカルカが聞く。
「なっ、オメガ殿の…っ」
「おーい、何聞いてるんだ淵」
 カルキノスは焼きそばを食べながら淵の様子を見る。
「なんだ?オメガはエースたちと海で遊んでたのか。しかも水着に着替えて」
 リーズの言葉をほぼそのまま言う。
「なんや、ヒミツってそのことか」
「そうだけど、それがなにかー?」
 壁越しで陣とリーズが話す。
「ボク、オメガさんの水着を姿見ちゃったもんね。陣くんたち男の子には見なかったけど!」
「いや別に、オレはお前のカレシやし…。ぁっ」
 淵のほうを見ると残念そうに顔を俯かせていた。
「(海に誘ったが、先約がって行けないと言ったのは…そのことだったのか!)」
「まー、夏はまた来年もあるんだし、へこむなって淵」
「オメガちゃんの肌ってホント白いね、キレイ」
「こらこらルカ。止めを刺すんじゃないって」
「やーねカルキ。聞かないでよ」
「聞こえるくらいでっかい声で言ってるじゃねぇか」
「ねぇオメガちゃん、背中洗いっこしよう。覗いてきた男子はボクが砂浜に埋めるから安心して。あ、陣くんだったら埋めてメロン割りの刑にしてあげるから」
「子供か!つーか、オレのメロン割る気満々やろっ」
 すかさずリーズにつっこみを入れる。
「流行らせようと思って、陣くんで。割らないメロン割りだから大丈夫。ギリギリの位置を鉄パイプで叩くグラッジの遊びだからね。オメガさん、今度陣くんで遊んでみない?」
「マジでやめてくれっ」
「あれはヤバイぜ、陣。一瞬、臨死しちまった気分になれるぞ」
「む…無理っ。…羽純さん」
 ヘルプミーと視線を向けるが背を向けられてしまう。
「俺はかばってはいけないと、天の声のお告げがあった。女子の生贄はその属性しかつとまらんらしい」
「オレ、生贄?つか属性ってなんや、ドエムやないぞ。つーかそれってリーズの心の声やろ」
「アビリティは男の子をかばわない…だからだ。だから俺もかばわないでおく」
「それを磁楠のアビリティひきうけるで…」
「だまれ小僧、完全回避だ。ついでに言っておくが、そのようなアビリティは所有していない」
「ちょ、おま…。オレやろ!?」
「さぁ…どうだったろうな。もう遠い過去のことだ」
 別離した存在だと言い切る。
「なぁ一輝さん、仲間ないか」
「何のだ?…俺はもうあがらせてもらう」
 いやな予感がした一輝は早々に風呂から立ち去ろうとする。
「ま、待ってくれ」
「やめ、やめろ。離せ!」
「ええい、見苦しいぞ小僧。他の者にひきうけさせるな」
 磁楠は陣の後ろ首を掴み、風呂の中へ投げ込む。 
「ぉおおぶっ」
 投げられた陣は、湯の中にぷっかりと浮かんだ。



