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強襲のゆる族 ~可愛いから無害だと誰が決めた?~

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強襲のゆる族 ~可愛いから無害だと誰が決めた?~
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リアクション


エピローグ

 ニルヴァーナ・フェアは数時間の修復後再び開催された。
 反旗を翻したゆる族たちは全員が反省し、フェアの手伝いをして罪滅ぼしを行っている。
「大丈夫ですか?」
 たいむちゃんはひよこに戻った隊長に声をかける。
「……貴方たちにも失礼なことをした」
「いいんですよ! みんな無事でしたし、被害も少なかった。だから大丈夫ですよ。あ、そうだ! せっかくだから、ニルヴァーナ・フェアの案内をさせてください暗い気持ちも晴れますよ?」
 そう言って、たいむちゃんは返事も聞かずに駆けてしまう。
 その邪気の無い瞳と姿を見て、ひよこ隊長は自嘲したような笑みを浮かべた。
「そうか……可愛さとは……その無垢さからくるのだな……それを忘れた我々が最初から勝てる道理が無かったのだ」
「何をしてるんですか? 早く行きましょう」
「ああ、今行く」
 たいむちゃんの後ろをひよこ隊長が続き。
「……結局、我輩は終始空気だったわけだな」
 鳥人型ギフトはディスプレイケースで正座をしながら、ふぅ、とため息をついた。



 ──了──




担当マスターより

▼担当マスター

西里田篤史

▼マスターコメント

 こんにちは、本シナリオを担当させていただいた西里田篤史というものです。
 今回のシナリオに参加してくれた方々にこの場を借りて、厚く御礼申し上げます。

 短い挨拶となりましたが、今回のシナリオはひとまず終わりとなります。
 また、何かのシナリオで皆様とお会いできるのを楽しみにしております。
 それでは、失礼致します。