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【カナン復興】東カナンへ行こう! 3

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第13章 アガデと魔族 〜現状と未来

 アガデを囲む真新しい外壁のすぐ外側。足元で山となった砂にショベルの先を突き刺して。
「……くそ」
 本能寺 揚羽(ほんのうじ・あげは)はうなった。
 じーーーっと砂に半分埋もれたショベルを見つめる。
 そこに、ひょこひょこと姫宮 みこと(ひめみや・みこと)が近付いた。
「揚羽、今日の分の材料が届きましたよ。なくなる前に間に合ってよかったですね」
 にこにこと屈託なく笑っている彼を、揚羽はショベルに両腕を預けて見る。
「何しろ今日は昨日と違って魔族兵たちが手伝ってくれていますからね。あっという間になくなっていくから、間に合わないんじゃないかと――」
 と、そこまで口にして、みことは揚羽の自分を見る様子がおかしいことに気付く。
「揚羽?」
「飽いた」
 ぼそっと揚羽はつぶやいた。
「飽いたわ!」
 今度は強く。そして足元、砂に立ったショベルをコンッと蹴った。ショベルはぐらぐら揺れて、向こう側にぱたりと倒れる。
「日がな1日、砂と粘土と灰とわらを混ぜて混ぜて混ぜるだけッ! これで飽きんやつがいたらお目にかかりたいわッ!!」
 ……えーと。
「じゃ、じゃあ型枠に流し込む人と替わってもらいますか? 魔法で焼成する魔法技師さんに交じるというのも――」
「レンガ造り自体に飽きたんじゃ!!」
「そう言われても〜〜〜」
 みことは頭を抱えそうになる。
 彼らはアガデの都の修復で使用するレンガを造っていた。材料は、かつて東カナンに降った砂の再利用だ。かつてのアガデを歩いたことがある経験から、みことはあの都が基本的に素朴な石とレンガ、漆喰で造られていたのを知っていた。だから家屋の復旧作業に大量に必要とされる資材であるレンガを造ろうと思ったのだ。実際こちらへ来てセテカに問い合わせてみたら、全然供給が足りていないという話だったし。
『造ってもらえるなら助かる。資材がなくて、兵はいるのに陽が高いうちから作業がストップしてしまうこともちょくちょく発生しているんだ』
 セテカはそう言って、必要とされるレンガの種類とおおまかな数が計算された資料を見せてくれた。それぞれの仕入れ先と納期、手に入る数の試算、不足するであろう数。……みことでも吐き気がしてきそうな量だったため、その部分は揚羽には絶対見せられないが。
 とにかく、今ある在庫の分がなくなる前に1つでも多く造るのだ、と作業を始めたのが昨日。それも、今朝からは魔族兵が作業に加わってくれたため、大幅にはかどってはいるのだが。
(揚羽の言うことももっともですね。単調な作業は飽きがきやすい。これもなんとかしないと)
 今夜の報告会議で出そうと、心の中にメモる。
「あ、そうそう」
「なんじゃ?」
「ほら、揚羽が言っていたアイデア」
「ああ。兵をいくつかの組に分けて、互いに普請の早さを競わせて早くできた組にその都度褒美を与えるというやつか」
 もちろん、ただ早いだけで箇所箇所の作りが雑で、住んでから大事があっては困る。きちんと見定め役の者がいて、建設基準を満たしているかどうかチェックも怠りなくする必要があるが、しかし節目節目で褒美があると聞けば、人夫のやる気につながって作業効率が上がる。
「あれ、好評みたいですよ。今日1日でもかなり普請の速度が上がって、はかどっているそうです。今は商業地区だけですけど、もう2〜3日様子を見て、いけそうなら居住区の家屋にも採用してみるってセテカさんが言ってました」
「そうか」
 それは良いことを聞いた、と初めて揚羽の顔に笑みが浮かんだ。
「ところで、手伝いを志願してくれたあの方はどこです? 何人か連れてアイランド・イーリへ材料の引き取りに行ってほしいんですが」
「ああ、やつならあそこじゃ」
 ほれ、と揚羽はあごで指す。
 そこには円陣を組むかのようにしゃがみ込んだ魔族兵たちがいた。よくよく見ると、その中央に埋もれるようにして座っている男が1人。
 彼らがこしょこしょと話している内容を聞くとはなしに耳にした瞬間、みことの目が皿のようにつぶれた。
「……何してるんですか、あの人は」
「魔族兵と親交を図る、と言うとったが?」
 あれが親交か、あれが。
「ま、いいでしょう。彼のことはあの人に任せるとして。揚羽、すみませんが受け取りに行ってもらえますか? 駄目でしたら僕が行ってきますので、その間レンガ造りをお願いしますね」
「……行ってくる」
 うなりながら言う揚羽に、みことは満足げににっこり笑った。