「ずいぶんと盛り上がっていらっしゃるようですね」
 漆黒の ドレス(しっこくの・どれす)の魔鎧を解除し、体にタオルを巻いた綾瀬が浴場の扉を開ける。
「お風呂で食べるお菓子も美味しいですよ。…やはりグラッジに狙われるだけのことはありますね」
 菓子を乗せたトレイを湯の上に浮かべつつ、脱衣所で聞こえてた話を分析する。
「もし、グラッジが綾瀬の言うように。“本質的に愛されている者の存在を察知”して憑依するのなら、それを事前に防ぐ手段なんて皆無に等しくない?」
「…それは守る者が誰もいければ…ですわ、ドレス」
「それとも、オメガさんは偶々海で遊んでいた所、“取り憑きやすそうな雰囲気だったから”取り憑かれただけなのかな?ま、今更そんなことはどうでも良いわね、助かったんだし」
「狙われた者は、幸せ者であり…海で遊べる者も含まれてましたからね」
 クッキーをつまみながらドレスに言う。
「……エリザベートさん」
 2人が連れてきた魔法学校の校長を目にしたオメガは、顔を俯かせてしまった。
「過去に何かあったようですが、風呂のお湯に流してしまったらどうです?」
「わたくし…、契約を拒まれたのだと思って…。それで…」
「エリザベート校長。オメガさんはある者たちに、館から出られない術にかけられていたんです。契約をすれば出られると言いながら、それも出来なくしていました」
「あの時、私は拒んでいないのに…。なぜ怒っていたのか、分かりませんでした。そういう理由があったんですねぇ」
 歌菜の説明を聞き、過去のことを思い出す。
「そうだと分からなかったこととはいえ、すみませんでした…」
「もう片付いたことなんですよねぇ?なら、それでいいじゃないですかぁ〜」
「…ありがとう…ございます」
「顔を上げてください、過去のことなんですからねぇ」
 にっこりと笑みを浮かべてトレイの菓子に手をつける。
「……エリザベートさんは、皆さんに何かを教えていらっしゃるんですか?」
 生徒を連れて何をしきたのか気になり、エリザベートに聞く。
「通常のスキルなどでは対抗しきれない、魔性に対抗するための祓魔術を教えていますぅ。オメガさんは、まだ1人で暮らしているんですかぁ?」
「えぇ…今までは皆さんに守られているだけでしたし。自分の外の世界を見に出かけたりしていますわ。…わたくしも、誰かを守る力がほしいですから」
「ん〜……では、一緒に学んでみますかぁ?祓魔術は守りたいものを守る力にだってなりますぅ〜」
「よいのですか?」
「えぇ、学ぶ気持ちがあるのならですが」
「わたくしも、学んでみたいですわ…」
 オメガは大切な人たちを守れるくらいの力を得たいと告げた。
「いいですよぉ〜、許可しますぅ〜!ただし、甘い教え方はしませんからぁ、覚悟してくださいねぇ!!」
 過去のわだかまりを湯に流したエリザベートは校長として、オメガに祓魔術を学ぶ生徒になることを許可をする。



 魔性の説得には成功したが、グラッジは何体か自滅してしまったが…。
 被害者となってしまった町の者たちは、無事に救助された。
 実戦を完遂させた生徒たちは、宿で休息をとり就寝した。

担当マスターより

▼担当マスター

按条境一

▼マスターコメント

長くお待たせしてしまい、大変申し訳ありませんでした。

今回、魔道具の能力が上昇した方々、アイデア術について、下記に記載いしました。

●敬称略

■ルイーザ・レイシュタイン
・ホーリーソウルI、II
憑依メンタル治療:精神を蝕まれた中度の症状状態の者を、治癒しやすくなる。

■セレアナ・ミアキス
・ホーリーソウルI
憑依メンタル治療:精神を蝕まれた軽症の者を、素早く治療しやすくなる。

■涼介・フォレスト
・ホーリーソウルI、II
憑依メンタル治療:精神を蝕まれた中度の症状状態の者を、治癒しやすくなる。

■エルデネスト・ヴァッサゴー
・ホーリーソウルII
憑依メンタル治療、呪術の解除:精神を蝕まれた軽症の状態、呪術にかかった者の治療を同時に行える。
・ホーリーソウルI、II
憑依メンタル治療:精神を蝕まれた中度の症状状態の者を、治癒しやすくなる。

■遠野 歌菜
・ホーリーソウルII
憑依メンタル治療、呪術の解除:精神を蝕まれた軽症の状態、呪術にかかった者の治療を同時に行える。

■スクリプト・ヴィルフリーゼ
・ホーリーソウルI、II
憑依メンタル治療:軽症の者を素早く治癒する
・アークソウルI
探知範囲:自分を中心に、最大周囲30mに拡大。

■ベルク・ウェルナート
・ホーリーソウルI、II
憑依メンタル治療:精神を蝕まれた中度の症状状態の者を、治癒しやすくなる。
ホーリーソウルIによる光輝魔法:対象1体に対し、自分の前方30mの距離まで拡大。
・アークソウルI
探知能力:生物に憑依していない霊、魔性のみを探知しやくすくなる。
探知範囲:自分を中心に、最大周囲40mに拡大。
闇黒属性への抵抗力:自分を中心に30mの範囲にいる仲間のみ、闇黒属性への抵抗力をさらに高める。
・フレアソウルI
飛行:長時間飛行でも体力疲労がない。
術者に触れた対象:自分に触れた対象に、任意で炎熱属性の魔法ダメージを強める。

■佐々木 弥十郎
・アークソウルI
脳内色別イメージ:魔性のみ、“赤色”と判別可能。
探知能力:生物に憑依していない霊、魔性のみを探知しやくすくなる。
探知範囲:自分を中心に、最大周囲50mに拡大。
闇黒属性への抵抗力:自分を中心に30mの範囲にいる仲間のみ、闇黒属性への抵抗力をさらに高める。

