なし

リアクション

３０）キルラス・ケイ（きるらす・けい）

「こんにちは。
今回のゲストは【にゃんこスナイパー】キルラス・ケイ（きるらす・けい）さんです」
「にゃんこじゃねぇさぁ！
俺は魔弾の狙撃手！」
「え、にゃんこの狙撃手？」
「にゃんこじゃないって言ってるさぁ！」
怒るキルラスだが、迫力は全然ない。

「さて、それでは、さっそくお写真を見てみましょう」
「あっ、俺の主張、スルーされたさぁ……。これがトッドさんの話術なのか？」

【２０２２ゴスロリ】龍雷ネタ班

「まあすてき！　ゴスロリの女装のお写真ね。
この格好の時、どういうお気持ちになられたの？
ぜひ詳しく教えてくださらない？」

「女装した時の気持ちなぁ……」
キルラスが遠い目をする。
「人ってどうにでもなれって思うとなんでもやれちゃうんだなー、なんて思ったさぁ。
逃げようと思ったけども女子軍団に囲まれて逃げきれなくて
もうどうにでもなーれ！　って思って着たら、
そんなんじゃつまらないってことで脱がされてあの写真になったっていうねぇ。
女子がコワイと思った瞬間だったさぁ……」

「あらあら、でも、男の子の方が案外肌が綺麗だったりするのよね。
うらやましいわ」

「というか、トッドさん、
女装ネタ多いよなぁ？
もしかしてそう言う趣味が……」

「では次の質問に参りましょう」
「またスルーされたさぁ！？」

「国頭　武尊さんからのご質問です。

異種族との恋愛や結婚について、
「地球出身の出演者全員」にどう考えているか答えて貰いたい

ということです」

「好きになったことにあれこれ理由はいらないと俺は思うねぇ。
ただそれが結婚となると、
ちょっと法律やら何やら見えない壁に阻まれるかもしれないけどなぁ。
それを超えられてこその愛なんじゃないかなーなんて。
……ソレより、どこに愛だの恋だの落ちてるのかリア充に聞いてみたいさぁ……」
「キルラスさん、
にゃんこなのにモテないんですか？」
「にゃんこじゃねえさぁ！
あと、なんでにゃんこだとモテるのかわかんねぇさぁ！」
「かわいいですのに」
「かわいくないさぁ！」

「では、次の質問です。
アキラ・セイルーンさんの質問です。
「これまでの活動を振り返り、一番印象に残っている出来事は？」」
「パラミタに来て初めてのクリスマスが一番印象に残ってるねぇ。
なんせ俺がリア充を狙撃ーなんてことし始めたきっかけだったからなぁ〜」
「まあ、そうでしたの？」
「地球にいた頃は特殊部隊内でしか行動してなかったから、街に出歩く機会がなくてなぁ。
だからこっち来てリア充がいっぱい居るのを見て、
なんかこう、反射的にライフル構えて狙撃しちゃってた☆みたいなねぇ。
一応怪我とかはさせてないさぁ〜」
ケラケラ笑いながら、キルラスが言う。
「女装ＢＬでリア充になるというのはいかがかしら」
「それは遠慮させてほしいさぁ」

「では、今回は【非モテにゃんこスナイパー】のキルラスさんとお送りしました」
「意外とひどいこと言われてるさぁ！？」