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【蒼フロ2周年記念】タシガンの血闘

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【蒼フロ2周年記念】タシガンの血闘

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■■■ War Cry


続くラドゥのターン。カードを一枚ドロー。

「クリーチャー、『異次元胃袋』ファル・サラーム(ふぁる・さらーむ)を召喚するッ!」

レベル48 『異次元胃袋』ファル・サラーム 戦闘力4800

「これは少し特別なクリーチャーでな。毎ターンお菓子をやらないといかんのだが」
ラドゥはそういうと、ポケットから飴玉を取り出して、召喚したファルに投げつけた。

「それでは『鷹村真一郎』で攻撃する!」

ラドゥの指示で、鷹村が高周波ブレードを手に突撃開始!


「『うざジャスティス』と『幸運の勇士』でブロックする!
 パートナーとして同時に防御だ!
 『うざジャスティス』の能力で、防御時には戦闘力が2倍になる!」
「無駄だッ!
 『ファル・サラーム』の特殊能力で『うざジャスティス』の能力を一時的に停止させる!」
といいつつ再びファルにお菓子を投げるラドゥ。
能力を使うたびにお菓子が必要なようだ。

 鷹村の高周波ブレードが唸り、またもや墓地送りになる『うざジャスティス』。
 しかし鷹村も2体の反撃を受けて墓地送りに!

「ここで『鷹村真一郎』第二の能力発動だ。
 このクリーチャーが墓地に送られると、手札から1枚クリーチャーを選んで場に出すことができる。
 クレア・ワイズマン(くれあ・わいずまん)召喚だ! フハハハハー!!」


レベル53 クレア・ワイズマン 戦闘力5300

「レベル53……?
 弱いクリーチャーとはいえないけど、そこまで勝ち誇るほどのものか?」
真奈美の疑問に対し、クレアがにっこりと笑う。
「私のカードは結構強いんだよ」



ラドゥのターン終了(手札5枚)


このまま何もしなければ、ファルとクレアの攻撃で10100点のダメージを受けて真奈美の敗北である。ドロー!
(真奈美手札7枚)

「来た!
 まずクリーチャー【改造人間パラミアント】五条 武(ごじょう・たける) レベル46を召喚だ!
 さらにイビー・ニューロ(いびー・にゅーろ)を使う! このカードはクリーチャーとしても使えるが、エンハンスとして使うことでパラミアントの攻撃力を2倍に引き上げることができる!!」


【改造人間パラミアント】 戦闘力9200


真奈美のカードに応じて、バイクに乗った改造人間が走ってきた。
イビーは単体ではレベル35クリーチャーなので、真奈美はパラミアントを引くまで待っていたのだ。

「だがこれだけじゃまだ相手クリーチャーを完全には防ぎきれない……
 しかたない、このカードは使いたくなかったけど、体力のあるうちに使っておくぜ……
 魔法カード『ヒーローメモリー』を発動!」


ティア・ユースティ(てぃあ・ゆーすてぃ)さんのカードです。


「なんだと……
 それはあまりに危険な効果から、1枚制限に指定されたカードではないか!」

ラドゥを怯えさせる脅威の魔法、『ヒーローメモリー』とは!?

『特撮ヒーローのDVDをノンストップで見る。途中で寝たプレイヤーは敗北する』

というものである。

「では『不思議少女カナンなイナンナ』で」
「それはヒーローじゃないから却下」
「じゃあ『大哲人アンティポン』」
「アレはロボット物だろう、ヒーロー物とは言えんな」
「細かいこと気にするなあ。それなら『宇宙哲人シマイザー3』ならいいだろ」

そんなこんなでおおよそ10時間経過。

「くっそー、なんだよあのオチ!」
「続編があるのだ。わかっていて選んだのではないのか?」
「そんなの知らないよ! ターン終了だ!」

真奈美手札4枚。