 はたしてそのレンガ造りの手伝いを志願して現れた男とは。名を、蔵部 食人(くらべ・はみと)といった。
 熱き正義感に支配された、ニット帽がトレードマークのこの男、実は有事の際にはパートナーの魔鎧魔装侵攻 シャインヴェイダー(まそうしんこう・しゃいんう゛ぇいだー)を身にまとい、悪と戦うヒーロー(見習い)である。
 かつて、南カナンへ魔族が突然侵攻してきたときも、彼は雄々しく(?)戦った。アガデのこうむった戦禍に対する報復と東カナン軍がロンウェルへ進攻したときも前線に立った。彼の(ある意味)雄姿を覚えている魔族兵たちは数多くいるだろう。比例するように、彼を憎む魔族、そしてロノウェに対して(おそらく)常人には持ち得ない深い思惟があってこそ立ち向かったに違いない(多分)その勇気に、別種の尊敬を感じる魔族も。
 しかし今、彼は大勢の魔族兵に周囲を取り囲まれていたが、その中のだれ1人として彼があの目立つ暁色の全身鎧をまとっていた人間とは気付いていなかった。
 シャインヴェイダーは彼と連れ立って現れたときから人型をとっていて
「みんなー、休憩とらなーい? 差し入れ持ってきたよ〜♪」
 と愛想をふりふり食べ物や飲み物を配る姿はツインテールのかわいい女の子にしか見えなかったし、だれも「蔵部 食人」としての顔を知らなかったからだ。
 だから彼は今、人間・蔵部 食人として魔族兵たちの輪に入り、正体を知られることなく堂々と議論していたのである。
「やっぱ、ほどよくハリ・ツヤ・弾力があるのがサイコーだよなぁ」
「こう、手をあててすっぽり収まるぐらいのやつが俺は好きだ。だからぜひそれくらいはがんばってほしい」
「何言ってんだ? あーゆうのは大きけりゃ大きいほどいいんだよ。こう、下から支える手にずっしりとくる重量、指の隙間からはみ出る白い双丘がだなぁ――」
「ばかな!? あの細身にそこだけ肉があったら違和感ありありだろーが! あれでいいんだよ! いや、あれがいーんだ!」
「ケッ。貧乳なんざおっぱいじゃねえ。男の体と同じじゃねーか。自分の胸見て何が楽しいんだ? アホか、おまえ」
「アホはおまえだ! 全然違うぞ! においたつようなあのほのかなふくらみがいいんじゃないか! 肋骨のラインを包み隠すように薄紅色の肌がそこだけ少し盛り上がっていて、指でなぞりたくなるようなピンクベージュの先端が――」
「っておまえ、なんでそんな詳しく知ってるんだ?」
「あ。前に野営地で時間間違えて湖でバッタリでくわし――ぐぼおおっ!?
 いっせいに周囲から魔弾を浴びたその魔族兵はゴロンゴロン転がった先でぷしゅ〜っと黒煙を上げた。
(……おおう。でっぱい派もちっぱい派も関係なしかよ。さすがロノウェ軍魔族兵!)
 内心汗をかきつつも、食人はその場にとどまった。
「でな。俺はこうも思うんだ。でかくなきゃビキニが似合わねぇってな。やっぱ、大人の女はビキニだぜ。それも白だな」
「なにを!? 水玉ワンピースだってなかなかだろうが!」
「そりゃイカ腹のガキにしか似合わねーよ」
「偏見だ! それは完全にきさまの偏見だぞ! 謝れ! 全国のちっぱいとちっぱい好きとさらにワンピースを持ってる全女子に全力で謝れ!」
