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リアクション
第1回POCカードバトル優勝者は、小鳥遊美羽さんに決定いたしました!
おめでとうございます!!!
◇ ◇ ◇
件名:勝負は時の運。
エリシア・ボック(えりしあ・ぼっく)は、1回戦敗退の残念な結果報告メールを、夫婦でイチャイチャしているのだろうパートナーの
御神楽 陽太(みかぐら・ようた)に送信する。
ふと楽しげに歩く声が聞こえて来て、何気なく顔を向けると、1回戦で負けた相手が、パートナーと共に帰途につこうとしているところだった。
「2人とも、2回戦まで行って負けたから、引き分けで罰ゲームは無いですよね!」
先を歩く
千返 ナオ(ちがえ・なお)が振り返り、そう言って笑った。
千返 かつみ(ちがえ・かつみ)も、それに内心ほっとしつつ、頷く。
「楽しかったか?」
「はいっ!」
元気に頷き、跳ねるように歩くナオに、かつみも、楽しい一日だったかな、と思った。
◇ ◇ ◇
「さーっ、打ち上げ、打ち上げ!
回らないお寿司食べ放題! コードのおごりだからねー」
ルカルカ・ルー(るかるか・るー)は楽しそうだ。
仲間内でした、「一番負けた人が寿司奢る」の賭けは、一人1回戦負けした
コード・イレブンナイン(こーど・いれぶんないん)の敗北という結果で終わった。
「……仕方がない」
一体桁は幾つになるのだろうかと覚悟しつつ、コードは潔く諦める。
「あっ、ハルカ! ハルカもお寿司食べに行こう! 回らないやつ! 奢り!」
「おすし?」
ルカルカは、ハルカを見つけて声を掛けた。
きょとん、とハルカは首を傾げる。
「えっ、お寿司食べたことないの? 美味しいよ。食べよう! 行こう!」
ルカルカは、ハルカの腕を取り、ハルカも誘われるままについて行く。
「学校は、楽しいか?」
そんなハルカに、
ダリル・ガイザック(だりる・がいざっく)が訊ねた。
とっても、と笑うハルカに頷く。
「近々、オリヴィエ博士のところへ面会に行こうと思っている。何か伝言があるなら届けよう。
ああ、店に着いたら、マイクを出そう」
「ありがとうなのです」
「博士と、カードゲームで一勝負するのも面白そうだな」
「あっ、ダリルってば、結局ハマってるんだ?」
ルカルカが楽しそうに笑った。
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Last
担当マスターより
▼担当マスター
九道雷
▼マスターコメント
当シナリオにご参加ありがとうございました。
非常に大変なシナリオでしたが、各バトルを本当に楽しませていただきました。
あのバトル中の私の興奮をどうやって伝えたらいいのか!(リアで伝えろよという……)
ちなみに対戦結果が二回戦からダイジェストになっておりますのは、最初からの予定で、提出日が守れなかった問題とはまた別です(すみません)。
決勝戦だけは普通に実況したかったのですが、三つ巴という変則マッチとなってしまい、
書くのも読むのもワケが分からないことになってしまいますので、分かりやすくダイジェスト描写とさせていただきました。
デッキに30枚まで組めるのに、ノーマルカード58枚しかなかったら、皆似たような内容になっちゃうよね……と思っていたのですが、
届いたデッキを見てみたら、
ガチな勝負デッキ有り、校長デッキ有り、イルミンスールデッキ有り、蒼空デッキ有り、
全部のカードをパートナーと半分こするという胸キュンデッキ有り、等等等、
色々個性的なデッキが多くて、本当に楽しかったです! 全デュエリストを応援してた!!
ちなみに、みすみカードをデッキに入れていた方は6名もいらっしゃいました。皆さん勇気ある!
トオルが決勝に進んでしまってホントすみません。
余談ですがトオルとハルカの試合は割愛していますが一応バトルしてます。9ターン目でトオルの勝利。
一応、可能な限り間違いがないように計算をしておりますが、もしもミスを発見されても、
「プロ野球の審判も、時々ありえないジャッジしてるよね」的なアレでお見逃しいただければ幸いです。
また、今回、大会優勝者には「初代デュエルキング」、
残る決勝に進んだ方に「デュエルマスター」、
他、参加の皆様には「デュエリスト」の称号をお贈りしています。
カード案のアイデアを下さった皆様もありがとうございました。
もしも次の機会がありましたら参考にさせていただきたいと思います!
それと、「30」の妄想NPC回復カードで、回復シチュエーションの妄想が無かった方は、こちらで何となく想像で書いておりますので……
もっと弾けた妄想をされていた方には申し訳なく。