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聖服機甲バスガイガー!

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聖服機甲バスガイガー!

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エピローグ


「今日のツアーすごかったですね」
 コースを回り終え、観光客を降ろすため解散場所に向かうバスの中非不未予異無亡病 近遠(ひふみよいむなや・このとお)は隣に座るユーリカ・アスゲージ(ゆーりか・あすげーじ)へと声をかける。
「そうですわね。バスガイガーやゲイルバンの皆さんがモヒカン達をあっという間に倒していく……とてもすばらしいものを見せてもらいましたわ」
「そうよね! そうよね! とってもかっこよかったよね!」
 そこに入ってきたのは興奮気味の綾原 さゆみ(あやはら・さゆみ)。隣に座っていたアデリーヌ・シャントルイユ(あでりーぬ・しゃんとるいゆ)は申し訳なさそうにぺこぺこと頭を下げていた。
「そうでございますね。それに加えてバスガイドも出来るなんて文句なしでございます」
 さゆみの言葉に同意するアルティア・シールアム(あるてぃあ・しーるあむ)
「これを機に貴公も少しは身を守る術を得てみてはどうだろうか?」
 イグナ・スプリント(いぐな・すぷりんと)が近遠へ向けて言う。
「そうですね……考えておきます」
 近遠は少し考えてから特にやる気もなさそうな顔で言った。
「アデリーヌさんは楽しめたでございますか?」
 アルティアは一連の会話を黙って聞いていたアデリーヌへと声をかける。
「わたくしですか? ……そうですね。楽しかったですね。さゆみも楽しめていたみたいですし」
「もちろんよ! 料理はとても美味しかったし、バスガイガーとモヒカンの戦闘も間近で見れたし!」
「さゆみちゃんはとても楽しめたみたいですわね」
 未だにハイテンションなさゆみを見て微笑むユーリカ。
「うむ、そこまで楽しめたのであればバスガイガー達も頑張ったかいがあるというものであろうな」
「そうでございますね」
「あ、そうだ! 私、デジカメで沢山写真取ったんでみんなで見ませんか?」
「それはいいですね。ぜひ」
「あたしも見ますわ」
「では我も拝見させていただこう」
 さゆみのまわりに集まる三人
「ふふっ……」
 そんなさゆみ達を見て微笑むアデリーヌ。
「どういたしましたか、アデリーヌさん」
 アデリーヌの横へと移動するアルティア。
「いえ、さゆみが楽しそうにしていて良かったなぁと思いまして」
「ふふふ、アデリーヌさんはいつもさゆみさんの事ばかり考えているのでございますね」
「大切な人ですから。今回は誘われる形でこうして来ましたが、来て良かったと思っています。それにわたくし自身もとても楽しめましたから」
「それはよろしいことです。こういうことは楽しまなければ損ということでございますからね」
「そうですね」
 二人は賑やかな四人を見て微笑んだのだった。

 モヒカン達の襲来以降何事もなくバスは無事に解散場所へと到着。観光客を降ろし、夕日の中へと姿を消していったのだった。


担当マスターより

▼担当マスター

瓜生和希

▼マスターコメント

皆さん初めまして。今回初めてシナリオを担当させていただいた瓜生 和希です。これからどうぞよろしくお願いします。
そして今回のシナリオにご参加してありがとうございました。
初めて……そして、あまり戦隊ものとかを知らないためてんやわんやしていましたが無事完成させることが出来ました。
他のプレイヤーの皆さんと絡ませる感じで執筆してみましたが如何でしょうか……? 


そして、アクションどおりに行動をさせることが出来なかった方が出てしまって申し訳ございません。
やはりバスガイガーになりたいというアクションが多数寄せられ、全員そうできれば良かったのですが、やはり普通のバスガイドもいなければ……とアクションを読み延々と考えた結果、今回のリアクションとさせて頂きました。

後は、空京周辺について自分が無知だっため、あまり詳しくかけなかったという点と、途中の戦闘シーンなどで似たような事を書いてしまっていたりと自分の未熟さが目立ってしまい申し訳ありません……。


それでも斜め上を行くアクションなどがあり、とても楽しく執筆させていただきました。何名かには称号を贈らせて頂こうと思います。

ここまでお付き合いくださり、ありがとうございました!