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第七章 夜の公園

※この章は多少の過激な表現を含みます。
過激な表現が苦手な方はこの章は読みとばしてください。

 昼はカップルや家族連れで賑わう明るい公園も、日が暮れると、違った表情を見せる。
 夕方頃のナガン ウェルロッド(ながん・うぇるろっど)小牧 桜(こまき・さくら)のデートは、まだ平穏だった。
「おい、あのクレープ買ってこい」
 ナガンはベンチにどかんと座って、桜に命じた。
「はい」
 桜は従順に答え、クレープを買いに行った。
 ナガンは桜にとってパラ実入学以来憧れていた人なのだ。
 だから、空京で声をかけられた時には、天にも昇る思いだった。
 クレープ店のおじさんは、何かの被害にでもあったようなボロボロの百合園女学院の制服を着た桜にギョッとしたが、2人はひとまず仲良くクレープを食べた。
 胸の大きなピエロ姿の女性と、一見清楚な雰囲気だが制服の一部が破れている百合園女生徒という組み合わせは異様ではあったが、2人は2人なりに雰囲気良く並んでベンチに座っていた。
「くっせぇなぁお前」
「いろいろと染みついてしまってるんでございますの。いろいろと……」
「そんなもの、ナガンが洗い流してやるぜー」
「まぁ……うれしいですわ」
 そんなことを話しながら夜が暮れ……少し公園の暗い所を歩いていた2人は、いい雰囲気になってきた。
 偶然に見かけて声をかけた桜だったが、ナガンは意外と気に入った。
 ペットにしてやってもいいかなと思ってきたので、そう言おうかとしたとき、桜がポシェットからサバイバルナイフを取り出した。
「何の真似だぁ、小牧桜」
「ナガン様が好き。わたしの恋人にしたいんです……。……だから死んでくれませんか」
 刃渡り13センチの刃物を向けて、桜は告白する。
 頬を赤く染めながら、うっとりとした表情で。
 恋する乙女の瞳をして、桜は素早くナイフを繰り出した。
「ちっ!!」
 ナガンはそれを避けつつ、チェーンソーを取り出す。
 どこに入っていたかは謎だが、ナガンはチェーンソーを勢い良く稼働させ、桜に向けた。
「ナガンはペットしか作る気はねぇ……だから恋人になりたきゃ殺してみせるんだなァ!」
「元よりそのつもりでございますわ!」
 桜はそう言いながら、体を反転させた。
「おいおい、殺して見せるんじゃないのか! ああんっ」
 ナガンはチェーンソーを手に、桜を追いかける。
 彼女と自分ではリーチに差がある、と桜は考えた。
 それゆえに公園の砂場まで逃げ、そこで振り返った。
「なんだー、砂場に埋めてもらうのがお望みか? いいぜー、白い砂を真っ赤に染めてやるよ!」
 ナガンのチェーンソーが光り、普段の公園では聞かれないような音がして、バシャッと公園の砂場に赤い液体がこぼれた。
 普段は子供がバケツで水でも流して遊んでいるであろう砂場に、鉄の匂いを帯びた血が撒かれる。
「うふ……うふふふふふっ!」
 桜の可愛らしい口元から、狂喜を帯びた笑い声が漏れた。
「さて、次はどこがいい? ナガンは優しいからなぁ。お望みの場所から行ってやるぜえ」
「こんなに……こんなに想って下さって、うれしいですわ、ナガン様。さすが、わたしの見込んだ方……!」
「飼い主にじゃれつく反抗的なペットには折檻しねぇとな! しつけって大事だろ?」
「そうですわね。ああ、その想いの強さ……感激ですわ、ナガン様!」
 その言葉と共に、桜は大きく砂を蹴り上げた。
「うわっ」
 桜の黒い下着が、百合園制服のスカートの下から見えると同時に、ナガンは砂で目潰しをくらった。
「桜ちゃんのいい思い出になって生きてくださいませ! 一生のお願いでございますわ!」
 一気に勝負と掛けるべく、桜はナガンにサバイバルナイフを突き立てた。
 肉を刺す感触がして、桜は今日一番の笑顔を見せる。
 だが、ナガンは動きを止めず、チェーンソーの刃が、桜の髪の毛を数本散らした。
「きゃっ!」
 ナイフで愛する人を殺して独占しようした少女から出てるとは思えない、可愛らしい悲鳴が桜から上がった。
「ひどいですわ、ナガン様。あと少しで永遠にナガン様はわたしのものでしたのに」
「こんなに退屈しない面白いデートを、ナガンとしては中断させるわけにはいかないぜー」
 体から血を流しながら、ナガンが微笑む。
「さーて、続きをしようかあ」
「…………!」
 サバイバルナイフという獲物がなくなった桜は、ひとまず逃げ出した。
 次の武器を求めて。
 その桜をナガンが追った。
「どこだこのアマァッ! そこかぁああ!」
 2人のデートは明け方まで続いたのだった。