■レイカ・スオウ
・アークソウルI
探知能力:生物に憑依していない霊、魔性のみを探知しやくすくなる。
探知範囲:自分を中心に、最大周囲50mに拡大。
闇黒属性への抵抗力:自分を中心に30mの範囲にいる仲間のみ、闇黒属性への抵抗力をさらに高める。

■フレデリカ・レヴィ
・アークソウルI
探知能力:生物に憑依していない霊、魔性のみを探知しやくすくなる。
探知範囲:自分を中心に、最大周囲40mに拡大。
闇黒属性への抵抗力:自分を中心に30mの範囲にいる仲間のみ、闇黒属性への抵抗力をさらに高める。
・フレアソウルI
飛行:長時間飛行でも体力疲労がない。
術者に触れた対象:自分に触れた対象に、任意で炎熱属性の魔法ダメージを強める。

■グラキエス・エンドロア
・アークソウルI
探知範囲:自分を中心に、最大周囲40mに拡大。
祓魔の護符:自分の前方半径40mまで投げることが出来る。

■夜刀神 甚五郎
祓魔の護符:自分の前方半径30mまで投げることが出来る。

■日堂 真宵
・アークソウルI
探知範囲:自分を中心に、最大周囲30mに拡大。

■セレンフィリティ・シャーレット
・アークソウルI
探知範囲:自分を中心に、最大周囲30mに拡大。

■七枷 陣
・アークソウルI
探知範囲:自分を中心に、最大周囲25mに拡大。

■林田 樹
・アークソウルI
探知範囲:自分を中心に、最大周囲25mに拡大。

■草薙 羽純
・アークソウルI
探知範囲:自分を中心に、最大周囲20mに拡大。

■ベリート・エロヒム・ザ・テスタメント
・哀切の章I
効力上昇:下級の霊、魔性などを素早く祓いやすくなる。
中級の霊、魔性などを祓うことが可能。
効果範囲:自分を中心に、最大周囲15mの距離。
・裁きの章I
効力上昇:機械に憑依する中級の霊、魔性なども対処可能。
効果範囲:自分を中心に、最大周囲15mの距離。
術の効果を与える対象数は変わらず1体まで。

■ラルク・アントゥルース
・哀切の章I
効力上昇:下級の霊、魔性などを素早く祓いやすくなる。
中級の霊、魔性などを祓うことが可能。
効果範囲:自分を中心に、最大周囲15mの距離。
・裁きの章I
効力上昇:機械に憑依する中級の霊、魔性なども対処可能。
効果範囲:自分を中心に、最大周囲15mの距離。
術の効果を与える対象数は変わらず1体まで。
・悔悟の章I
効力上昇:中級の霊、魔性なども対処可能。
効果範囲:自分を中心に、最大周囲15mの距離。
術の効果を与える対象数は変わらず1体まで。

■ガイ・アントゥルース
・裁きの章I
効力上昇:機械に憑依する中級の霊、魔性なども対処可能。
効果範囲:自分を中心に、最大周囲15mの距離。
術の効果を与える対象数は変わらず1体まで。

■フレンディス・ティラ
・哀切の章I
効力上昇:下級の霊、魔性などを素早く祓いやすくなる。
中級の霊、魔性などを祓うことが可能。
効果範囲:自分を中心に、最大周囲15mの距離。
・裁きの章I
効力上昇:機械に憑依する中級の霊、魔性なども対処可能。
効果範囲:自分を中心に、最大周囲15mの距離。
・悔悟の章I
効力上昇:中級の霊、魔性なども対処可能。
効果範囲:自分を中心に、最大周囲15mの距離。
術の効果を与える対象数は変わらず1体まで。

■ダリル・ガイザック
・哀切の章I
効力上昇:下級の霊、魔性などを素早く祓いやすくなる。
中級の霊、魔性などを祓うことが可能。
効果範囲:自分を中心に、最大周囲15mの距離。
・裁きの章I
効力上昇:機械に憑依する中級の霊、魔性なども対処可能。
効果範囲:自分を中心に、最大周囲15mの距離。
・悔悟の章I
効力上昇:中級の霊、魔性なども対処可能。
効果範囲:自分を中心に、最大周囲15mの距離。
術の効果を与える対象数は変わらず1体まで。


■ベアトリーチェ・アイブリンガー
・哀切の章I
効力上昇:下級の霊、魔性などを素早く祓いやすくなる。
中級の霊、魔性などを祓うことが可能。
効果範囲:自分を中心に、最大周囲15mの距離。