「……セパレートもいいと、俺は思うんだなー」
「フッ。ワンピース、セパレート……たしかにそれも、デザインによってはアリだ。だがな、ビキニには遠く及ばねぇ。あの小さな三角で隠しきれず、上からも下からも覗くぷりんとしたおっぱい! その下に生まれる影! 何より水際へ向かって走る中、ぶるんぶるん揺れるあの躍動感! あれがワンピースに出せるか? セパレートなんざ、押しつぶしてやがるじゃねーか! あの自由さ、奔放さがビキニ以外に出せるっていうのかよ! オラァ!!」
 でっぱい派、ちっぱい派の話はえんえんと続く。
「で? おまえはどうなんだ? 人間」
 ぽん、と太い手が、聞きに徹していた食人の肩を掴んだ。
「もとはといやぁおまえが持ち出したネタだろうが」
「そうだった。よお人間、おまえはでっぱいか? ちっぱいか?」
「俺、はなぁ…」
 どう言ったものか。うーん、と腕組みをして考える。
「そっちのあんたたちのように貧乳萌えが分からないわけではないが、本人があんなに己の貧乳を気にしていちいち過剰な反応を示してるんだから、やっぱり彼女の願いがかなうよう、俺たちが全身全霊でもって協力してあげるのが彼女のためじゃないかな? そうすりゃあんなに気にしなくてもよくなるだろ?」
「ほー。協力ってなどういうふうにだ?」
 ニヤリ。男がいやらしい笑みを浮かべる。
「知ってるか? 胸ってな、もむほど大きくなるんだぜ? 乳腺が刺激されてホルモン分泌がよくなるらしい」
「もむ、って――」
 ボンッと一気に顔に熱が集まって、真っ赤になった食人の前。ヒッヒと笑って男は続ける。
「だからよ、毎日こう、男の手で――げはあァァッ!!
 男はまたも魔弾の集中砲火という制裁を受けて、先の男の横にテンテンと転がった。
「人間。まさかおまえ、実践しようなんて考えてるんじゃないだろうな?」
「え? い、いやっ! お、おおおお俺、彼女いるしっ!」
 そのままもげて飛んでいきそうな勢いで首を振る食人を、じーーーーっと疑わしそうな複数の目が見つめる。
「そうか。なら、いい」
「……ダーリンってば、もー!」
 離れた所で様子を伺っていたシャインヴェイダーが、話にすっかりのめり込んで丸まった食人の背中に憤激していた。
「アガデの人たちと魔族のわだかまりを解くにしても、まずはキチンと安定した生活に戻してあげるのが先決だ、って話し合ったの、つい昨日じゃなかった? 彼らは帰る家がない不安な日々を送っているんだから、魔族との関係がどうこうよりもこれからの生活という今直面している危機の方を解決しなくちゃいけない、って。だからこうして作業のお手伝いに来てるっていうのにー」
 ほとんど仕事しないで、サボってるじゃん! ダメダメじゃん!
 そりゃ、魔族の人たちと友好を築くのも大切だけどー。
「ボク、委員長ちゃん呼んでこよーかなぁ」
 そうつぶやいたときだった。
 シャインヴェイダーの横を、少女が通り過ぎる。
 くるぶし近くまであるベール、風をはらんでふくらむフレアスカート、頭の両横で編み込まれている緑の髪。
「えっ? ……ええ???」
 驚きのあまり何も言えないでいるシャインヴェイダーの前、彼女はまっすぐ食人の背に向かって突き進んでいった。