                ★

 蒼空学園の超巨乳ロリっ娘メイド秋葉 つかさ(あきば・つかさ)は、百合園学園生徒会執行部『白百合団』の才女崩城 亜璃珠(くずしろ・ありす)に命じられた通り、首輪とリード、犬耳カチューシャ、犬尻尾を付けて、夜の公園にやってきた。
「ふふ、ホントにその格好で来たのね。恥ずかしくなかったの?」
「お仕置きを受けるのが、メイドの仕事でございますから……」
 もじもじとしながら、つかさは赤い顔で答える。
 つかさは下着を一切着けていなかった。
 犬尻尾を体にくっつけているためである。
 新しく出来たペットの従順さに満足し、亜璃珠はつかさを撫でた。
「そう、いい子ね。ちゃんと出来た子にはご褒美としてお散歩をさせてあげないといけませんわね」
 そう言うと、亜璃珠はつかさの首輪についたリードを引っ張った。
「あっ……」 
「あ、ではないでしょう? つかさ。あなたは犬なのよ?」
 亜璃珠の美しい瞳に見つめられ、つかさは小さく返事をした。
「わん」
「そう、良く出来たわ。それと、犬は二足歩行しないわよね?」
 ひゅんとアリスのムチが鳴り、パシンとつかさの足が叩かれる。
「申し訳ございません。亜璃珠様」
「犬は口を利かないですわ」
 パシンとアリスのムチが動いて、つかさの超ミニスカートが叩かれ、犬尻尾のくっついた白いお尻が露わになる。
「くぅ〜ん」
 犬らしい返事をして四つん這いになったつかさに満足し、亜璃珠は彼女を連れて、夜の公園を散歩した。

 亜璃珠のリードに引っ張られながら、時折、人の気配を察し、つかさがビクッとする。
「夜だから他のペットの散歩もいるのかしら、くすす」
 わざと人に会いそうなエリアぎりぎりを歩きながら、亜璃珠はつかさの恥ずかしさを煽っていく。
「……あら?」
 人の声がして、つかさがビクッとする。
 すると、公園の植物の陰から、ロザリィヌ・フォン・メルローゼ(ろざりぃぬ・ふぉんめるろーぜ)が出てきた。
「ロザリィじゃない」
「あら、アリス。ごきげんよう」
「ごきげんよう、ロザリィ。紹介するわ。最近出来たペットのつかさよ」
「まぁ、メイドさんの姿をしたお犬なら、二重の意味で従順で素晴らしいですわね、おーっほっほっほ! よろしくお願いいたしますわ」
 口元に手を当てて高笑いするロザリィヌに、つかさは礼を返す。
「はい、あの……」
「おほほほっ、お犬なら『わんっ』って返事いたしますわよね?」
 さすがは亜璃珠の姉妹というべきか。
 ロザリィヌは亜璃珠とつかさの状況を察し、高笑いしながらそう言った。
「わんっ」
 つかさは素直に従い、そう鳴いた。
「おーっほっほ、良く出来ましたわ。褒めて差し上げてもよくってよ!」
 ロザリィヌはそう言うと、すっと亜璃珠に抱きついた。
「ご褒美もあげないといけませんわね、亜璃珠。つかさに姉妹のスキンシップを見せてあげましょうよ」
「それはいいわね、ロザリィ」
 亜璃珠は賛成し、ロザリィヌと一緒にベンチに行くと、2人で並んで座って、ロザリィヌの体に触れた。
「あなたはそこでお待ちなさい」
 ロザリィヌの命令に従い、つかさはじっとベンチのそばで待つ。
 ベンチに座った亜璃珠は、ロザリィヌの肩を抱き、そのままキスをした。
 2人の唇が重なり合い、そのまま舌を絡ませ合う。
 そして、二人はお互いの体に触れ……。
 つかさはその様子を、『まて』という命令を聞いたまま、ずっと見ていた。
 その瞳が段々と熱を帯び、心なしか露出部分の多い肌も、淡く染まっていた。
 ロザリィヌはそんなつかさを見て、熱く絡み合っていた亜璃珠からちょっと離れ、笑いながら指摘した。
「ね、アリス。よく考えたら……犬なのに服を着ているのっておかしいですわ! 脱がした方が、らしくなるのではありませんのっ? おほほっ!」
 彼女特有の高笑いを聞き、亜璃珠はつかさに命じた。
「そうね。犬は犬らしくしないと……ね」
 亜璃珠はそれ以上言わなかったが、その瞳には絶対的な強さがあった。
「あ、あの……」
「なにかしら、つかさ」
 小さく微笑んだ後、亜璃珠の言葉に凄味が加わった。
「犬は口を利かなくてよ。ただお返事だけするの」
「……わん」
 従順なるメイド犬は、命じられるままに、服を脱いだ。
 胸を強調した超ミニのメイド服が脱ぎ捨てられ、普段はメイド服に押し込まれたその胸も犬尻尾のくっついたお尻も、すべてが露わになる。
「膝の上にいらっしゃい」
 亜璃珠に命じられ、つかさが膝の上に乗った。
 つかさの白い肌の上を、亜璃珠の手が滑る。
「おーっほっほ、焦らしてしまった分、きちんとご褒美をあげなくてはなりませんわねっ!」
 ロザリィヌもつかさの体に触れ、2人はじっくりとつかさの体とお互いの体を楽しんだのだった。