黒留 翔です。
『森の聖霊と姉弟の絆・後編』に参加して頂いた皆様、お疲れさまでした。ネタバレにあたる部分も後述していますので、まだリアクションを読んでいない方はマスターコメントよりも先にそちらをお読みいただくと良いと思います。
また、この結末をハッピーエンドと見るかバッドエンドと見るかは皆様それぞれの尺度にお任せ致します。ただし私個人が初め企図していたもの(敢えて言うならトゥルーorノーマルエンド?)より遥かに犠牲が少なく済んだことだけは確かです。……いやぁ、宮沢賢治氏の『銀河鉄道の夜』でもジョバンニ君が言っていましたが、「本当のさいわい」って何なんでしょう。難しい問題ですね。
一応、ネタばらしとして死ぬ(=魂の消滅的な意味合いも含む)可能性が高かった順番も示しておきます。不要な方は読み飛ばしてください。
【高】 ソーン≧ハガル=ヴィズ>>>カイ>>>>リト 【低】
理由としては、ソーンが自分の悲願を達成させるためには死ぬ必要があり、彼自身端からそのつもりであったこと。転生ポッドのシステム上、上手く動作した場合でもハガルとヴィズはどちらか一方しか蘇らせることが出来なかったこと。リトはカイを含む契約者たちに護られている可能性が高かったことから、それぞれ上記のような順になっています。
ですが各キャラクターそれぞれに助けたいと言って下さった方がいたため、実際の結果はこれと異なる方向へ進みました。
さて、次回作ですが、心の中でやろうかどうしようか迷っていた後日談についてご要望を頂いたこともあり、もう一話だけ務めさせていただこうかなと考えているところです。内容としては、フラワーリングでのおまけ要素の強いシナリオになるかと思います。先に今回が最終話と言っておきながら誠に恐縮ではありますが、もしご興味を持っていただけた場合には是非そちらにもご参加ください。
また、今回これまで謎にしていた部分などは可能な限り全て回収するよう努めたつもりではありますが、説明不足やGM本人が忘れている伏線等あるかもしれません。それに対する疑問点やツッコミなどありましたら、シナリオ参加者用の掲示板か次回作のアクション投稿欄にてお尋ねいただければと思います。私の方から掲示板に直接書き込みをすることはありませんが、次回リアクション本文にて回答となるような描写を入れさせていただくつもりです。
今回は本当にありがとうございました。