  ――ドカッ!!

「ここで一体何の話をしているの、あなたは」
 1語1語に重みを乗せて、ロノウェは食人を踏み敷く。
「……えーと。『委員長ちゃんの胸はこれから大きくなるべきか、否か』について、ちょいとアンケートをですねー…」
 しかしそこにいるのは食人とロノウェだけだった。ロノウェが現れた瞬間、クモの子を散らすように魔族兵は散ってしまっていた。そして大分距離をとった先で、戦々恐々と2人を見守っている。
「そんなものをとって、どうしようっていうの?」
「そらーもう、魔族と人間の友好の一助として、共同作業の1つにしてはどうかと報告会議で提案――」
 もう十分聞いた、それ以上は知るか!! とばかりにロノウェは全ての力を乗せた靴先で目の前の尻を蹴り飛ばす。
おふゥッ!! い、委員長ちゃん、ちょっと遅れたけどその格好ナイスー!」
 グッと親指を突き出し、自分が鼻血を吹いていることにも気付かずとびきりの笑顔を浮かべながら西の空へ向かって飛んでいく食人。彼は思った。次のアンケートは『委員長ちゃんはズボンをやめてスカートを履くべきか、否か』だと。
「ダーーーリーーーンッ!!」
 あわててあとを追って走るシャインヴェイダー。
「まったくもう……一体何がしたいの? 彼は」
 いつもながら全然分からない、と首をふりふりロノウェはみんなの元へ戻っていく。
 そこには、人間の代表たちを連れたゲドー・ジャドウ(げどー・じゃどう)シメオン・カタストロフ(しめおん・かたすとろふ)がいた。
 彼らはデモが起きたこと、それに対するネイトたちの対応に不満を持っていた。彼らの言葉をそのまま使えば
「そりゃないんじゃねーの?」
 だ。
 魔族の来訪を反対するデモが起きました、じゃあ魔族の人たちには都の外側にいてもらいましょう、ハイ魔族は来てませんよ――なんだそりゃ? くさいものにはふたをしろ、邪魔な石は目につかない奥へ向かって蹴り飛ばせ、ってか?
 そんなことしたって何の解決にもならないのは全員知ってるくせに。わざと先送りして、いつの間にか消えてなくなってるのを期待する――ガキなら許されるかもしれないが、そんな理屈がこの大人社会でいつまでも通じるかってんだ!
 お互い、相手の前で堂々と吐き出し合えばいい。
 どんな醜いことも、身勝手なことも。憎しみも、悲しみも、ちゃんと目に見える相手にぶつけてしまえばいいんだ。セラピーだの何だの、肝心の相手がいない所でいくらやったって、そんなもの、またすぐ自分の中へ戻ってくるだけだ。完全に消え去ったりしない。
 そうしたところで、不満や納得できない部分は多々残るだろう。
 でも、それができるなんて、だれが言った?
 同じ種族間ですら、完全に分かり合うなんてできないのに。
「さあ、吐き出しちまえよ」
 レンガ造りをしていた手を止め、こちらの様子を伺っている魔族兵たちを前に、ゲドーはうながす。
「やつらを前にしても言えねーんだったら、壁ん中戻ったら二度と口に出すな。そんなのはただの愚痴だ。真っ当な意見じゃない」
 やがて、ぽつりぽつりと人々は口にしはじめた。
 小さな声で、そのほとんどは魔族兵には聞こえなかっただろう。だが、周囲の者たちが口を開き始めたことに緊張を緩ませて、ついにその声は通常会話ほどの大きさになり、それも、すぐ叫びほどになった。
 彼らの気が大きくなっていったのは、魔族兵が彼らを攻撃するような動きを一切見せなかったこともあるし、先ほど、食人と魔族兵たちが大真面目にしていた貧乳・巨乳談義という、滑稽な姿を見たおかげでもあった。
「はい、ストップ!
 そんで魔族側、あんたらの方はどう? この際だ、何でも言ってしまえよ」