■コレット・パームラズ
・哀切の章I
精神力の消耗軽減:術を発動するために必要な精神力が、祓魔術を学び始めた頃よりも3分の2軽減。
効果範囲:自分を中心に、最大周囲10mの距離。
範囲を広げるためには、相応の精神力を消耗。

■高峰 結和
・哀切の章I
効力上昇:下級の霊、魔性などを素早く祓いやすくなる。
中級の霊、魔性などを祓うことが可能。
効果範囲:自分を中心に、最大周囲15mの距離。
・裁きの章I
効力上昇:機械に憑依する中級の霊、魔性なども対処可能。
効果範囲:自分を中心に、最大周囲15mの距離。

■五月葉 終夏
・スー(クローリスII)
呪術の抵抗力:下級の霊、魔性などによる呪いの抵抗力が強くなる。
中級の霊、魔性などによる呪いの抵抗力を高める。
1度の精神力の消耗で、香りの効果が届く範囲:スーを中心に、周囲35mまでに拡大。

■エリシア・ボック
・ビバーチェ(クローリスII)
呪術の抵抗力:下級の霊、魔性などによる呪いの抵抗力が強くなる。
中級の霊、魔性などによる呪いの抵抗力を高める。
1度の精神力の消耗で、香りの効果が届く範囲:ビバーチェを中心に、周囲35mまでに拡大。

■クリストファー・モーガン
・クローリスII
1度の精神力の消耗で、香りの効果が届く範囲:クローリスを中心に、周囲25mまでに拡大。
香りの拡散は、香りを発生させた際に消耗した精神力の、半分程度の消耗で可能。
香水:生成時間・1瓶×3分、1瓶につき3回まで使用可能。
   持続時間は1回につき、10分。
クローリスの花で香水を生成し、呪術に対する抵抗力を得る。


■術名:ホーリー・エクソシズム/和名:花嵐

メンバー:ラルク・アントゥルース/ガイ・アントゥルース/エリシア・ボック
     ノーン・クリスタリア/ベリート・エロヒム・ザ・テスタメント(計5名)

・魔道具
ハイリヒ・バイベル:裁きの章/哀切の章
ニュンフェグラール:ビバーチェ、ルルディ(クローリス)

・効力
フラワシ以外の霊や魔性に、光輝属性のダメージを与える。
半径35メートル範囲で花嵐を発生させ、機械に憑くような魔性の魔法防御力を、一定時間下げる。
クローリスを扱える者の命令により、花嵐が対象を追うが、その術者が視覚認識出来る距離までとする。


■術名:マグヌスエクソシズム

メンバー1:ルカルカ・ルー/ダリル・ガイザック/カルキノス・シュトロエンデ/夏侯 淵
      中願寺 綾瀬(計5名)

・魔道具
ハイリヒ・バイベル:裁きの章/哀切の章
ニュンフェグラール:リトルフロイライン(ポレヴィーク)

・効力
2つの章の効力を与えたポレヴィークは、祓魔術の光で酸の雨を包み込み、植物の蔓で直径6cmくらいの球体を作り出す。
球体で霊や魔性を囲み、破裂させ渦潮のように激しく回転し、数体に光輝魔法ダメージを与える。
機械に憑くような魔性の魔法防御力を、一定時間下げる。
※一般的なイメージです。
リトルフロイライン二丁拳銃武装:前方半径40mまで威力を落とさず、一丁につき祓魔弾を3発連射することが可能。


■術名:レイン・オブ・ペネトレーション/和名:見抜き通す雨

メンバー:七枷 陣/ジュディ・ディライド/仲瀬 磁楠/遠野 歌菜
     月崎 羽純/カティヤ・セラート(計6名)

・魔道具
ハイリヒ・バイベル:裁きの章
エレメンタルケイジ:エアロソウルLvI/アークソウルLvI

・効力
半径35メートル範囲で、機械に憑くような魔性の魔法防御力を、一定時間下げる。
メンバー内の術者が得る効果:
エアロソウルLvI・アークソウルLvIがなくとも、その効力を得ることが出来る。
メンバー以外の仲間の効果:
はっきとは見えないが不可視の魔性を見ることが出来る。




一部の方に、称号をお送りしました。

それではまた次回、シナリオでお会いできる日を楽しみにお待ちしております。


2012.12.07
・コメント部分を一部、修正いたしました。

2013.03.06
・コメント部分を一部、修正いたしました。

2013.11.29
・コメント部分を一部、修正いたしました。