 ゲドーが促すまでもなく、人間がピタッと口を閉じた途端、魔族兵たちはガンガン文句をぶつけてきた。それらはザナドゥ側にいたゲドーや、彼らと戦ってきたコントラクターにとっては耳新しい内容ではなかった。だが、アガデの人々にとっては初耳だった。
 それに対し「でも!」と人間側が応酬する。「そんなこと、わたしたちは知らない! 関係ない!」。それもまた、耳新しいことではない。
 すぐに人間・魔族、どちらもいっせいに叫び始める。相手の耳に入っているようには見えなかったが……それでいいと思った。アガデに戻り、安心する場所へ戻って、彼らはここでのことを思い出すだろう。1つ1つ、今度は吟味し始める。自分の言ったこと、相手の言い分。それでいい。
「ところで、ロノウェさま」
 彼らのやりとりを傍観しながらシメオンが訊く。
「そういえば、ナントカ条約だか宣言だかで魔族が地上へ行くことが決まりました。この前の申請書の山といい、あれだけ魔族が移住するとなると、ロンウェル過疎ったりしませんか? 逆に、ロンウェルなりザナドゥへ人間を受け入れとかするご予定は?」
「リュシファル宣言ね」
 応じながらも、ロノウェは目の前の光景から目を離さず、自分の兵たちがとる態度を見張っている。もしも我を忘れて人間にとびかかったり魔弾を撃ったりする者が出たら、厳しく処罰せねばならない。
「まだ特区の選定も済んでいないからどの程度の魔族が移住することになるか不明だけれど……べつに、ロンウェルの魔族だけが移住するわけではないから。ロンウェルに移住したいという魔族もいるから、過疎る心配はないでしょうね。
 ザナドゥへの受け入れについては私が決めることではないから分からないわ。パイモンさまと人間側の代表が話し合って決めることよ。ただ、これはあくまで私個人の意見だけれど。もしザナドゥへ移住するとしたら、人間はあの瘴気への耐性をどうするか考えることが必要でしょうね。それに……この太陽と月の昇る世界を捨てて、あんなうす闇の世界で住みたがる人間っているのかしら?」
「ま、もの好きな人間は、どこにでもいますから」
「なるほどね」
 今日1日、いろいろな場所でさまざまな人間を見てきたロノウェは、妙に納得できる思いでうなずく。
 彼らの見守る中、魔族と人間の舌戦はいつ果てるともなく続き、それは太陽が西に傾いても終わる様相を見せることはなかった。



『東カナンへ行こう!3 了』

担当マスターより

▼担当マスター

寺岡 志乃

▼マスターコメント

 こんにちは、またははじめまして、寺岡です。

 過去最悪の大遅刻をしてしまいました。大変申し訳ありません。
 何か理由があればいいのですが、ありません。すべてわたしの不徳の致すところです。
 参加してくださった皆さまに対しては、本当に申し訳ない気持ちでいっぱいです。猛省しています…。


 今回、ようやくアガデ復興を書けてほっとしました。
 次回はいよいよバァルの結婚式です。カナン再生記、ザナドゥ魔戦記と続きましたこの東カナンストーリーの大団円的なシナリオになればいいかと思っています。
 そのため、ちょっとした工夫もする予定。
 詳細につきましてはまた後日、マスターページに書かせていただくことにしまして、この場はこれにて筆を置かせていただきたいと思います。


 それでは、ここまでご読了いただきまして、ありがとうございました。
 次回でもまたお会いできたらとてもうれしいです。
 もちろん、まだ一度もお会いできていない方ともお会いできたらいいなぁ、と思います。

 それでは。また。


 ※2/20 一部文言の修正をさせていただきました。